2023年9月20日、米AmazonはAmazonデバイスの新製品を一斉に発表、一部は国内でも発売しました。
Fire HD 10
いちばんの目玉というか、注目が高いのはやはりタブレットでしょう。
パフォーマンスが最大25%アップとのことなので、AnTuTuで25万点前後と言ったところでしょうか。
先代との一番の違いはスタイラスペンに対応したこと。
タブレットはタッチ(タッチペン)対応ですが、筆圧感知ができるスタイラスペンに対応した製品は実は多くありません。
「Galaxy Tab S6 Lite」とか「Xiaomi Pad 6」などの、5万円前後が最低ラインだったのが、一気に2万円未満に引き下げられたというのは大きいです。
ただそれ以外の点ではメモリが3GBだとかインターフェースはUSB2.0のままとか、あくまでもAmazonのコンテンツを楽しむのに不自由がないスペックに抑えられています。
「Fire Max 11」ほどの性能でもないですし、お絵描きタブとして使ったときにどのくらいの使い勝手となるのかが気になるところです。
スペック的に不安ならお絵描きタブとして大量のレビュー実績がある「Fire Max 11」を選んだほうが無難ではありますが…
Fire TV Stick 4K(第2世代)&Fire TV Stick 4K Max(第2世代)
Fire TV Stickは「無印」と「4K Max」だったのが、「4K(第2世代)」と「4K Max(第2世代)」となり、上下モデルとも4K対応となりました。あと、デザインが丸っこくなっています。
「4K(第2世代)」はメモリ2GB、Wi‐Fi 6対応など「4K Max(第1世代)」に近いスペック(動作周波数はちょっと低い)で、ストレージは2倍の16GBです。
「4K Max(第2世代)」は動作周波数が向上し、Wi-Fi 6Eに対応。動作が高速化した上にアンビエントディスプレイ機能を内蔵しました。
また記事執筆時点では旧モデルの「4K Max」が50%オフの3,480円で販売されています。
がじぇっとりっぷも使っていますが特に不満はないですし、旧モデルでも十分かと。
Echo Show 8
「Echo Show 8」は、デザインが変わって背面が少し小型化しています。
左が旧モデル、右が新モデルです。
これは好みが分かれそう…
スピーカーは前世代と同じ2インチ(52mm)×2なものの音響はアップデートされていて、空間オーディオ技術を内臓。Room Adaption Technology(空間の音響に応じてサウンドを調整する技術)を搭載しています。
現行の「Echo Show 8」は毎日使っていますが、結構低音が効いていて普通に音がいいんですよね。
記事執筆時点では国内製品ページは見つかりませんが、国内発売も確実な製品です
Echo Hub
「Echo Hub」はAlexa対応のスマートホーム製品やスマートリモコンに接続した家電を操作できる壁掛けデバイスです。
実はすでに製品ページができています。
8インチのディスプレイを備えていて、監視カメラやドアカメラの映像表示をすることもできます。
あくまでAlexa対応製品のみの操作なので、赤外線デバイスの操作はミニハブなどを経由する必要があります。
Fire TV Soundbar
国内販売されるかは不明ですが、Fire TVシリーズに対応したサウンドバーです。
幅は24インチ(約600mm)、20W×2の2チャンネルスピーカーでDTS Virtual:XとDolby Digitalをサポートしています。
Echo Frames
Echo Framesは眼鏡のフレームにスピーカーを内蔵したスマートグラスです。
第3世代ですが、第1世代・第2世代ともに国内未発売なので、これも国内発売される可能性は低いかと。
スマートグラスってつるの太さが気に食わないのか、ワイヤレスイヤホンでいいじゃんってなるのか、音漏れが気になるのか、日本人受けしないんですよね…
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