読書に向いている? 「OnePlus Pad」はDimensity 9000にアスペクト比7:5ディスプレイなハイエンドタブレット

タブレット

2023年2月8日、OnePlusが初のタブレット「OnePlus Pad」を発表しました。

気にはなっていたのですが、当初は情報がインド公式サイトにしかないとか、予約受付がヨーロッパ/北米だとかで、せめてAliExpressで販売開始されてからにしようと思っていたら、いつの間にかAliExpressの公式ストアでも販売されていました。

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スペック

■ OnePlus Pad
CPUDimensity 9000
メモリ8GB LPDDR5
ストレージ128GB UFS3.1
画面11.61インチ IPS 2800×2000
カメラ前:800万画素
後:1300万画素
wi-fiWi-fi 6+BT5.3
バッテリー9,510mAh
67W急速充電対応
サイズ258.03×189.41×6.54mm
重さ552g

特徴

OnePlusは2013年にOPPO元副社長が設立した、OPPO傘下のブランドです。
元は大雑把にOPPOがエントリ~ミドル、OnePlusがハイエンドと住み分けをしていましたが、最近は境界があいまいになった結果、2021年に開発ラインを統合。OSも統一する予定だったものの、不評によりOSだけOPPOはColor OS、OnePlusはOxygenOSと分けられています。

で、そのOnePlusが手掛けた初のタブレットである「OnePlus Pad」を一言で表すと、「奇抜さで売ってるエントリー~ミドルクラスのようなことをしているハイエンドクラスのタブレット」です。
詳しくは後述しますが、アスペクト比7:5ディスプレイって時点で普通ならキワモノ扱いです。

SoC

「OnePlus Pad」のSoCはMediaTek Dimensity 9000
2021年11月に発表されたSoCで、「Snapdragon 8 Gen 1」と同世代です。

AnTuTu(v9)スコアは総合100万点オーバー、グラフィック40万点程度の、ハイエンドな性能を誇っています。

現状最新のSnapdragon 8 Gen 2で132万点程度、発表されたばかりのDimensity 9200+が136万点程度なので、1年半前のSoCと言っても十分すぎる性能と言えます。

メモリとストレージ

メモリは8GB LPDDR5
最近のハイエンドだとメモリ16GBもありますが、8GBあれば大概は事足ります。

ストレージは128GB UFS3.1
UFS2.1でもリード900MB/sとか出ていましたが、UFS3.1だと4桁に達し、ものによってはリード2,000MB/sを超えたりします。
eMMCの最大300MB/s(実測だと200MB/s程度が多い)と比べると相当に速く、重量級アプリの読み込み時間にかなりの差があります。

その他

無線LANはWi-fi 6(802.11ax)対応。Bluetoothは5.3です。
TWS(ワイヤレスイヤホン)との接続では、SBC, AAC, aptx, aptX HD, LDACに対応しています。

バッテリーは9,510mAh(36.99WHr)。やっすいノートPCくらいの容量ですね。稼働時間は動画鑑賞で約12.4時間です。
充電は67Wの急速充電に対応していて、0-86%で60分、0-100%で80分で充電できるとのこと。

OSはAndroid 13をベースにしたOnePlus独自のOxygenOS 13.1です。

外観

ざっくり全体イメージ。
リアカメラは横向き時の真ん中に位置しています。ちょっと珍しい位置ですが、構図がずれにくそう。

上でも書いていますが、画面はアスペクト比7:5の11.61インチ2800×2000で、DPIは297dpiとかなりの高精細です。
これの何がすごいって、画面を二分割しても片方辺り1400×2000で、FHD以上の解像度なんですよね。つまりは書籍を見開きで開いても、ページ当たりの解像感は普通のFHDタブレット以上ってことです。

というか、おそらくは印刷用紙の1:√2に近いアスペクト比を取ることで、全面でも見開きでも見やすいというのがコンセプトなのだと思われます。

さらにリフレッシュレートは144Hzで、輝度は500nits、コントラスト比は1400:1。
奇抜ではあるものの、ハイエンドにふさわしい仕様となっています。

音響はクアッドスピーカー。
底部にはキーボード接続用のPOGOピンがあります。

専用キーボード「OnePlus Magnetic keyboard」を接続したところ。
ちなみにカラーはHalo Green一色のみの展開です。

スタイラスペン「OnePlus Stylo」も用意されています。
外観からして「OPPO Pencil」と同じもののようです。

4096段階の筆圧検知に遅延は2ms、60度までの傾き検知、

まとめ

「OnePlus Pad」の価格は449ドル(記事執筆時レートで65,680円)。
記事執筆時点ではセールが行われていて、ストアクーポン(10ドルオフ)+クーポンコード(33ドルオフ)で406ドルで購入できます。

読書派に向いていそうな感じですし、外部ストレージ(microSD)に非対応な点を除けばよさげなスペックで、奇抜ながらもツボを押さえた一台と言えそうです。

関連リンク

製品ページ:Oneplus
AliExpressの公式ストア

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