2019年10月25日、MSIは6コアの第10世代Core i7-10710UとGeForce GTX 1650 Max-Qを搭載した、15.6インチのクリエイターノート「Prestige 15」を発売いたしました。
販売サイト(Prestige-15-A10SC-026JP):パソコンSHOPアーク、ソフマップ
、ビックカメラ
、アプライド
販売サイト(Prestige15-A10SC-025JP):アプライド
販売サイト(Prestige-15-A10SC-066JP):MSIストア
※サイトによっては発売開始が11月1日となっています。
モデル
OS | CPU | メモリ | ストレージ | ディスプレイ | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|
A10SC-026JP | 10 Home | Core i7-10710U | 16GB | 512GB | FHD | 177,980円 |
A10SC-025JP | 10 Pro | Core i7-10710U | 32GB | 512GB | 4K | 229,680円 |
A10SC-066JP | 10 Pro | Core i7-10710U | 32GB | 1TB | 4K | 241,780円 |
スペック
メーカー | MSI |
名称 | Prestige 15 A10SC |
発売日 | 2019/10 |
定価 | 200,000円前後〜 |
実売価格 | 178,000円〜 |
価格条件 | |
CPU | Core i7-10710U |
グラフィック | UHD Geforce GTX 1650 Max-Q(4GB GDDR5) |
メモリ | 16 / 32GB |
メモリ規格 | DDR4 |
メモリ増設 | 最大64GB |
2.5inch | × |
M.2 | 512GB / 1TB(NVMe) |
画面 | |
解像度 | 1920×1080 3840×2160 |
ベゼル幅 | 狭 |
表面 | – |
タッチ対応 | – |
光学ドライブ | – |
USB2.0 | – |
USB3.0 | 2(Gen2) |
USB3 type-c | 2(TB3) |
USB PD | ○ |
HDMI | 1 |
LANポート | |
wi-fi | 802.11ax Intel AX200 |
Bluetooth | 5.0 |
office | – |
カードリーダー | microSDXC |
Webカメラ | ○ |
赤外線カメラ | |
NFC | |
指紋センサー | ○ |
Windows Hello | ○ |
オーディオジャック | ○ |
マイク | デュアル |
スピーカー | ステレオ |
スピーカー位置 | 底面手前左右 |
サウンド | |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 1.5mm |
キーボードバックライト | ○ |
バッテリー | 78WHr |
稼働時間 | 16Hr |
ACアダプタ | 90W |
充電時間 | |
急速充電 | |
幅 | 356.8mm |
奥行き | 233.7mm |
高さ | 15.9mm |
重量 | 1.6kg |
開口角度 | 180° |
カラー | カーボングレー |
その他特徴 | M.2 空きスロットx1 Cooler Boost 3 |
特徴
「Prestige 15」はMSIではハイスペッククリエイターノートPCと呼ばれており、その名に違わず全モデルを通してCPUにはモバイル向けながら6コア12スレッドの第10世代Core i7-10710U、GPUにはGeForce GTX 1650 Max-Qを採用しています。
Core i7-10710Uは第10世代のIce Lake、Comet Lake合わせても唯一の6コアCPUです。
![](https://gadgetrip.jp/wp-content/uploads/2019/08/20190823_intel_cometlake_eyecatch.jpg)
メモリは最低16GBでストレージはM.2 SSD 512GBまたは1TB(さらに空きスロットあり!)とこちらも盛り盛りな仕様になっています。
公認ショップでカスタマイズすれば、メモリは最大64GBまで増設が可能です。
インターフェースには第10世代らしくThunderbolt3が2ポート付いています。また、Type-A端子も10GbpsのUSB3.2 Gen2になっています。
一方、カードリーダーはmicroSDとなっています。クリエイター向けを謳うなら、SDカードのほうが良かったと思うのですが・・・
Thunderbolt3経由のディスプレイ出力も可能で、HDMIと合わせてクアッドディスプレイも可能です。
本体のディスプレイはフルHDと4Kがあり、4KモデルはAdobe RGB相当の広色域、CalMAN VERIFIEDなどを盛り込んだ「True Pixel Display」となっています。
バッテリは4セル5,280mAhリチウムポリマー電池なので、だいたい78WHrくらいになります。
稼働時間は最大16時間。15分で10%分(約2時間駆動)の高速充電が可能です。
バッテリーについては他サイトのレビューで、かなり優しい条件ながら本当に16時間までいったとあるので、頑張ればモバイルできそうです。1.6kgは一昔前ならモバイルの範疇だった気がします。
電源アダプタは90Wで、USB Type-C接続となっています。結構強力なGPUを搭載しているのに、90Wで足りるんでしょうか・・・?
外観
正面から見ると、ベゼルはかなり細くなっています。上部は左右よりちょっと太く、カメラが付いています。
下部は上左右に比べれば太いですが、これまでのMSIノートに比べるとだいぶ細くなっています。
とはいえ新設計というわけではなく、「PS63 MODERN」の流用(サイズは同じでインターフェース周りが違う)と思われます。
インターフェースはかなりシンプルです。
左サイドにThunderbolt3 x2、HDMI、オーディオジャック。右サイドはUSB3.2 Gen2(Type-A) x2、microSDスロットとなっています。
キーボードは右1列追加タイプで、テンキー無しとなっています。画像は英字配列ですが、販売されるのは日本語配列となります。
「PS63 MODERN」では独立していた電源ボタンは、右上に収まりました。
また、タッチパッドがかなり大きく、4本指のジェスチャーまで対応しています。
背面には左右に排気口がありますが、ディスプレイを開くと内側に来るようになっているので、ディスプレイに沿って排気が登っていきます。
冷却が追いつくのか不安ですが、同じGeForce GTX 1650 Max-Qを搭載する「XPS 15 7590」もこの構造をとっているので、大丈夫なのでしょう。
その冷却は”Cooler Boost 3″となっています。
ゲーミングノートでは”Cooler Boost 5″になっているので、GeForce GTX 1650 Max-Qはパフォーマンスに対し発熱が少ないのかもしれません。
この辺りが電源90Wで済む理由なのかもですね。
まとめ
青いカッティングエッジが印象的で、ゲーミングノートに比べてスタイリッシュな「Prestige 15」は、FHD/16GB RAM/512GBな「Prestige-15-A10SC-026JP」と4K/32GB RAM/512GBな「Prestige-15-A10SC-025JP」が量販店モデル、4K/32GB RAM/1TBな「Prestige-15-A10SC-066JP」が公式ショップ限定となっています。
価格は「Prestige-15-A10SC-026JP」が19万円台、何故かパソコンSHOPアークだけ177,980円と極端に安くなっています。
「Prestige-15-A10SC-025JP」は販売店が少なく、229,680円でそういつ価格です。
「Prestige-15-A10SC-066JP」は241,780円と、SSDが512GB→1TBでプラス12,000円なので、まぁ悪くはないと思います。
20万円前後とかなり高額な部類にはなりますが、内容を考えると満足感は高そうです。
関連リンク
Prestige-15-A10SC-026JP:パソコンSHOPアーク
Prestige-15-A10SC-026JP:ソフマップ
Prestige-15-A10SC-026JP:ビックカメラ
Prestige15-A10SC-026JP:アプライド
Prestige15-A10SC-025JP:アプライド
Prestige-15-A10SC-066JP:MSIストア
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