2020年5月29日、Lenovoは第10世代Core HプロセッサとGeforce GTX 1650/GTX 1660Ti/RTX 2060を搭載したゲーミングノート「Legion 550Pi」を発売いたしました。
Legion 550Pi:Lenovo
スペック
CPU | Core i7-10750H Core i5-10300H |
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GPU | GeForce GTX 1650 GeForce GTX 1660Ti GeForce RTX 2060 |
メモリ | 8 / 16GB DDR4-2933 |
ストレージ | 512GB / 1TB M.2 NVMe SSD |
画面 | 15.6インチ FHD |
network | 802.11ax+BT5.0 |
USB | 3.0(Type-C)×1、3.0×4 |
映像出力 | HDMI×1 |
サイズ | 363.1×259.6×23.6mm |
重量 | 2.3kg |
特徴
「Legion 550Pi」は「Legion Y7000」の後継にあたる、エントリークラスのゲーミングノートです
中身はかなり変更されたようで、そもそも筐体からして新しくなっています。
CPUは第9世代Core H(Coffee Lake Refresh-H)シリーズから第10世代Core H(Comet Lake-H)シリーズへと一新され、合わせてチップセットもHM370からHM470へと更新されました。
Comet Lake-Hは2020年4月2日に発表された新CPUで、8コア5GHz動作が話題になりました。
動作周波数は向上に伴って性能は1割ほど上がっていますが、DDR4-2933対応とか、802.11ax(Wi-fi 6)対応の方がメイントピックでしょう。
「Legion 550Pi」もこの変更の恩恵を受けていて、メモリがDDR4-2933となっています。
「Legion 550Pi」はdGPU(外部GPU)を搭載しているので、メモリの速度向上の影響は映像処理の性能には現れにくいでしょうが、CPUの処理性能には反映されているはずです。
その外部GPUは「Legion Y7000」から変わらず、Geforce GTX 1650/GTX 1660Ti/RTX 2060となっています。
一つ変わったのは、GTX 1650のメモリがGDDR5からGDDR6に変更されたことくらいです。
デスクトップ版ではメモリのバンド幅が1.5倍(128GB/s→192GB/s)となり、性能も1割程度向上したことから、モバイル版も近い効果が期待できます。
ストレージは2.5インチがなくなって、M.2 SSDのみとなりました。
そのためか、厚さが24.2mmから23.6mmと微減しています。
2.5インチのスペース分バッテリーが大きくなったのか、バッテリーが3セルから4セルとなり、稼働時間が6.8時間から11.8時間へと大幅に伸びました。
さらに、30分50%の急速充電が可能となりました。
ゲーミングノートはバッテリー食いなので、これはうれしいですね。
外観
▲正面です。
「Legion Y7000」ではディスプレイ下部にカメラがありましたが、潔くカットされました。
まぁ、この位置のカメラって「鼻毛カメラ」とか揶揄されて評判が悪かったので、無くして価格を下げた方がユーザーはうれしいですね。
ディスプレイは、「Legion Y7000」では全モデル144Hzだったものが、GTX 1650モデルでは60Hzになりました(GTX 1660Ti/RTX 2060モデルは144Hzのまま)。
▲キーボードです。「Legion Y7000」から一新されています。
▲こっちが「Legion Y7000」です。
十字キーの位置が違っていますね。
また、バックライトの色が赤から白に変わったため、落ち着いた雰囲気になりました。
- USB3.0 (Powered USB) | 2. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 3. イーサネット・コネクター(RJ-45) | 4. USB3.0 Type-C | 5. USB3.0 | 6. HDMI | 7. 電源コネクタ | 8. セキュリティ キーホール | 9. USB3.0
インターフェースは「Legion Y7000」と比べると、miniDPがなくなって、USBが一つ増えました。
▲底面は「Legion Y7000」と同じ、丸い穴が並ぶタイプですが、メッシュっぽいものがなくなっています。
▲「Legion Y7000」はメッシュが付いていますね。
メッシュがなくなったことで吸気率がちょこっと上がっていそうですが、ほこりも吸い込みそうです。
見えないだけでちゃんとメッシュはあるのかな?
▲後ろから見たところです。
ヒンジは一番奥ではなく、ちょっと手前についています。
まとめ
性能は向上しても筐体はコストカットされている「Legion 550Pi」ですが、価格もカットされて、最安モデルでは98,494円(税込・送料込)と10万円を切りました。
前世代の「Legion Y7000」は最安値103,957円なので、5,500円ほど安いです。
性能は上がって価格は下がるって最高ですね。
唯一残念なのは、現在開催されている”EARLY SUMMER SALE”(ゲーミングPCが5,500円オフ)の対象外であるという点でしょうか。
まぁ、旧製品を売り切る目的もあると思うので仕方ないですが、そもそもキャンペーン値引き後の価格が最安値モデルだと50円しか変わらないので、普通に「Legion 550Pi」を買いますよね…
関連リンク
Legion 550Pi:Lenovo
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