2019年4月24日、ドスパラを運営する株式会社サードウェーブは、ゲーミングブランドのGALLERIA(ガレリア)で『Core i7-9750H』と『GeForce RTX 2070/GTX 1660Ti』を採用した、15.6インチ/17.3インチのゲーミングノート4モデルを発売しました。
スペック
メーカー | ドスパラ | |||
名称 | GALLERIA GCR2070RGF | GALLERIA GCR1660TGF | GALLERIA GCR2070RNF | GALLERIA GCR1660TNF |
発売日 | 2019/04 | |||
定価 | 229,980円(税別) | 179,980円(税別) | 229,980円(税別) | 189,980円(税別) |
実売価格 | ||||
価格条件 | ||||
CPU | Core i7-9750H | |||
グラフィック | GeForce RTX 2070(8GB) | GeForce GTX 1660 Ti(6GB) | GeForce RTX 2070(8GB) | GeForce GTX 1660 Ti(6GB) |
チップセット | HM370 | |||
メモリ | 8GB | |||
メモリ規格 | DDR4-2666 | |||
メモリ増設 | 最大32GB | |||
2.5inch | 最大1TB HDD | |||
M.2 | 512GB(NVMe) | |||
画面 | 15.6インチ 120Hz | 17.3インチ 144Hz | ||
解像度 | 1920*1080 | |||
ベゼル幅 | 太 | |||
表面 | – | |||
タッチ対応 | – | |||
光学ドライブ | × | |||
USB2.0 | – | |||
USB3.0 | 2(Gen1) 1(Gen2) | |||
USB3 Type-C | 1(Gen2) | |||
USB PD | × | |||
HDMI | ○ | |||
LANポート | 1GbE | |||
wi-fi | 802.11ac wave2 Intel AC9560 | |||
Bluetooth | 5.0 | |||
office | △ | |||
カードリーダー | SDXC | |||
Webカメラ | 720p | |||
赤外線カメラ | – | |||
NFC | – | |||
指紋センサー | – | |||
Windows Hello | – | |||
オーディオジャック | ○(in/out) | |||
マイク | ○ | |||
スピーカー | 3W + 3W | |||
スピーカー位置 | ||||
サウンド | オンボード内蔵 | |||
キーピッチ | ||||
キーストローク | ||||
キーボードバックライト | ||||
バッテリー | ||||
稼働時間 | ||||
ACアダプタ | 280W | 180W | 280W | 180W |
充電時間 | ||||
急速充電 | ||||
幅 | 383mm | 419.2mm | ||
奥行き | 260mm | 287.1mm | ||
高さ | 29.5mm | 31.9mm | ||
重量 | 2.36kg | 2.96kg | ||
開口角度 | ||||
カラー | ||||
その他特徴 | 「LFS池袋」24時間無料体験ペアチケット mini-DP | 「LFS池袋」24時間無料体験ペアチケット ゲーミングバッグ(限定) mini-DP |
特徴
4モデルは画面サイズとGPU以外は共通となっています。
わかりやすく書くと下記のようになります。
GALLERIA GCR2070RGF(RTX2070 / 15.6インチ液晶) 税抜229,980円
GALLERIA GCR1660TGF(GTX1660Ti / 15.6インチ液晶) 税抜179,980円
GALLERIA GCR2070RNF(RTX2070 / 17インチ液晶) 税抜229,980円
GALLERIA GCR1660TNF(GTX1660Ti / 17インチ液晶) 税抜184,980円
4モデルに共通して採用されている「Core i7-9750H」は”Coffee Lake Refresh-H”に属するCPUで、6コア/12スレッド、動作周波数2.6GHz、最大周波数4.5GHz、TDPが45Wとなっています。
“Core i-9000H”シリーズの中ではミドルクラス下位に位置しています。
「Core i-9750H」と、前世代の「Core i-8750H」を比較すると、L3キャッシュが増え、ベースクロック、最大クロックともに上昇しています。
この2つは結構効果が大きいポイントなので、ベンチマークスコアも結構伸びるんじゃないでしょうか。
参考:Core i-9000Hシリーズ(Coffee Lake Refresh-H)
Core i9-9980HK 8コア/16スレッド 2.40GHz/TB 5.00GHz L3=16MB TDP45W
Core i9-9880H 8コア/16スレッド 2.30GHz/TB 4.80GHz L3=16MB TDP45W
Core i7-9850H 6コア/12スレッド 2.60GHz/TB 4.60GHz L3=12MB TDP45W
