2019年11月22日、HPはRyzen Hシリーズを搭載したゲーミングノート「Pavilion Gaming 15(AMD)」を発売しました。
販売ページ:Pavilion Gaming 15-ec0000シリーズ
スペック
メーカー | HP |
名称 | Pavillion Gaming 15(AMD) |
発売日 | 2019/11 |
定価 | 99,800円〜(税別) |
実売価格 | 77,200円〜 |
価格条件 | |
CPU | Ryzen 7 3750H Ryzen 5 3550H |
グラフィック | GeForce GTX 1650(4GB) GeForce GTX 1050(3GB) |
チップセット | |
メモリ | 8 / 16GB |
メモリ規格 | DDR4-2400 |
メモリ増設 | |
2.5inch | 1TB HDD |
M.2 | 128 / 256GB(NVMe) |
画面 | 15.6インチ 300nit 144Hz(3750H) |
解像度 | 1920×1080 |
ベゼル幅 | 狭 |
表面 | ノングレア |
タッチ対応 | – |
光学ドライブ | – |
USB2.0 | 1 |
USB3.0 | 1(Gen1) |
USB3 Type-C | 1(Gen1) |
USB PD | × |
HDMI | 2.0 |
DisplayPort | – |
LANポート | 1GbE |
wi-fi | 802.11ac(2×2) |
Bluetooth | 5.0 |
office | – |
カードリーダー | SDXC |
Webカメラ | 92万画素 |
赤外線カメラ | × |
NFC | × |
指紋センサー | × |
Windows Hello | × |
オーディオジャック | ○ |
マイク | デュアル |
スピーカー | ステレオ |
スピーカー位置 | キーボード上 |
サウンド | B&O Play |
キーピッチ | 18.7mm |
キーストローク | 1.5mm |
キーボードバックライト | ○ |
バッテリー | |
稼働時間 | 9.0Hr(3550H) 6.5Hr(3750H) |
ACアダプタ | 135W(3550H) 150W(3750H) |
充電時間 | |
急速充電 | |
幅 | 360mm |
奥行き | 256mm |
高さ | 23.5mm |
重量 | 2.08kg |
開口角度 | |
カラー | シャドウブラック&ゴーストホワイト |
その他特徴 |
特徴
「Pavilion Gaming 15(AMD)」はAMD RyzenとGeForce GTX 1050/1650を組み合わせた、エントリー向けゲーミングノートです。
ラインナップは3通りで、構成の違いもわかりやすくなっています。
Ryzen 5/GTX 1050/8GB MEM/1TB HDD/60Hzディスプレイ
Ryzen 5/GTX 1650/8GB MEM/128GB SSD+1TB HDD/60Hzディスプレイ
Ryzen 7/GTX 1650/16GB MEM/256GB SSD+1TB HDD/144Hzディスプレイ
一番下だけGTX 1050な上に、HDDのみとなっています。構成差を考えると”10万円切り”を謳うためだけのモデルとも言えそうです。
GTX 1650とは2倍近い性能差があるので、選ぶとしたらGTX 1650な上位2モデルのどちらかにしたほうが後悔はないでしょう。
なお、IntelモデルだとGTX 1660 Ti搭載モデルもラインナップされているのですが、AMDモデルにはラインナップされていません。
ディスプレイは15.6インチIPS、輝度300nitsというのは共通ですが、最上位のみリフレッシュレートが144Hzで、下位2モデルは60Hzです。
GTX 1050/1650だと144Hzを活かせるゲームタイトルというのはライトなものに限られてきますが、ライトなものでシビアなリフレッシュレートを求めてくるものはそう多くないので、そこまで気にする要素ではないでしょう。
メモリは8GBまたは16GBです。DDR4-2400 SO-DIMMのようなので、保証を無視すれば最大32GBまで増設が可能と思われます。
インターフェースはRyzenなので、Thunderbolt3が付きません。まぁ、Intel CPUでもエントリー向けはない場合がほとんどですが、USB3.2 Gen2すらないのは残念なところです。
外観
