2022年10月12日、ASUSはゲーミング向けのChromebook「Vibe CX55 Flip (CX5501)」(以下CX5501)を発表、予約を開始しました。
スペック
■ Chromebook Vibe CX55 Flip | |
CPU | Core i5-1135G7 Core i3-1115G4 |
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メモリ | 8GB LPDDR4X-3733/4266 |
ストレージ | 128GB NVMe SSD |
画面 | 15.6インチ IPS FHD |
インターフェース | USB Type-C(Gen2)×2 USB 3.2 Gen2×1 HDMI microSDXC オーディオジャック |
wi-fi | 802.11ax+BT5.1 |
サイズ | 357.6×244.16×18.5mm |
重さ | 1.95kg |
特徴
「CX5501」はGoogleが発表したゲーミングChromebook3機種のうちのひとつです。
「GeForce Now」や「Xbox Cloud Gaming」、Amazon「Luna」といったクラウドゲーミングサービスを利用する前提のゲーミングノートで、ハードウェアとしてはキーボードやディスプレイをゲーミング仕様にしていると考えればいいでしょう。
CPU
「CX5501」のCPUはCore i5-1135G7またはCore i3-1115G4。
ゲーミング用なのでさすがにCeleronではありません。
Tiger Lake世代のCPUなのでグラフィックも強く、軽量級ゲームなら内蔵グラフィックで十分、中量級は設定次第、重量級はクラウドの向こう側にレンダリングを任せます。
メモリとストレージ
「CX5501」のメモリは8GBでCore i3モデルはLPDDR4X-3733、Core i5モデルはLPDDR4X-4266です。オンボードメモリなので増設はできません。
ストレージは128GB M.2 SSD。ただし接続はPCIe Gen3 x2接続なので2,000MB/sくらいまでしか出ません。
ちなみに海外版ではメモリ16GBモデルもあるようです。ストレージも256GBですね。
その他
無線LANは802.11ax(Wi-fi 6)対応。Bluetoothは5.1です。
バッテリーは3セル57Wh。
駆動時間は9.3時間とされています。
外観
ディスプレイは15.6インチFHDで、リフレッシュレートは144Hz。
おそらくモノとしては他のASUSゲーミングノートで使われているものと同じパネルでしょう。
とはいえ、現状の「GeForce Now」は60Hzまでなので、重量級タイトルプレイ時にはスペックを発揮できません。
2-in-1Chromebookらしくタッチ対応。ただし静電容量方式で、ASUS USI Penは非対応です。
カメラはHD画質な92万画素。
・USB3.2 Gen2(Type-C)
・USB3.2 Gen2(Type-A)
・オーディオジャック
・音量ボタン
・電源ボタン
・microSDXC
・HDMI
・USB3.2 Gen2(Type-C)
インターフェースはWindows機と同様。
全ポートがUSB3.2 Gen2で、左右どちらでも給電できるのでコンセント位置との自由度が高くなっています。
ただ、クラウドゲーミングを謳うのに、有線LANがないんですよね。
キーボードはテンキー付き。
15キーまでの同時入力に対応しています。
画像ではUS配置ですが、国内モデルは日本語キーボードとなります。
2-in-1モデルなのでディスプレイは360度回転します。
まとめ
「CX5501」の価格はCore i3モデルが89,800円、Core i5モデルが119,800円です。海外だとCore i5/8GB/256GBモデルが699ドル(約10.3万円)なので、割と良心的です。
Chromebookとしては高額ではありますが、そもそもWindows機と違うのはOSのライセンス料くらいです。
さらに生産数の違いからChromebook特有の部分にボリュームディスカウントが効きにくいことも含めると、上位機種の価格はWindows機と同程度だったりします。
…まぁ、メモリやストレージが控えめな分、安くなってもいいと思うんですけどね…
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