めっきり寒くなってモチベーションが冬眠気味です、がじぇっとりっぷ(@gadgetrip)です。
AMDがRyzen Mobileを発表した際に予告した3社(Acer,HP、lenovo)のうち、HPに続いてAcerがRyzen Mobile搭載ノート「Swift 3」の発売を開始しました。
「Swift」にはナンバーが1,3,5,7とあり、1がエントリー、7がハイエンドです。なので「Swift 3」はミドル下位の位置づけとなります。
実際、USB2.0が残っていたり、ベゼルが太かったりとハイエンド要素に欠けています。
acerの公式サイトに掲載されているのは「SF315-41-R8PP」と「SF315-41-R6J9」の2モデルなのですが、調べていたら外部GPU搭載の「SF315-41G-R81H」が欧州で発売されているようです。
サイズとか重量とか微妙に違っているので怪しいのですが、インターフェースは一致しているので参考までに記載しています。
スペック
メーカー | Acer | Acer | Acer |
名称 | Swift 3(SF315-41-R8PP) | Swift 3(SF315-41-R6J9) | Swift 3(SF315-41G-R81H) |
発売日 | |||
定価 | 749.99ドル | 949.99ドル | 999ユーロ |
CPU | Ryzen 5 2500U | Ryzen 7 2700U | Ryzen 7 2700U |
GPU | Radeon Vega 8 | Radeon Vega 10 | Radeon RX 540(2GB) |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
メモリ規格 | DDR4-2133 | DDR4-2133 | DDR4-2133 |
M.2 | 256GB | 512GB | 256GB |
画面サイズ | 15.6インチ | 15.6インチ | 15.6インチ |
解像度 | 1920*1080 | 1920*1080 | 1920*1080 |
ベゼル幅 | 広 | 広 | 広 |
光学ドライブ | × | × | × |
USB2.0 | 1 | 1 | 1 |
USB3 Type-A | 2(3.0) | 2(3.0) | 2(3.0) |
USB3 Type-c | 1(Gen1) | 1(Gen1) | 1(Gen1) |
HDMI | 2.0a | 2.0a | 2 |
LANポート | 広 | 広 | 広 |
wi-fi | 802.11ac | 802.11ac | 802.11ac |
カードリーダー | SD | SD | SD |
Webカメラ | ○ | ○ | ○ |
指紋センサー | ○(方向キー下) | ○(方向キー下) | ○(方向キー下) |
オーディオジャック | ○ | ||
マイク | ○ | モノラル | モノラル |
スピーカー | ステレオ | ステレオ | ステレオ |
キーボードバックライト | ○ | ○ | ○ |
バッテリー | 58WHr(4セル) | 58WHr(4セル) | 48WHr |
Bluetooth | 4.0 | ||
ACアダプタ | 45W | 45W | 45W |
幅 | 370.5mm | 370.5mm | 380.4mm |
奥行き | 255mm | 255mm | 255mm |
高さ | 18.8mm | 18.8mm | 17.9mm |
重量 | 2.2kg | 2.2kg | 1.9kg |
外観
公式サイトの画像は小さかったので、「SF315-41G-R81H」の画像を使用しています。公式サイトと見比べる限り、同じものです。
インターフェースは右側がSDカード・USB2.0・ケンジントンロック、左側が電源・HDMI・USB type-C・USB3.0×2・オーディオジャックです。
キーボードです。ENTERキーがどことなく不格好ですね。あと、英語キーボードなのでスペースキーが長いです。
なお、右下にあるのが指紋センサーです。
まとめ
acer「Swift 3」は第8世代Intel CPU版もありますが、そちらは14インチとなっています。
Ryzen MobileはCPU性能はCore i5-8250U、i7-8550Uよりちょっと低く(ほぼ同等ですが)、GPU性能は遥かに高い数値を出しています。(ENVY x360 Ryzenの記事にRyzen Mobile 2500Uのベンチマーク結果を記載しています)
そして価格ですが、ハイエンドシリーズに属する「ENVY x360(Ryzen Mobile 2500U)」が値引き後価格が630ドルに対し、「Swift 3」は750ドルです。
実売価格がいくらになるかは分かりませんが、このままでは厳しいでしょう。
とはいえ、AMD派のがじぇっとりっぷとしてはRyzen搭載ノートが増えるだけで嬉しいので、今後も頑張ってRyzen搭載ノートを出してほしいものです。
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