おフランス感ある。MonkeyBidouille「MB01」はフランス製のRyzen搭載オーディオPC

2019年5月7日、フランスのPCのメーカーMonkeyBidouilleが、USBオーディオDACを内蔵したおしゃれなRyzen搭載ミニPC「MB1」の予約を開始いたしました。

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スペック

メーカー MonkeyBidouille
型番 MB01
価格 1450ユーロ〜
発売日 2019/05
320mm
奥行き 250mm
高さ 100m
容量 8.0L
OS Windows 10
Ubuntu
CPU Ryzen 3 2200G
Ryzen 5 2400G
CPU世代 Zen
Passmark値 1836 / 7311
1942 / 9309
ベース周波数 3.5GHz
3.6GHz
バースト周波数 3.7GHz
3.9GHz
グラフィックチップ Radeon Vega 8
コア/スレッド数 4C/4T
TDP 65W
チップセット B350
メモリ 4GB DDR4
メモリスロット 2
メモリ最大 32GB
ストレージ 250GB M.2 SSD
1TB HDD(2.5inch)
SATAポート数 1
M.2 1
mSATA ×
USB2.0(内部) ×
USB2.0(外部) Rear x 2
USB3.0(内部) ×
USB3.0(外部) Front x 2(3.0)
Rear x 2(3.0)
Rear x 2(3.1)
USB type-C ×
SDカード ×
LAN Rear 1Gb x 1
RTL8111H
Wi-fi 802.11 ac
Bluetooth 4.2
D-Sub ×
DVI ×
HDMI Rear x 1
4K対応(HDMI)
DisplayPort Rear x 1
4K対応(DP)
シリアルポート ×
S/PDIF Rear x 1
オーディオジャック Front x 1
Rear x 4
サウンドチップ Fiio Olympus-E10K
光学ドライブ ×
PCI-Eスロット ×
eSATA ×
赤外線 ×
Optaneメモリ対応 ×
最大消費電力
電源 300W / 12V
ノイズレベル 14.8dB
VESA ×
付属品 HDMIケーブル
その他 PS/2

特徴

まず最初の特徴はそのおしゃれな外見でしょう。
カーブの付いた木製フレームと下部にアルミニウムプレートをあしらったフロントは、PCというよりもオーディオ機器と呼んだほうが良さそうです。
実際、70年代Hi-Fi(High Fidelity:高忠実度、高再現性)機器をイメージした設計だそう。
サイドスリットは吸気口も兼ねているようです。

サイドから見ると、フロント部が斜めになっています。
このあたりも70年代っぽさを感じさせますね。

もうひとつの大きな特徴は、欧米でベストセラーとなったUSB DACのFiio「E10K」を組み込んでいることです。
単品での「E10K」はmicroUSBで入力・給電を兼ね、出力はHeadPhone、LINE OUT、COAXIAL OUTの三通りとなっています。

ざっくりとした仕様は以下のようになっています。

DACチップ:PCM5102
オペアンプ:LMH6643
サンプリング周波数:32/44.1/48/96kHz
出力:200mW(32Ω THD<1%)
S/N比:≧105dB
コアキシャル・デジタル出力:ステレオPCM
周波数特性:20~20,000Hz
ヘッドホン・インピーダンス:16~150Ω

ただ、ちょっとマヌケな感じというか、本当にただ内蔵しているだけで、内部で入力させているわけではなく、本体のUSBとDACのmicroUSBを接続する必要があるようです(見づらいですが真ん中の黒いUSBケーブルでつながっています)。
この仕様だと、手持ちのポータブルプレイヤーのDACとしても活用できなくもないので、一応合理的といえば合理的なのでしょうか…

PC部分のスペックはmini-ITXなRyzenと言い切れる仕様です。
マザーボードはMSI「B350M PRO-VDH」と書いていますが、実際はMSI「B350I PRO AC」のようです(そもそも「B350M PRO-VDH」はmicroATXですし)。

フロントはUSBが2つに「E10K」のものと思われるボリュームダイアルとオーディオジャック、電源ボタンです。
電源ボタンは古き良き押し込み式の四角ボタンって感じで、いいですね。

リアのインターフェースは「B350I PRO AC」のまんまです。
PCIeスロットがある部分にはガワを剥いだ「E10K」が配置されています。上の単体の画像と見比べると、端子配置がそのままです(前面だけフロントまで延長しているようです)。
電源にはbe quiet!(本社:ドイツ)の「TFX POWER 2」が使われています。80PLUS Gold取得の300W TFX電源です。
2014年発売のモデルで、国内ではほぼ取り扱いがない製品ですが、海外では£55(約8,000円、発売時価格)と安価で性能のいい電源としていくつもレビューが見つかります。

CPUクーラーにはオーストリアのNoctua「NH-L9a」を採用しています。
92mmのファンを備えたトップフロー型ロープロファイルCPUクーラーで、「DeskMini」シリーズでの定番となっていますね。
とはいえ、上の画像を見る限り、2.5インチHDDがかなり邪魔をしているような…

ソフトウェア面ではメディアプレーヤーソフトの「Kodi」がプレインストールされているとのこと。
元はXbox向けのメディアセンターアプリで、現在はオープンソースでホームシアターPC(HTPC)向けのメディアプレーヤーソフトとして開発が推められているものです。

リビングに置いたイメージです。
見事に溶け込んでいますね。無骨なブルーレイプレーヤーとかがこんな雰囲気だったらテレビ台の中じゃなく、見えるところに置くのですが。

まとめ

「MB1」はデザイン極振りかと思いきや、USB DACを内蔵した、一風変わったオーディオPCでした。
とはいえちゃんとデザイン面も評価されており、いくつもアワードを受賞しています。

中身も意外と堅実なパーツを選んでおり、PCとしても問題なさそうです(唯一気になるのはDACが裸で載っている点でしょうか)。

価格はRyzen 2200G/4GB Mem/250GB M.2 SSD/1TB HDDの構成で1450ユーロ(約178,000円)です。
Ryzen 2400Gはプラス155ユーロ(約19,000円)、他にメモリやストレージの増量もできますが、価格的には自分で増設したほうが良さそうです。
ちょっと高いかなぁと思いますが、少量生産モノと考えれば、このくらいのプレミア価格になるのでしょうか。

一応国外からの注文も受け付けているようですが、その際は送料込みでの価格を見積もったうえでご連絡くださいとのこと。
なお、予約受付は5月20日16時頃までとなっています。

関連リンク


FIiO E10K (amazon)

MB1 – MonkeyBidouille