3万円の格安ノート。 TSUKUMO「eX.computer note TSNB14UP1」はビデオ会議専用機にいいかも

PC

2020年2月28日、TSUKUMOを運営する株式会社Project Whiteは、Celeron 3867Uを搭載した14.1インチノート「eX.computer note TSNB14UP1BK」の英語キーボード・英語OSモデルを発売しました。
日本語キーボード・日本語OSモデルは2019年7月11日に発売されていたのですが、がじぇっとりっぷでは取り上げていなかったので、今回まとめて取り上げます。

eX.computer note TSNB14UP1シリーズ:TSUKUMO

スポンサーリンク

スペック

CPUCeleron 3867U
メモリ4GB LPDDR3
ストレージ512GB(M.2 NVMe)
画面14.1インチ FHD
USB3.0 x2、Type-C(Gen1) x1
wi-fi802.11ac
サイズ332.5×223.5×21.8mm
重さ1.5kg
詳細スペックを見る
メーカーTSUKUMO
名称TSNB14UP1
発売日Mon Jul 01 2019 00:00:00 GMT+0900 (JST)
定価29,800円(税別)
実売価格
価格条件
CPUCeleron 3867U
グラフィックHD 610
メモリ4GB
メモリ規格LPDDR3
メモリ増設×
2.5inch×
M.264GB(SATA)
画面14.1インチ
解像度1920×1080
ベゼル幅
表面ノングレア
タッチ対応×
光学ドライブ
USB2.0
USB3.02(3.0)
USB3 type-c1(Gen1)
USB PD
HDMImini x 1
LANポート×
wi-fi812.11ac
Intel AC3165
Bluetooth4.2
office×
カードリーダーmicroSDXC
Webカメラ200万画素
赤外線カメラ×
NFC×
指紋センサー×
Windows Hello×
オーディオジャック
802.11ac
スピーカーステレオ
スピーカー位置
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー
稼働時間7.5Hr
ACアダプタ40W
充電時間
急速充電
332.5mm
奥行き223.5mm
高さ21.8mm
重量1.5kg
開口角度
カラーブラック
ホワイト
その他特徴Windows 10 Pro
英語キーボードモデルあり

製品ページを見る

特徴

「TSNB14UP1」はコストパフォーマンスという点ではかなり高いノートPCです。
OSにはなぜかWindows 10 Proが使われています。

TSUKUMOではレビュー動画も公開しています。この記事でもあれこれ書いていますが、レビュー動画を見れば(10分以上ありますが)全部出てきます。
本体紹介に加えて簡単なベンチマークもとっています。

CPUはKabyLake-R世代のCeleron 3867Uを搭載しています。
がじぇっとりっぷでは以前に同じCPUを搭載する別製品をレビューしています。そういえばこちらもWindows 10 Proでしたね。

【レビュー】 KabyLake-R世代で3万円なFFF SMART LIFE CONNECTED「MAL-FWTVPC02BB」は買いだったのか

2コア2スレッドでCeleron N4000とN4100の間くらいのスコアとなります。
Intel Core系で近いスコアなのはCore i5-540Mです。「ThinkPad X201」に搭載されていたCPUですね。
ちょうど10年前のフラグシップクラスのCPU性能と、現代的なインターフェースを持つのが「TSNB14UP1」ということになります。

さすがに現在のCore i5機などに比べればかなり性能が低く動作ももっさりですが、ネットサーフィンや軽い事務作業程度なら問題なくこなせます。

CPUpassmark
Core i5-8250U
(Kaby Lake R)
76401924
Celeron 3867U20881088
Celeron N41002243996
Celeron N400014301064
Core i5-540M24531107

※上段がマルチスレッド、下段がシングルスレッド

メモリは4GBで、ストレージは64GBながらM.2 SATA SSDです。
eMMCだとせいぜい150MB/s程度ですが、レビュー動画内ではリード468MB/sとなっていたので、本体の起動やアプリの起動でストレスは感じにくいでしょう。
また、eMMCはオンボードですが、M.2 SSDなら換装が可能な点もポイントです。

ディスプレイは14.1インチFHDで、格安ながらIPSパネルです。

インターフェースはUSBが3.0 x2、Type-C(3.1Gen1) x1の計3ポート、ほかにminiHDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダーがあります。
Type-C端子はUSB PDにも対応しています。
格安機は一部がUSB2.0なことが多いのですが、全ポートUSB3.0以上というのは優秀です。

あと、Webカメラが200万画素と地味にスペックが高いです。
ざっくり30万画素がVGA(640×480)、100万画素がHD(1280×720)、200万画素がFHD(1920×1080)となるので、高画質なビデオチャットが可能となります。
ただし、IRカメラがないので顔認証には対応していません。

左右インターフェースのアップです。

キーボードは左右いっぱいを使っていて、14インチノートにありがちな”右一列”はありません。
不自然なのは右シフトと”ろ”が逆な点くらいで、ほかのキーは問題なさそうです。
キーボードバックライトは記述がないのでたぶんついていません。
また、指紋リーダーもありません。

背面はシンプルに無地となっています。

パッケージ付属品は電源アダプタのみとなります。

「TSNB14UP1」にはカラーバリエーションがあり、同価格でホワイトモデルも用意されています。
残念ながら英語キーボードモデルはブラックのみとなります。

まとめ

「TSNB14UP1」は最初、がじぇっとりっぷがレビューした「MAL-FWTVPC02BB」の同型機かと思ったのですが、スペックの似た別物でした。
電源アダプタだけは同じモノっぽいです。

「TSNB14UP1」の価格はブラック・ホワイト・英語キーボード全て税抜き29,800円です。
SSDを500GBに増設したモデルもあり、こちらは税抜き39,800円です。

3万円を切るノートにしてはしっかりしていますし、今ならWindows 10 Proと高画質Webカムを活かして、テレワーク用にする手もあります。
ビデオ会議って相手側の映像も表示する都合上、メイン機でやるとディスプレイの一部を取られちゃうのがネックなんですよね…

なお、TSUKUMOでは合わせて「TSNB14UP1」周辺機器特集も行っています。
miniHDMI – HDMI 変換コネクターが税抜き500円だったりするので、購入時は覗いておくといいでしょう

関連リンク


eX.computer note TSNB14UP1シリーズ

eX.computer note TSNB14UP1シリーズ:TSUKUMO
「TSNB14UP1」周辺機器特集:TSUKUMO

コメント

タイトルとURLをコピーしました