お値段そのままにメモリ増量。 8インチWindowsタブレットのドスパラ「DG-D08IW2SL」が登場。8.9インチと10.1インチモデルも再登場!

PC

2019年2月22日、ドスパラを運営する株式会社サードウェーブは、Atom x5-Z8350搭載のWindows 10 タブレット3機種を数量限定で再販売開始しました。
このうち、8インチモデルについては値段据え置きでメモリを2GBから4GBに増量した「DG-D08IW2SL」となっています。

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スペック

メーカーDG-D08IW2SLDG-D09IW2SLDG-D10IW3SLi
名称ドスパラ
発売日2019/022016/102017/05
定価19,800円(税別)24,800円(税別)29,800円(税別)
実売価格
価格条件
CPUAtom x5-Z8350
メモリ4GB
メモリ規格DDR3L
メモリ増設×
2.5inch64GB eMMC
M.2×
画面8インチ8.9インチ10.1インチ
解像度1280*8001920*12001920*1200
ベゼル幅
表面
タッチ対応5点マルチ10点マルチ
グラフィックHD 400
光学ドライブ
USB2.01(micro)
USB3.01(3.0)
USB3 Type-C
USB PD
HDMImicro
LANポート
wi-fi802.11 ac
Bluetooth4.0
office×
カードリーダーmicroSD(〜64GB)
Webカメラ2M(フロント)
2M(リア)
2M(フロント)
5M(リア)
赤外線カメラ×
NFC×
指紋センサー×
Windows Hello×
オーディオジャック
マイク
スピーカーモノラルステレオ
スピーカー位置上側面左側面
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー
稼働時間6.0Hr7.0Hr6.5Hr
ACアダプタDC 5V / 2ADC 5V / 3A
充電時間
急速充電
214mm235mm260mm
奥行き128mm157mm168mm
高さ9.1mm9.5mm9.6mm
重量0.380kg0.495kg0.590kg
開口角度タブレット
カラーブラック
その他特徴保護シート貼り付け済
HDMI変換ケーブル付属
保護シート貼り付け済
GPS
USB変換ケーブル付属

特徴

ドスパラは複数の画面サイズでタブレットを発売しているのが特徴で、「DG-D08IW2SL」は8インチ、「DG-D09IW2SL」は8.9インチ、「DG-D10IW3SLi」は10.1インチとなっています。

基本的なスペックはおおよそ共通していて、CPUはCherryTrailのAtom x5-Z8350、メモリは4GB DDR3L、ストレージは64GB eMMCとなっています。
以前は8インチモデルは唯一メモリが2GBだったのですが、今回の再販にあたり、4GBに増量されました。

CPUは非力な部類に入りますが、ネットサーフィン、SNS、動画視聴くらいなら耐えられます。
特にメモリが4GBあるので、メモリをバカ食いするChromeなどでも快適性を確保できるでしょう。

ストレージの64GBというのも地味にありがたい部分だったりします。
このクラスの標準である32GBだと、Windows Updateで躓いたりすることがあるのですが(最近は解決している?)、64GBあれば、(私物データで圧迫されない限り)この問題は回避できます。

3モデルの違う点は解像度とUSB、カメラ、それとバッテリーくらいです。
その違いも「8インチ」と「8.9/10.1インチ」で分けられています。

「8インチ」は解像度が1280×800でUSBは給電用のmicroUSBのみと、スマホ寄りの構成になっています。後述しますがインターフェースも縦持ちタブレットな配置となっています。
「8.9/10.1インチ」は解像度が1920×1200(WUXGA)でUSBはmicroUSB+Type-A(3.0)となっていて、多少の拡張性を確保しています。
FHD(1920×1080)ではなくWUXGA(1920×1200)となっているあたりが素晴らしいですね。

なお、「8インチ」はこの弱点を補うために、オプションで充電しながらUSB機器をつなげるY字ケーブル(1,980円)が用意されています。
まぁ、これを使ってもUSB2.0止まりなのですが、無いよりはマシです。

カメラは「8インチ」がフロント/リアともに2M(200万画素)で、「8.9/10.1インチ」はフロント2M/リア5M(500万画素)です。
とはいえ、Windowsタブレットでカメラを多用する場面というのはSkypeくらいしか想像がつかないわけですが…

「8インチ」のインターフェースはこのようになっています。
縦向きに使うことが前提になっていて、Windowsボタンも縦位置に配置されています。

「8.9/10.1インチ」はサイズこそ違いますが、インターフェースの種類や並びは共通となっています。
スピーカーは一応ステレオですが、左右にあるのではなくどちらも左側面にあるため、ステレオ感はないと思ったほうがいいです。

実際の写真で見るとこんな感じで、AndroidタブレットにWindows PCの要素が加わったような感じです。

ちょっと嬉しいのが、標準で液晶保護シートが貼り付け済み(3モデル共通)となっている点ですね。
別途購入するとそれだけで1,000円以上しますし、そもそもちょうど合うものがあるのかも不明ですから。

まとめ

ドスパラのタブレットの歴史は、2014年12月に発売された「Diginnos DG-D08IW」が最初になるでしょうか。
この時ははまだCherryTrailではなく、BayTrail世代のAtom Z3735Fでした。

それから4年とちょっと、Windowsタブレットブームも過ぎ去り、タブレット向けのAtom系CPUすら終息したにもかかわらず、販売休止をはさみつつではありますが、販売を続けているメーカーというのはほとんどありません。
しかも、CPU、メモリ、ストレージをちょこちょことグレードアップしつつ、価格を維持している点も嬉しいところです。

そんなドスパラタブレットですが、今回も価格は維持されたままとなります。

DG-D08IW2SL:19,800円(税別)
DG-D09IW2SL:24.800円(税別)
DG-D10IW3SLi:29,800円(税別)

この他、専用キーボードが別売されており、8インチ用が2,000円、8.9インチ用が2,500円、10.1インチ用がなんと1,000円となっています。

CPU調達の関係からか今回の販売は数量限定となっています。
最近では中華タブレットでもCeleron N4000/N4100採用モデルが出始めていますし、CherryTrailの製品寿命的にも(なにせ登場が2015年3月ですし…)おそらくは今回か次くらいがラストになるんじゃないかと思います。

関連リンク


Diginnos DG-D08IW2SL

Diginnos DG-D08IW2SL – ドスパラ
Diginnos DG-D09IW2SL – ドスパラ
Diginnos DG-D10IW3SLi – ドスパラ
ニュースリリース

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