2019年9月11日、中国のPCメーカーCHUWIは、8インチUMPC「MiniBook」を国内のクラウドファンディングサイト「Makuake」にて、9月23日よりファンディングを行うと発表しました。
また、下記のキャンペーンページからメールアドレスを登録すると、25%オフの超早割価格で購入できるようになります。
スペック
※Indiegogoでの仕様を記載しています
メーカー | CHUWI |
名称 | MiniBook |
発売日 | 2019/06 |
定価 | |
実売価格 | |
価格条件 | |
CPU | Celeron N4100 Core m3-8100Y |
メモリ | 8GB 16GB(8100Yモデルのみ) |
メモリ規格 | LPDDR3 |
メモリ増設 | × |
2.5inch | 128GB eMMC |
M.2 | M.2(2242) x 1 256GB(SATA) 512GB(NVMe、8100Yモデルのみ) |
画面 | 8インチ |
解像度 | 1920×1200 250cd/m2 |
ベゼル幅 | 普 |
表面 | |
タッチ対応 | 10点マルチ |
グラフィック | HD 600 HD 615 |
光学ドライブ | – |
USB2.0 | 1 |
USB3.0 | 1(3.0) |
USB3 Type-C | 1(3.0?) |
USB PD | ○ |
HDMI | mini |
LANポート | – |
wi-fi | 802.11 ac Intel AC3165 |
Bluetooth | 4.0 |
office | × |
カードリーダー | microSD |
Webカメラ | 2M(フロント) |
赤外線カメラ | × |
NFC | × |
指紋センサー | ○ |
Windows Hello | × |
オーディオジャック | ○ |
マイク | ○ |
スピーカー | |
スピーカー位置 | |
サウンド | |
キーピッチ | |
キーストローク | |
キーボードバックライト | ○ |
バッテリー | 26.6WHr |
稼働時間 | 8.0Hr |
ACアダプタ | |
充電時間 | |
急速充電 | |
幅 | 201mm |
奥行き | 128.6mm |
高さ | 19.3mm |
重量 | 0.662g |
開口角度 | 360° |
カラー | スペースグレイ |
その他特徴 | スタイラス対応 |
特徴
「MiniBook」は2019年6月にクラウドファンディングサイトのIndiegogoでファンディングを行い、大成功を納めています。
MiniBook-Mobile Workstation In Your Hand – Indiegogo
またその時にはがじぇっとりっぷでも記事にしています。
Indiegogoのファンディングではちょこちょこと内容が追加されており、最終的にメモリは16GB、ストレージは512GBにアップグレード、指紋リーダー(電源ボタン兼用)とスタイラス対応が追加されました。
これは日本向けの特設サイトにあった仕様表です。最初から16GBメモリ、512GBストレージが用意されています。
CHUWIに確認したところ、8GBメモリ、128GBストレージのモデルもあり、複数のパターンが用意されるそうです。
ちなみに512GBストレージはM.2 SSDとなるので、正確には128GB+512GBストレージとなります。
CPUはCore m3-8100Yになっていますが、こちらもCeleronモデルが用意されるとのこと。
メモリやストレージについてIndiegogoと同じであれば、以下のようになります。
CPU | Core m3-8100Y | Celeron N4100 |
標準メモリ | 8GB | |
標準ストレージ | 128GB(eMMC) | |
メモリアップグレード | 16GB | × |
ストレージアップグレード | 512GB(NVMe) | 256GB(SATA) |
一方で、スタイラスペンや45W充電器(PD Charger)、EVAバッグのオプションは現時点ではないとのことです。
また、ユーザーとして気になるのが技適の有無です。が、この点も取得済みと回答をいただきました。
早期レビューで使われているサンプル機のラベルがCWI526(HiBook Pro)となっていたので気になっていたんですよね。
「MiniBook」そのものの仕様はIndiegogoと代わりはなく、8インチで2-in-1のYogaスタイルディスプレイ(lenovo以外でもYogaって言っていいんですかね?)を備え、タブレットスタイルで使用することもできます。
Indiegogoと違うのは、キーボードが標準で日本語配列になっている点でしょうか。
広さが限られるため変則的な配列となっており、エンターキー付近の@や「」のキーがあちこちに散らばっています。右シフトキーがないのはちょっとつらそうです。
一方で主要キーのキーピッチはフルサイズと同じ19mm幅を確保しているので、感覚的には違和感は少なそうです。
まとめ
Makuakeにおける「MiniBook」の標準価格は記事執筆時点では公開されていません。
Indiegogoではファンディング終了後も販売が継続されており、8100Y/8GB/128GBのモデルが標準価格669ドルからの20%オフで535ドル(約57,680円)となっています。
16GBメモリはプラス35ドル、512GBストレージはプラス70ドル、日本語キーボードが1ドルなので、トータルすると641ドル(約69,100円)です。
Makuakeの25%オフというのはIndiegogoの台数限定超早期価格と同じ割引率ですが、標準価格が同じとなるかまでは記載がありません。
ひとまずメールアドレスを登録しておいて、上記の価格と比較した上で、どちらで買うのがお得か判断して購入することになるでしょう(ただしIndiegogoの方が受付停止になるかもしれませんが)。
おまけ(Ubook Proのファンディングについて)
CHUWIはIndiegogoでも新製品「UBook Pro」のファンディングを実施する予定です。
非Proの「Ubook」は2019年1月から3月にかけてKickstarterとIndiegogoでファンディングを行い、合計78万ドル以上を集めました。
「UBook Pro」はCPUがCore m3-6Y30からCore m3-8100Yにアップグレードし、ディスプレイも11.6インチから12.3インチに、アスペクト比がSurface系に多い3:2に変更されました。
「UBook Pro」もキャンペーンサイトでメールアドレスを登録することで25%オフの超早割価格で購入できるようになります。
関連リンク
MiniBook – CHUWIキャンペーンサイト
MiniBook-Mobile Workstation In Your Hand – Indiegogo
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