コスパ抜群。CHUWI「MiniBook」はCore m3-8100Yモデルでも524ドルな8インチUMPC

2019年6月19日、PCメーカーのCHUWIが8インチUMPC「MiniBook」のファンディングをクラウドファンディングサイトのIndiegogoで開始いたしました。

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スペック

メーカー CHUWI
名称 MiniBook
発売日 2019/06
定価 424ドル(N4100)
524ドル(8100Y)
実売価格
価格条件
CPU Celeron N4100
Core m3-8100Y
メモリ 8GB
メモリ規格 LPDDR3
メモリ増設 ×
2.5inch 128GB eMMC
M.2 M.2(2242) x 1
画面 8インチ
解像度 1920×1200 250cd/m2
ベゼル幅
表面
タッチ対応 10点マルチ
グラフィック HD 600
HD 615
光学ドライブ
USB2.0 1
USB3.0 1(3.0)
USB3 Type-C 1(3.0?)
USB PD
HDMI mini
LANポート
wi-fi 802.11 ac
Intel AC3165
Bluetooth 4.0
office ×
カードリーダー microSD
Webカメラ 2M(フロント)
赤外線カメラ ×
NFC ×
指紋センサー ×
Windows Hello ×
オーディオジャック
マイク
スピーカー
スピーカー位置
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー 26.6WHr
稼働時間 8.0Hr
ACアダプタ
充電時間
急速充電
201mm
奥行き 128.6mm
高さ 19.3mm
重量 0.662g
開口角度 360°
カラー スペースグレイ
その他特徴

特徴

CHUWI「MiniBook」は8インチディスプレイで2-in-1(Yoga)デザインなUMPCです。
しかし、中国のPCってあまり名称に力を入れないのか、ストレートというかひねりがないというか、汎用的すぎて区別に困りますね。

2-in-1(Yoga)デザインと書いたとおり、ディスプレイは360°回転します。
ただ、タブレットモードにはちょっと不安があります。

上の画像を見れば分かりますが、タブレットモード時はちょっと浮いた感じになるようです。
このちょっと浮いた状態って、経験上画面をタッチした時にフニャフニャとなって気になることが多いので、「MiniBook」もそうなるんじゃないかなという点が気にかかっています。

CPUはUMPCではお馴染みとなった、「Amber Lake Y」世代のCore m3-8100Y(2コア4スレッド、1.1〜3.4GHz)か、「Gemini Lake」世代のCeleron N4100(4コア4スレッド、1.1〜2.4GHz)です。
ベンチマークのPassmarkの値は「m3-8100Y」が1407/3562(シングル/マルチ)、「N4100」が1008/2305(同)となっています。
「Kaby Lake」世代「Celeron 3965Y」が784/1629(同)なので、「N4100」でも思ったより性能が高いです。

インターフェースは、USB2.0、USB3.0、USB-C(多分3.0)が各1ポートづつ、MiniHDMIにmicroSDスロット、ヘッドホンジャックとなっています。左右のスリットは多分スピーカーです。
オールUSB3.0じゃないのはちょっと残念です。
あと、MiniHDMIにするくらいなら、いっそmicroHDMIの方が良かったのでは…まぁ、この辺りは部材のコストとかも影響する話なので、難しい話なのかも。

ちょっとびっくりしたのがカメラの位置で、上の画像で言うとディスプレイの左上のちょっと白くなっている部分になります。
つまり、縦持ち時に最適化されているわけで、タブレット風に使うことを主としているように見受けられます。

ディスプレイは8インチのWUXGA(1920×1200)です。ファンディングサイトではFHDとなっていますが、FHD(FullHD)は1920×1080です。世間的には混同して使われることもありますが、公式が書くにはちょっと不適切ですね。

説明文の中に「7インチは長時間見るには向いていない。PCメーカーの経験上、8インチの16:10画面のほうがより良い。実際「Chuwi Hi8 SE」は最も人気の高いWindowsタブレットとなった(意訳)」ということが書かれています。
前述のカメラの位置といい、どうもCHUWIは「MiniBook」をタブレットの延長に位置づけているようです。

ちなみに、がじぇっとりっぷの経験だと、タブレットなら8インチもありですが、クラムシェルは8.9インチはないと厳しいと思っています。
これは操作時の距離の問題で、タブレットは手に持つ操作が中心で、クラムシェルは机の上、あるいは膝の上で使うスタイルになるからです(両手持ちスタイルであればまた話が変わりますが)。

キーボードはタッチパッドがなく、6段キーボードとなっています。バックライトは搭載しています。
タッチパッド代わりに「B」「N」「スペースキー」の間に光学式のトラックポイント(Optical Finger Navigation Mouse)が用意されています。
右上の電源ボタンはいかにも指紋リーダー兼任していますって雰囲気ですが、特にそういうことは書かれていませんでした。

最近のCHUWIは日本のマーケットを重視しているからか、キートップは英語版と日本語版(!)が用意されており、日本語版はプラス1ドルとなっています。

内部には拡張用としてM.2 SSD(2242サイズ)用のスロットがあります。
CPUはヒートパイプを通してアクティブファンで冷却されていることも分かります。

まとめ

これまでUMPCは7インチを舞台に戦いが繰り広げられていましたが、ここ最近になって8インチ台に戦場が移っています。
2018年10月にクラウドファンディングで登場したTopJoy「Falcon」あたりが皮切りでしょうか(なお、下記紹介記事ではPentium N5000となっていますが、CPU供給不足問題からPentium J5005にアップグレードされています)。

2018年10月23日、深センのPCメーカーTopjoyは2018年8月にクラウドファンディングを予告していた8インチUMPC(Ultra-...

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2019年6月14日、深センのミニノートPCメーカーのGPDが、これまでより一回り大きいUltrabook「P2 Max」のプレビューページ...

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安めだけどCPUの性能が低いか、CPUの性能は高いけど値段も高めなモデルが多い中、「MiniBook」は「m3-8100Y」モデルで530ドル(約57,000円)、「N4100」モデルで429ドル(約46,200円)と価格で勝負してきています。

なお、スタート時に支払いで問題があったようで、お詫びに「m3-8100Y」モデルで524ドル(約56,400円)、「N4100」モデルで424ドル(約45,700円)のコースが用意されています。

ファンディング終了は2019年8月18日となっていますが、結構な勢いで売れているので、気になる方は早めにチェックしたほうがいいかも知れません。

関連リンク


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