Core i7-9750H 6コア/12スレッド 2.60GHz/TB 4.50GHz L3=12MB TDP45W
Core i5-9400H 4コア/8スレッド 2.50GHz/TB 4.30GHz L3=8MB TDP45W
Core i5-9300H 4コア/8スレッド 2.40GHz/TB 4.10GHz L3=8MB TDP45W
参考:Core i-8000Hシリーズ(Coffee Lake-H)
Core i9-8950HK 6コア/12スレッド 2.90GHz/TB 4.80GHz L3=12MB TDP45W
Core i7-8850H 6コア/12スレッド 2.60GHz/TB 4.30GHz L3=9MB TDP45W
Core i7-8750H 6コア/12スレッド 2.20GHz/TB 4.10GHz L3=9MB TDP45W
Core i5-8400H 4コア/8スレッド 2.50GHz/TB 4.10GHz L3=8MB TDP45W
Core i5-8300H 4コア/8スレッド 2.30GHz/TB 3.90GHz L3=8MB TDP45W
GPUについては以下のような違いとなります。
GTX 1660 Ti | RTX 2070 | |
アーキテクチャ | Turing | Turing |
CUDAコア数 | 1536 | 2304 |
ベースクロック | 1140〜1445 MHz | 885〜1215 MHz |
ブーストクロック | 1335〜1590 MHz | 1185〜1440 MHz |
メモリ | 6GB DDR6(標準) | 8GB DDR6(標準) |
メモリ速度 | 12Gbps | 14Gbps |
メモリ接続幅 | 192bit | 256bit |
メモリ帯域幅 | 288 GB/s | 448 GB/s |
リアルタイム レイトレーシング | × | ○ |
VR Ready | ○ | ○ |
消費電力 | 60〜80W | 80〜115W |
一番違うのはリアルタイムレイトレーシングの有無で、スペック自体も「RTX2070」が「GTX1660Ti」をすべて上回っています。
本体についてはサイズ以外は共通で、インターフェースは15.6インチ/17.3インチともにまったく同じとなっています。
上が15.6インチ、下が17.3インチです。
正面から見ると大きさ以外の差が分かりません。
同様にキーボードです。
キーボードのサイズ自体は同一で、左右の幅が異なっています。
というか縁のデザインが左右非対称なんですね。
左側には有線LANポート、HDMI、miniDP、USB Type-A/Type-C、ヘッドホン/マイクと並んでいます。
右側は電源ポート、USB Type-A×2、SDカードスロットだけです。
さらに画像にはありませんがスピーカーは3W+3Wと、1.5Wや2Wくらいが一般的なノートとしては、かなり強力なサウンドとなっています。
背面には排気口があるだけで、端子のたぐいはありません。
背面にインターフェースを並べがちなゲーミングノートとしては珍しいですね。
冷却は合計6本のヒートパイプと、ふたつのファンでまかなっています。
CPU、GPUは分かるのですが、左の一本がつながっている先は何でしょうか…?
特典として全モデルにeSports施設「LFS池袋」の24時間無料体験ペアチケット(15,000円分)がついてきます(※規程枚数がなくなり次第終了)。
また、17.3インチの2モデルには先着50台限定で、オリジナルゲーミングバッグ(というかリュック)(幅340mm、高さ495mm、奥行き250mm)がプレゼントされます。
厚みがあるし、上部は水が入りにくい構造になっているので、普通に使いやすそうなリュックです。
まとめ
CPUが「Core i7-9750H」になり、結構なパワーアップとなった(と思われる)ドスパラのゲーミングノートですが、価格は179,980円〜229,980円(税別)となっています。
この価格は2019年2月に発売された、「Core i7-8750H」搭載モデルからほぼ据え置きでかつ、ストレージ構成が1TB HDD+256GB M.2 SSDから512GB M.2 SSDに変更となっているので、実はかなりお得になっています(ゲーミングするなら2.5インチもSSDを入れますしね)。
「Core i7-8750H」から「Core i7-9750H」への世代交代は結構早かったのですが、ロードマップを見るとモバイル向けハイエンドは次世代の”Comet Lake H”は2020年2Qとなっています。
ということは、少なくとも1年くらいは現行世代が最新モデルとなるわけです。
8コアの「Core i9-9980HK」を待つといいう選択肢もありますが、「Core i9-8950HK」での価格例を見るに、安くて25万円、真面目な構成だと30万円コースになるでしょう。
そう考えると「RTX2070」で229,980円というのは、買いどきと言えるんじゃないでしょうか。
関連リンク
GALLERIA GCR2070RGF – ドスパラ
GALLERIA GCR1660TGF – ドスパラ
GALLERIA GCR2070RNF – ドスパラ
GALLERIA GCR1660TNF – ドスパラ
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