ハイパワー&QHD! Lenovo「Ideapad S540(13,AMD)」は13.3インチにHシリーズAPUとQHDディスプレイ搭載で8万円台から

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2019年10月16日、LenovoはハイパワーモデルのRyzen 5 3550H/Ryzen 7 3750Hを搭載する13インチノート「Ideapad S540(13″,AMD)」を発売いたしました。

販売サイト:Lenovo

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モデル

CPUメモリストレージOffice販売価格
Ryzen 5 3550H8GB256GB×85,114円
Ryzen 5 3550H8GB256GB108,755円
Ryzen 7 3750H16GB1TB×125,770円
Ryzen 7 3750H16GB1TB147,591円

スペック

メーカーLenovo
名称IdeaPad S540 (13 AMD)
発売日2019/10
定価137,280円〜
実売価格85,114円〜
価格条件
CPURyzen 7 3750H
Ryzen 5 3550H
グラフィックRadeon RX Vega 10
Radeon Vega 8
メモリ8GB / 16GB
メモリ規格DDR4-2400
メモリ増設×
2.5inch
M.2256GB / 1TB(PCIe)
画面13.3インチ IPS
NTS 72%, 300 nits
解像度2560×1600
ベゼル幅
表面グレア
タッチ対応
光学ドライブ
USB2.0
USB3.01(Gen1)
USB3 type-c2(Gen1)
USB PD
HDMI
LANポート
wi-fi802.11ac
Bluetooth5.0
office
カードリーダー
Webカメラ720p
赤外線カメラ
NFC×
指紋センサー×
Windows Hello
オーディオジャック
マイクデュアル
スピーカー2W+2W
スピーカー位置
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー56WHr
稼働時間14Hr
ACアダプタ65W
充電時間3.5Hr
急速充電1時間80%
296.9mm
奥行き208.6mm
高さ15.95mm
重量1.25kg
開口角度
カラーライトシルバー
アイスブルー
その他特徴

特徴

「Ideapad S540(13″,AMD)」は、ゲーミングノートで使われることの多いRyzen Hシリーズを搭載しています。
がじぇっとりっぷで紹介したことがあるのもゲーミングノートばかりです。

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Ryzen Hシリーズは動作周波数などはUシリーズと同じで、TDPを35Wに引き上げたハイパフォーマンスモデルです。
主要CPUのpassmark値(シングル/マルチ)をマルチスレッドスコア順に比較すると、以下のようになります。

Core i7-8750H:2346/12401 ※6コア
Core i7-1065G7:2563/10763
Core i7-10510U:2402/9534
Ryzen 7 3750H:1951/8964
Core i7-8550U:2127/8246
Ryzen 7 3700U:1835/8048

Core i5-1035G4:2163/9753
Core i5-8300H:2300/9465
Core i5-10210U:2351/9105
Core i5-1035G1:2432/8991
Ryzen 5 3550H:1874/8331
Ryzen 5 3500U:1810/7929
Core i5-8250U:1927/7651

5系と7系で分けましたが、一つにまとめた場合、Ryzen 5 3550Hでも第8世代のCore i7-8550Uより上になります。一方、同じハイパフォーマンスモデルでの比較だと、Ryzen 7 3750HでもCore i5-8300Hより一段低いスコアとなります。

第10世代と比較した場合はやや不利になります。特にIce Lakeはグラフィック面もかなり向上しており、ベンチマークソフトによってはCore i7-1065G7のグラフィックスコアがRyzen 7 3700Uを上回ったというレビューもあります。

「Ideapad S540(13″,AMD)」のもうひとつの特徴は、ディスプレイがQHD(2560×1600)であるという点です。
4K(3860×2160)程ではないけれどもFHD(1920×1080)よりも細かく、ついでにいうとアスペクト比が16:10です。
個人的にはエクセルで本領を発揮するんじゃないかと思っています。

一方でインターフェース面は貧弱とまではいいませんが、かなりおとなしめです。
AMD機全般に言える話ですが、Thunderbolt3非対応な上、USB3.2 Gen2対応もしていないことが多いです。「Ideapad S540(13″,AMD)」も3ポートあるUSBはすべてUSB3.0となっています。
電源はUSB Type-C経由、ディスプレイ出力もUSB Type-C経由で、USB to DisplayPortで4K/60Hz出力が可能です。

サイズは横幅が短く、30cmを切っています。
これはディスプレイのアスペクト比が関係しているようで、コンパクトさでは最も先進的なDell XPSでみても、13.4インチでアスペクト比が16:10な「New XPS 13 2-in-1(7390)」は幅296mm、13.3インチでアスペクト比が16:9な「New XPS 13 (7390)」は幅302mmとなっています。

バッテリーは日本語製品ページには記載がありませんでしたが、グローバルページで見ると56WHrとなっています。
長時間駆動な「New XPS 13 (7390)」でも52WHrなので、バッテリーにかなりのスペースをつぎ込んでいるようです。TDP35Wなのに14時間駆動というのはその現れでしょう。
また、Lenovoは上位モデルを中心に急速充電に対応したモデルが多く、「Ideapad S540(13″,AMD)」も1時間で80%の急速充電に対応しています。

一方でTDP35Wによる発熱も大きいようで、外部GPUもないのに冷却がデュアルファンとなっています。

外観

正面から見ると、ベゼルは上下左右まんべんなく細くなっています。
縦が少し長いため、画面が随分と広く見えます。

1.USB3.0 Type-C(電源と共用)
2.電源ボタン
3.マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
4.USB3.0

インターフェースはすっきりです。むしろ、すっきりしすぎです。
前述の通り、USBはすべて3.0(3.2 Gen1)です。

キーボードの画像がなかったのですが、Ideapadシリーズはだいたい同じキーボードをしています。
ていうかこの画像、タッチパッドが行方不明ですね・・・実機ではなくCGなんだろうか・・・?

背面は端っこに小さくLenovoロゴが入っています。最近のIdeapadに多いスタイルですね。
Ideapadシリーズといえばミネラルグレーだったのですが、「Ideapad S540(13″,AMD)」はより明るいライトシルバーとなっています。

海外ではアイスブルーというカラーもあるようです。
いい意味でLenovoらしくない色といえます。

まとめ

「Ideapad S540(13″,AMD)」の価格はRyzen 5 3550Hモデルが85,114円から、Ryzen 7 3750Hモデルが125,770円からとなっています。
Ryzen 7 3750Hモデルは出るのが遅れていましたが、ちょうど記事執筆中に発売されました。

価格が極端に離れていますが、RAMが8GB→16GB、SSDが256GB→1TBと増強されている分も含まれているので、やむを得ないところではあります。

個人的にはRyzen 5 3550H/16GB RAM/512GB SSDなんてモデルが10万円切りで出たらいいなぁと思いますが、仕様表にもないので無理でしょうね・・・

関連リンク


Ideapad S540(13″,AMD)

Ideapad S540(13″,AMD):Lenovo

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