「Pavilion Gaming 15(AMD)」は多角形の、いかにもゲーミングノートと言わんばかりの外見をしています。
天板の中心にメーカーロゴが付いていますが、さすがにプレミアムロゴではないですね。
2.内蔵デュアルマイク
3.15.6インチワイド・フルHD非光沢
IPSディスプレイ(1920×1080)
4.電源ボタン
5.イメージパッド(タッチジェスチャー対応)
6.B&O Play デュアルスピーカー
7.バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付)
9.USB 2.0(電源オフUSBチャージ機能対応)
10.SDカードスロット
11.ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
12.USB 3.1 Gen1 Type-C™
13.ネットワークポート(RJ45)
14.USB 3.1 Gen1
15.HDMI2.0出力端子
インターフェースは左右のみです。
ゲーミングノートでは省かれがちなSDXCカードスロットが付いています。
ちょっとわかりにくいですが、ベゼルは左右が細めになっていて、下部はちょっと広めです。
キーボードはW,A,S,Dキーのみキートップのデザインが異なっています。バックライトは単色です。
電源は左上に付いていて、これは珍しい配置です。
キーボード上部にはBang&Olufsenのステレオスピーカーが配置されています。
全体的にみるとゲーミングノートらしいデザインなのですが、随所にHP特有のスタイリッシュさが残っていて、HPらしいなぁと感じました。
クーリングは左右ではなく、CPUとGPUを合わせてダブルファンで冷やすという、変わった構造をとっています。
吸気口は底面の35%をとっているとのことで、吸気量はまぁ足りてそうです。
Intelモデルでは左右に排気口がある独立タイプですが、個別にファンで冷やすのとどちらが冷えるんでしょうね?
なお、排気口はヒンジ部に付いています。吸気は十分でも排気はどうなんだろう…?
まとめ
タイトルにもあるとおり、「Pavilion Gaming 15(AMD)」の価格は税別99,800円からと、10万円を切っています。
HP Pavilion Gaming 15-ec0038AX スタンダードモデル(Ryzen 5/GTX 1050):99,800円
HP Pavilion Gaming 15-ec0039AX スタンダードプラスモデル(Ryzen 5/GTX 1650):114,800円
HP Pavilion Gaming 15-ec0040AX パフォーマンスモデル(Ryzen 7/GTX 1650):139,800円
ひとつ上位のGTX 1650モデルは1.5万円差なので、GPUの性能差を考えるとGTX 1650モデルのほうがお得感は高いです。
また、記事執筆時点ではキャンペーンが行われており、22,600〜30800円引きとなっています。
Ryzen 5/GTX 1050:77,200円
Ryzen 5/GTX 1650:90,900円
Ryzen 7/GTX 1650:109,000円
比較対象となるIntelモデルの価格は以下のようになっています。カッコ内がキャンペーン価格です。
Core i5-9300H/GTX 1050/8GB MEM:109,800円(88,000円)
Core i7-9750H/GTX 1650/8GB MEM:129,800円(104,000円)
Core i7-9750H/GTX 1650/16GB MEM:149,800円(116,000円)
Core i7-9750H/GTX 1660 Ti/16GB MEM:169,800円(132,000円)
Core i7-9750H/GTX 1660 Ti/16GB MEM/4K:179,800円(140,000円)
Intelモデルを含めても、Ryzen 5/GTX 1650モデルが税込でぎりぎり10万円切りというのは普通に”買い”な価格じゃないでしょうか。
関連リンク
Pavilion Gaming 15-ec0000シリーズ
HP Pavilion Gaming 15-ec0038AX スタンダードモデル
HP Pavilion Gaming 15-ec0039AX スタンダードプラスモデル
HP Pavilion Gaming 15-ec0040AX パフォーマンスモデル
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