日本で通販サイトといえば最大手の楽天や最近話題のZOZOTOWNなどが思い浮かびますが、中国にも大きな通販サイトがいくつも存在します。
その中でも電子系というか、がじぇっとりっぷが取り扱いそうなジャンルに強い通販サイトの一つが『GearBest』です。
がじぇっとりっぷも時折利用しています。
ただ、やっぱり海外の通販サイトということで、漠然と怖いイメージを持っていたり、手続きや支払いリスク、トラブル時の対応などで敷居が高く感じる人も多いのではないでしょうか。
がじぇっとりっぷも初めて利用するときはかなり悩みました。
結論を先に言ってしまうと、決済手段にPayPalを利用するだけで、その他は一般的な通販サイトと変わりません。
そこで今回はがじぇっとりっぷが購入したときの記録を通じて、「あ、ほんとに変わらないんだな」をいうことを示していきたいと思います。
PayPalに登録する
なにはともあれ、PayPalへの登録が必要です。
PayPalは世界で2億5000万人以上が利用する「安全」で「かんたん」なオンライン決済サービスです。
IDとパスワードのみで取引を行えるようになるため、クレジットカード情報や銀行口座情報を取引相手に渡す必要がありません。
さらに「買い手保護制度」というものがあり、代金の支払いをしたのに商品が届かなかったり、注文した商品と全く違う商品が届いたとき、あるいはデジタルコンテンツのダウンロードができなかった時に、返金してくれます。
手数料が約3.5%ほどかかりますが、そもそも為替レートが変動したらあっという間にそのくらいは変わりますし、PayPalを通さなくてもクレジットカード会社のレートでの取引となってあまり変わらなかったりするので、実際のところはほぼ気になりません。
PayPal登録の住所を利用する通販サイトもあるようなので、住所は英語で登録しておくほうが無難でしょう。
なお、『GearBest』は独自で住所を設定するので、あまり関係ありません。
『GearBest』アカウントを作成する
アカウントの作成は、他のWEBサービスと変わりありません。
メールアカウントとパスワードで仮登録、届いたメールに記載のURLから本登録という流れとなります。
欲しい商品をカートに入れる
今回はこのマウスを買ってみたいと思います。
Alfawise WM02 Vertical Wireless 2.4GHz Mouse – BLACK
「Add to Cart」でカートに入ります。
「Buy Now」だと注文画面に移動します。
カートを確認する
右上のカートのアイコンをクリックすると、カートの確認画面に遷移します。
ちょっと簡素かなぁと思いますが、わかりやすさという点では問題ありません。
オーダー画面
カートの画面で「Proceed to Check out」をクリックすると注文画面となります。
未ログイン時はここでログイン画面をはさみます。
住所はマイページからも設定できますが、ここで設定してもいいでしょう。
おそらく一番戸惑うのがこの住所入力だと思います。
とはいえ、郵便番号さえ間違ってなければ最寄りの郵便局なり配送センターなりまでは届くわけで、あとはそこの配達員が理解できる書き方であれば、そこまで厳密な書き方にこだわる必要はありません。
「ZIP / Postal Code」にハイフン無しの郵便番号、「Phone Number」は頭の0を取る(090始まりなら90に)くらいが注意ポイントでしょうか。
また、この画面で配送方法を選択することができます。
商品ページでも配送方法を変更することはできます(下の画像)が、注文画面のほうがより細かい選択肢が表示されます。
大抵の場合はChina Postが最安値となっているとは思いますが、China Postもちゃんと追跡コードが発行されるので、到着まで時間がかかることを気にしなければ、そのままで問題ありません。
決済方法を選ぶ
デフォルトはPayPalとなっているので、そのまま進みます。
PayPalで決済する
PayPalのログイン画面が表示されます。
ログインすると決済画面となります。
この日のドル円のレート(109.85円)だと1060.44円ですが、PayPal内レートは1ドル109.74円付近のようです。
ここに3.5%の手数料が加算されて1,096円となっています。
購入完了
「PAY NOW」をクリックすると決済が行われて、取引完了画面となります。
到着まで
以前に注文した時の記録を掲載します。
一部伏せ字としています。
2018年11月11日(シングルデーですね)に注文し、12月3日に受け取りました。
かなり時間がかかっていますがこれは一年で最も混雑するシングルデーであったことが大きな要因で、通常は2週間から3週間程度で到着します。
2018-11-11 21:02:04 Shipment information received 2018-11-17 09:31:59 HONG KONG - HONG KONG,Fpx pciked up shipment. 2018-11-17 09:31:59 HONG KONG - HONG KONG,Shipment arrived at facility and measured. 2018-11-27 12:27:00 SINGAPORE,SINGAPORE S05,Dispatch from outward office of exchange, 〜国内へ〜 2018-11-30 16:42:00 KANAGAWA,KAWASAKIHIGASHI,219-8799,Arrival at inward office of exchange, 2018-11-30 16:43:00 KANAGAWA,KAWASAKIHIGASHI,219-8799,Held by import Customs, 2018-12-01 03:00:00 KANAGAWA,KAWASAKIHIGASHI,219-8799,Departure from inward office of exchange, 2018-12-02 16:57:00 XXXXXX,XXXXXXX,000-0000,Processing at delivery Post Office, 2018-12-03 00:00:00 XXXXXX,XXXXXXX,000-0000,Absence. Attempted delivery., 2018-12-03 00:00:00 INTERNET IVR,The request of re-delivery was received., 2018-12-03 00:00:00 XXXXXX,XXXXXXX,000-0000,The request of re-delivery was received.,Scheduled delivery date:Dec 3 From 18:00 to 20:00 2018-12-03 19:48:00 XXXXXX,XXXXXXX,000-0000,Final delivery,
受け取り
国内購入と違う点として、輸入商品には関税ないしは輸入消費税がかかる場合があります。
代金は受け取り時に払うことになります。
幸い(?)というか、がじぇっとりっぷはこれまでに払ったことはないのですが、高額商品を購入した場合は手元に現金を用意して受け取りに望んだほうがいいでしょう。
商品は国内通販のようにダンボールでがちがちに保護されているわけではなく、最低限レベルとなります。
箱が凹むくらいのことは日常なので、そこは覚悟しましょう。
まとめ
『GearBest』での購入の流れを説明しましたが、基本的に国内の通販サイトと変わらないことが伝わったでしょうか。
10年位前までは敷居の高かった個人輸入は、今ではもう国内で買うのとほとんど変わりません。
さらには国内で買い物をしていたのに海外発送となっており、知らないうちに個人輸入を行っていたというケースもあります。
どんな場合かというと、Amazonで100円とか200円くらいの安いパーツなのに送料無料となっているものですね。これはだいたい中国発送です。
このように個人輸入の敷居が低くなった今、海外から通販に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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