グラボみたいなメインボード。 IntelのゲーミングNUC「Ghost Canyon」の分解レビューが登場

2019年9月28日、中国のKoolShareというレビューサイトに、Intelが2020年にリリースを予定しているゲーミングNUCことNUC 9 EXTREME「Ghost Canyon」のレビューが掲載されました。

レビューページ:KoolShare

今回掲載する画像は全て、上記レビューページよりお借りしたものとなります。

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スペック

メーカー Intel
型番 NUC9i9QNX
NUC9i7QNX
NUC9i5QNX
価格
発売日
238mm
奥行き 216mm
高さ 96mm
容量 4.935L
CPU Intel Core i9-9980HK
Intel Core i7-9750H
Intel Core i5-9300H
CPU世代 第9世代
Coffee Lake Refresh
ベース周波数 2.4GHz
2.6GHz
2.4GHz
バースト周波数 5.0GHz
4.5GHz
4.1GHz
グラフィックチップ UHD 630
コア/スレッド数 8C/16T
6C/12T
4C/8T
TDP 45W
チップセット CM246
JHL7540
メモリインターフェイス SO-DIMM DDR4 2666
メモリスロット 2
メモリ最大 64GB
ECC対応 ×
ストレージ ×
SATAポート数 ×
M.2 1(Key-M 2280)
2(Key-M 22110)
mSATA ×
USB2.0(内部) ×
USB2.0(外部) ×
USB3.0(内部) 1(Gen2)
USB3.0(外部) Front x 2(Gen2)
Rear x 4(Gen2)
USB type-C Rear x 2(TB3)
SDカード Front x 1(SDXC)
LAN 1Gb x 2
(Intel i219-LM、i210-AT)
Wi-fi 802.11ax
(Intel AX200)
Bluetooth 5.0
D-Sub ×
DVI ×
HDMI 2.0a
4K対応
DisplayPort ×
シリアルポート ×
S/PDIF ×
オーディオジャック Front x 1
サウンドチップ Realtek ALC256
光学ドライブ ×
PCI-Eスロット 3.0 x16 x 2
3.0 x4 x 1
eSATA ×
赤外線 ×
Optaneメモリ対応
最大消費電力 143.1W(実測、GPU無)
311.7W(実測、GPU有)
電源 500W
ノイズレベル 49.3dB(実測、GPU無)
59.3dB(実測、GPU有)
VESA ×
付属品
その他 80mmファン x 2
GPU:20.32cmまで

特徴

「Ghost Canyon」は以前に紹介したロードマップにその名が登場します。

2018年12月4日、大陸系PC総合フォーラムのPCEVAに、Intel Compute Module、Intel Compute Card...

ロードマップ上では先日発売開始した「Islay Canyon」、2019年後半に発売される「Frost Canyon」、2020年の「Ghost Canyon」となっています。

2019年10月4日、Intelは第8世代のWhiskey Lakeと、AMDのRadeon 540Xを組み合わせたNUCキット「Islay...

「Ghost Canyon」のCPUには第9世代でTDP45Wの”Coffee Lake-H Refresh”に属するCore i9-9850HK、Core i7-9750H、Core i5-9300Hが搭載されます。
特にCore i9-9850HKは8コア16スレッドというモンスター級のCPUです。

本体サイズは238x216x96mmで約4.935Lと、5L以下の容量となっています。
GPU付きのNUCといえばZOTACがMXMボードを搭載したモデルを出していますが、225x203x128mmで5.85Lなので、厚さが3/4になってますね。

ここからは画像を交えながら説明します。

本体のサイドには「Skull Canyon」「Hades Canyon」に続き、ドクロマークがあしらわれています。
ドクロは反対側にもついています。

フロントには電源、SDカードスロット、USB3.2 Gen2 x 2、オーディオジャックが並んでいます。

背面はGbE LANポートが2つ、USB3.2 Gen2が4つ、HDMI 2.0a、Thunderbolt3 x2となっています。
本体のグラフィック出力はHDMIのみですが、Thundeerbolt3まで使うことでトリプルディスプレイも可能なようです。
下の電源は500Wとなっており、8ピンx1までのGPUをカバーします。

上部には80mmの排気ファンが2つ並んでいます。
サイド吸気、上面排気となります。
ちなみに底面には電源用の吸気口があいています。

内部です。
シングルファンのGPUみたいに見えるものがメインボードです。
手前のケーブルはGPU用の8ピンです。

メインボードを外したところです。
メインボードへの電源供給は8ピンとなっているのが分かります。
電源の上にPCIeボードが載っています。

上部ファンです。80mm×2で、電源はピンではなく接触式となっています。
開けた時にピンケーブルに引っ張られない、いい工夫だと思います。

PCIeボードはメインボード接続用のx16と、拡張用のx16、x4、そしてM.2 22110スロットとなっています。
PCIeスロットを備えた上でコンパクト化する方法はドーターボードとか延長ケーブルとかいろいろと考えていましたが、メインボードまでPCIeボード化するのは考えたことがなかったので目から鱗でした。
左側に10ピンの電源があります。

メインボードです。
メモリはDDR4-2666×2で最大64GB(CPUの仕様的には128GBですが、一枚32GBまでしか発売されていないため)、M.2は2280と22110が1スロットづつ搭載されています。
M.2 SSDの主流は2280で22110はあまり聞きませんが、Optane Memoryとハイブリッドになった「Intel Optane SSD 905P」などがあります。

メインボードの裏側にはWi-fiチップが付いています。
Wi-fiはIntel AX200で802.11ax(Wi-fi 6)対応です。
アンテナ線は左右の端子につながっています。

こんな感じにボードの側面に端子が付いていて、フレームのアンテナまで延長されます。
ボードを切り欠いてLAN端子の埋め込みはSBCでありましたが、アンテナ端子の埋め込みというのは初めて見ました。

フロントインターフェース用のパネルには内部向けのUSB端子が付いています。
・・・最初に浮かんだのはVMware ESXなのですが、調べてみたら無線マウスのUSBドングルとかにも使われるみたいです。

GPUは20.32cmまでのものが入ります。
画像はMSIの「RTX 2060 AERO ITX 6G OC」を組み込んだところです。
結構みっちり詰まってはいますが、ショート版のみとはいえPCIe GPUが入るのはすごいです。

インターフェースのブロックダイアログはこんな感じです。
当たり前ですがPCIeボードのx16、x4、M.2はx16を共有する形になっています。
BIOS上からx16オンリー、x8+x8、x8+x4+x4の選択ができます。

BIOSはこんな感じでした。

まとめ

実のところ、「Ghost Canyon」はがじぇっとりっぷが理想とするデスクトップ機にかなり近いです。
欲を言えば幅を96mmから120mmくらいに増やし、PCIe x4 とx16を逆にして、2スロットGPUを搭載してもx4スロットが使えるようになっていたら完璧でした。
あとはフロントインターフェースを上部に集めてフロントの下2/3くらいをメッシュにして、エアフローを確保できたらもっといいですね。

また、本記事では主要画像のみの掲載ですが、レビューページでは大きな画像で、実機稼働や各種ベンチマーク、動作温度、騒音など細かい所までチェックしているので、気になる人は一見の価値有りです。中国語ですが画像メインなので問題なく見ていけます。
※画像サイズが大きいので、スマホで見るときは転送量に注意してください。

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