本物かな? Intelの第11世代搭載NUC「Panther Canyon」「Tiger Canyon」の情報がリーク

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2020年12月17日、Twitter上でIntel第11世代Coreプロセッサ(コードネーム:Tiger Lake)を搭載した「NUC 11(Panther Canyon)」のものと思われる情報がリークされました。

また、9月ごろに出回った、PROユースの「Tiger Canyon」についても紹介します。

なお、あくまでリーク情報であり、公式情報ではない点、ご了承ください。

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Panther Canyon

「Panther Canyon」に関してリークされたのはこの1枚の画像だけです。
1枚だけですが、必要な情報はほぼ含まれています。

「Panther Canyon」ではいつものスリムタイプの”K”と、2.5インチ搭載可能な”H”に加え、ワイヤレスチャージ(多分Qiのこと)機能が付いた”Q”の、3サイズとなっています。

詳細スペックを見る
メーカーIntel
型番NUC 11(H)NUC 11(Q)NUC 11(K)
価格
発売日
117mm
奥行き112mm
高さ51mm56mm38mm
容量0.67L0.73L0.50L
CPUCore i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
CPU世代Tiger Lake
ベース周波数2.8GHz
2.4GHz
3.0GHz
バースト周波数4.7GHz
4.2GHz
4.1GHz
グラフィックチップIris Xe
UHD Xe
コア/スレッド数4C/8T
4C/8T
2C/4T
TDP28W
チップセット
メモリインターフェイスSO-DIMM DDR4 3200
メモリスロット2
メモリ最大64GB
ECC対応×
ストレージ×
SATAポート数1(<7mm)×
M.2Key-M x 1
(PCIe Gen4 x4)
mSATA×
USB2.0(内部)1?
USB2.0(外部)×
USB3.0(内部)1?
USB3.0(外部)Front x 1(Gen2)
Rear x 2(Gen2)
USB type-CFront x 1(TB4)
Rear x 1(TB4)
SDカードSide x 1(SDXC UHS-II)
LAN2.5GbE ×1
(Intel i225-V)
Wi-fi802.11ax
(Intel AX201)
Bluetooth5
D-Sub×
DVI×
HDMIRear x 1(2.0b)
4K対応4K/60Hz
DisplayPort1.4(mini)
シリアルポート×
S/PDIF×
オーディオジャックFront x 1
サウンドチップ
光学ドライブ×
PCI-Eスロット×
eSATA×
赤外線
Optaneメモリ対応
最大消費電力
電源120W
90W
ノイズレベル
VESA
付属品VESAマウンタ
その他ワイヤレス充電機能

第10世代機の「Frost Canyon」からは以下の点が変更となっています

・CPUがComet Lake → Tiger Lake
・メモリがDDR4-2666 → DDR4-3200
・M.2 SSDがPCIe3.0 → PCIe4.0
・有線LANが1GbE → 2.5GbE
・Thunderbolt3×1 → Thunderbolt 4×2
・トリプルディスプレイ → クアッドディスプレイ

「Frost Canyon」から変わっていないのは以下の点です。

・802.11ax(Wi-fi 6)対応
・UHS-II対応SDXCカードスロット
・Alexa対応フロントクアッドマイク
・90W/120W電源

そういえばIce Lake搭載NUCは出なかったので、グラフィックの強いNUCは何気に初なんですね。

年内に出てくるか? Intelの第10世代CometLake搭載NUC「Frost Canyon」の情報がリーク

上の画像からの切り抜きですが、製品画像です。

よく見るとフロントパネルのType-C端子の上のマークが雷マークになっているのが分かります。
「Frost Canyon」では端子の中心を合わせていたのに対し、「Panther Canyon」では端子の上辺を合わせているようです。

また、フロントパネルには4つのマイク穴があるのも確認できます。

「Panther Canyon」と思われるベンチマークも発見されています。
「NUC11PHi7」となっていますが、「NUC11 Performance Hタイプ」の略でしょうか。ただ、GPUがRTX 2070であることなど(eGPU使用?)、不明瞭な点も残っています。

Intel NUC11PHi7 Performance Results - UserBenchmark

Tiger Canyon

パフォーマンス(一般向け)の「Panther Canyon」に対し、「Tiger Canyon」はプロ向けという位置づけです。

こちらは実物写真もリークされています。

リーク元:KoolShare论坛:Bilibili

DDR4-3200対応、Thunderbolt 4×2や2.5GbEなど基本的なところは「Panther Canyon」と同じですが、
背面の構成が変更され、Thunderbolt 4は2ポートとも背面に、映像出力はHDMI×2となっています。

この変更によりフロントがUSB3.2 Gen2×2となって、背面のUSBポートが一つ、USB2.0に格下げされました。
なお、HDMIは8K@60Hz対応のHDMI2.1とされています。

「Panther Canyon」と一番大きな違いは、オプションポートの存在です。でも、特に説明がなかったりします(なんで?)。
「Provo Canyon」では上の写真にあるLANポート+USB以外に、オーディオブラケットの存在が確認されています。

また、24×7(日本でいうところの24時間365日)可動品質で、遅延起動(突入電流の抑制?)、自動CMOSリセット、ディスプレイエミュレーション(仮想ディスプレイなどで使う)、TPM2.0など、細かいところばかりですが、確かにプロ向けだなぁという機能がてんこ盛りとなっています。

まとめ

「Tiger Canyon」の情報リーク時、NUCロードマップもリークされていました。

Coming Soonとなっている第8世代搭載のプロ向け「Provo Canyon」はすでに発売中で、国内でも取り扱われています。

「Panther Canyon」および「Tiger Canyon」の登場時期は明らかとなっていませんが、そう遅くなく登場すると思われます。海外でも2021年の早い時期(early 2021)に登場と予測されています。

※トップ画像はリーク画像ではなくコラ画像となります。念のため。

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