軽くなってメモリ増量。TECLAST「M40 Air」は割と売れそうな10.1インチタブレット

タブレット

2022年6月27日、TECLASTは10.1インチタブレットの新モデル「M40 Air」をAmazonおよびAliExpressで発売しました。
地味に日本と世界と同時発売です。

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スペック

■ TECLAST M40 Air
CPUHelio P60
メモリ8GB LPDDR4
ストレージ128GB UFS 2.1
画面10.1インチ IPS WUXGA
インターフェースUSB Type-C(2.0)×1
microSD
カメラ前:500万画素
後:800万画素
wi-fi802.11ac+BT5.0
4G/5G4G対応
B1/3/5/7/8/20/34/38/39/40/41
バッテリー6,000mAh
サイズ240×158×7.9mm
重さ430g

特徴

「M40 Air」は名前からわかるように「M40」シリーズの軽量モデルです。
単に軽量化されただけではなく、さまざまに手を加えられています。

M40 AirM40M40 Pro
OSAndroid 11Android 10Android 11
SoCHelio P60 (MT6771)UNISOC T618
AnTuTu(v9)総合:20.3万点
グラフィック:4.3万点
総合:24万点
グラフィック:4.8万点
AnTuTu(v8)総合:16万点
グラフィック:3.0万点
総合:21万点
グラフィック:4.1万点
メモリ8GB LPDDR46GB
ストレージ128GB UFS2.1128GB eMMC
画面10.1インチWUXGA
画面技術T-Colour 2.0
in-cell
輝度300nit
2.5D
カメラリア:800万画素
フロント:500万画素
オーディオMomentum III
クアッドスピーカー
Momentum
デュアルスピーカー
Momentum II
クアッドスピーカー
Wi-fi802.11ac (Wi-fi 5)
LTEB1/3/5/7/8/20/34/38/39/40/41
バッテリー6,000mAh7,000mAh
充電18W(9V/2A?)10W(5V/2A)
サイズ240×158×7.9mm243×163.9×9.3mm242×163×9.0mm
重量430g520g548g

SoCはHelio P60

「M40 Air」で唯一残念だなぁと思うのがSoC。MediatekのHelio P60を搭載しています。
Helio P60は2018年2月に発表された8コアのチップで、2.0GHzのCortex-A73コア4つと2.0GHzのCortex-A53コア4つの8コアSoCです。

Unisoc T618は2019年8月発表なので、古いモデルになっちゃっていますね。

「Counterpoint Technology Market Research」によるとUNISOC(紫光展锐)は世界シェアを2020年の4%から2021年末には11%へと急激にシェアを延ばし、現在は世界4位にまでなっています。上位メーカーが高額な5G対応SoCに戦場を移したことで、99ドル以下ではMediatekとの2強となっています。

ただ最近はHonor、realme、Lenovoなど大手が立て続けにUnisoc製SoC搭載機を発表していること、SoC価格の高騰(もともとUNISOCは安かったので、低価格製品で爆発的にシェアを伸ばした)などから、T618が低価格タブレットで新規に採用されることが少なくなっています。
というか、SamsungですらUNISOC搭載スマホを出しているんですよね…

参考 Qualcomm Gains Share in Smartphone AP/SoC Shipments in Q4 2021; MediaTek Continues to Lead:Counterpoint Technology Market Research

おそらく現在では、2万円前後のタブレットではよほどコストカットをしない限り、T618では採算が合わないのでしょう。
元はSnapdragonやMediatekの安価な代替品的扱いでシェアを伸ばしたUNISOC SoC搭載タブレットでしたが、ここにきてMediatekがUNISOCの代替品になるという、一周回った状況になっているようです。

メモリは8GB、ストレージはUFS

「M40 Air」のメモリは8GB LPDDR4。「M40」では6GBだったところを増量してきました。
メモリ価格は下落が続いているので、メモリを増やす分には大きなコスト増にはならないと判断されたのかなぁと。

ストレージは128GB UFS2.1。こちらも「M40」のeMMCから変更されています。

仕様上の上限速度はeMMC(5.0)が3.2Gbps(=800MB/s)、UFS2.1が23.2Gbps(=2.9GB/s)と、3.5倍くらい違います。
まぁあくまで仕様上の話で、実測だとeMMCが150MB/sくらい、UFS2.1が300MB/sくらいです。それでも倍くらい違いますね。

UFSはまだeMMCより高価なのでコスト的なメリットはないのですが、SoCの性能が落ちた分、ストレージの速度で体感速度を補う作戦でしょうか。

その他

無線LANは802.11ac(Wi-fi 5)。ここは「M40」から変わらないというか、802.11ax(Wi-fi 6)にしたところで性能的に得られる効果が薄そうです。

スピーカーはクアッド仕様で、サイドに設置されています。
「M40」では下部、「M40Pro」は上下でしたが、世間的には左右が主流。ようやく世間の波に乗れた感じです。

バッテリーは6,000mAh。これも「M40」とおなじです。
それでいて520gから430gと重量を90g、率にして17.3%も減らしているのですから大したものだなぁと。

充電は18Wとあるのでおそらくは9V/2Aでしょう。
「M40」が10W(5V/2A)だったのでかなり高速化されました。

外観

本体の裏表です。
「M40」では四角かったカメラ部が丸くなりました。というか四角ってほとんど見ないうえにダサいというか、80年代・90年代感があったので現代まで進化したなと。

あとTECLASTは画像を加工してベゼルを細く見せる癖がある(というか中国メーカーはだいたいどこもやる)のですが、スペック通りであれば「M40」よりは幅が3mm狭く、左右それぞれ1.5mm細くなっています。
手元にある「M40」と同じサイズの「M40SE」と見比べた限りでは…やっぱりちょっと盛ってるかなぁ。

ディスプレイには上位機種である「T40 Pro」と同じT-Color 2.0というカラー最適化技術が使われています。まぁどの程度効果があるのかは不明ですが。
それよりはタッチパネルコントローラICとディスプレイドライバICを1チップ化した「TDDI(Touch and Display Driver Integration)」と、タッチパネル機能をTFT液晶セル内に組み込むIn-Cell方式の方がポイントとなるでしょう。
おそらくタッチに対する反応性が上がっているはずです。

横から見た時の薄さはこんな感じ。9.0mmから7.8mmに薄くなっています。
しかし、やっぱりカメラの飛び出しがなぁ…今のタブレットは「ケース装着状態でようやくフラットになる」がデフォルトになっているのを、どこも止めようとしないんですよね。まぁ、厚くならざるを得ないカメラを搭載するならまだしも、タブレットカメラならフラットにできるんじゃないの?といつも思います。

インターフェースは電源ボタンと音量ボタンが同じ辺にあります。
薄くなったためにオーディオジャックが姿を消しました。

個人的にいいなと思ったのが側面。シュッとしてスタイリッシュです。
「M40」は丸くなっていて、ちょっと古臭い印象が…

パッケージは特にひねりはありません。

別売りのケースをつけるとこんな感じ。
カバーを閉じると自動スリープ、開くと自動起動します。

まとめ

「M40 Air」の価格は29,900円。記事執筆現在では7,000円オフクーポンが発行されていて22,900円です。
専用カバーは1,900円。こちらも同時購入で40%オフのプロモーションが行われています。
まぁ、1,000円台前半でサードパーティ製のケースがいろいろ出ているので、そちらでもいいでしょう。

ちなみにAliExpressだと163.99ドル(記事執筆時点で22,589円)なので、Amazonで買うのとほぼ変わりません。

CPUの絶対性能こそ下がったものの、それ以外の面では正統進化と言えます。。
メモリ増量やストレージのUFS化(高速化)は恩恵が大きく、ゲーム類はロードが早くなる分画面切り替えなどが早くなると思います。
軽量になってもバッテリー容量は維持され充電も高速化と、価格の割には頑張っています。

今後のTECLASTの主力となりそうな製品ですね。

関連リンク

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公式製品ページ:TECLAST

コメント

  1. 匿名 より:

    自分が購入したものはwifiが切断されまくって、再接続で2.4Ghzと5Ghzを行ったり来たりして非常にストレスが溜まります(親機のバンドステアリングoffでも変化なし)
    wifi親機2台、スマホのテザリングで試しましたがすべて同じ症状です
    また、2.4Ghz帯では最大72Mbpsでしか接続されません
    まともに使用できている人はどんなwifi親機を使っているのでしょう?

    • がじぇっとりっぷ より:

      コメントありがとうございます。

      2.4GHz/5GHzを同じAP名にすると発生することのある問題ですね。
      2.4GHzと5GHzでAP名を分けるとか、2.4GHzをオフにするとかで解決するかもしれません。
      それでも改善しないのであれば、タブレットの初期不良ではないかと。

      802.11ac(Wi-fi 5)は5GHzのみの規格で、2.4GHz帯は802.11n(Wi-fi 4)接続です。
      Wi-fi 4はアンテナ1本の場合、使用周波数帯が20MHzなら最大72Mbps、40MHzの場合は150Mbpsとなります。
      おそらくですが、親機かタブレット側かどちらかの設定が20MHzとなっているものと思われます。

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