そろそろ出るかな? LenovoのRyzen搭載ノート「ThinkPad T495/T495s/X395」はTシリーズとXシリーズに戻ることに

PC

2019年1月、海外でLenovoの2019年のロードマップというものがリークされていました。
取り上げるのが遅くなったのには理由があるのですが、今回はその中のAMDモデルについて取り上げたいと思います。

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ロードマップ内容

2019年2018年設計発売予定
X1X1 Extreme G2X1 Extreme G1新設計2019.08
X1 Carbon G7X1 Carbon G62019.07
X1 Yoga G4X1 Yoga G42019.07
X2X390X2802019.04
TT490T4802019.04
T490sT480s2019.04
T590T5802019.04
AMDT495A4852019.06
T495s2019.06
X395A2852019.06
LL390L380CPU更新2019.01
L390 YogaL380 Yoga2019.01
L490L4802019.06
L590L5802019.06
Yoga 390Yoga 380新設計2019.05


※画像は<a href=”https://www.notebookcheck.net/ThinkPad-Roadmap-Chinese-leak-reveals-Lenovo-s-release-plans-for-2019-including-new-ThinkPad-X390-T495s.400896.0.html”>notebookcheck.netより引用

ロードマップの信頼性

ロードマップの内、記事執筆時点(2019年5月5日)で予定日が過ぎているものは「Thinkpad X390」「ThinkPad T490」「ThinkPad T490s」「ThinkPad T590」「ThinkPad L390」「ThinkPad L390 Yoga」の6モデルですが、発表は一ヶ月ほど前、発売はロードマップ通りとなっています。

このうち、「Thinkpad X390」についてはがじぇっとりっぷでも記事にしています。

液晶が大型化! Lenovo「ThinkPad X390」「ThinkPad X390 Yoga」はともに13.3インチに

このことを踏まえると残りもロードマップ通りに発売されると思われ、6月発売予定となっているAMDモデル3種も5月中には発表されるのではないかと予想できます。

信頼性の担保と、AMDモデル発表前ということで、この時期の記事化となりました。

ThinkPad T495

AMDモデル3種の内、「ThinkPad T495(とされるもの)」に関してはベンチマークサイトの記録でスペックがリークされています。
コードナンバー上では「A495」に見えますが、内容的にも「T495」のことで間違いないと思います。

Lenovo FA495SIT23 (ThinkPad T495)

CPU:Ryzen Pro 3700U
GPU:AMD Radeon Vega 10 Graphics
画面:FHD
ストレージ:1TB NVMe SSD
メモリ:24GB DDR4 2666MHz(オンボード8GB + 増設16GB)

Lenovo FA495SIT18 (ThinkPad T495)

CPU:Ryzen Pro 3500U
GPU:AMD Radeon Vega 8 Graphics
画面:FHD
ストレージ:1TB NVMe SSD
メモリ:40GB DDR4 2400MHz(オンボード8GB + 増設32GB)

モデルナンバーについては、前世代の「ThinkPad A485」は、もともと”T”シリーズの流れだったものを「ThinkPad A285」と合わせて”A”シリーズとしていたので、元の流れに戻ったと言えますね。

ThinkPad T495s

「ThinkPad T495s」についてはリーク情報が見当たりませんでした。

ThinkPad T490」と「ThinkPad T490s」がベースとなっていると考えると、「ThinkPad T495」のスリム版として、薄く、軽くなる代わりに増設メモリスロットがなくなり(すべてオンボード)、有線LANポートも消滅、カードスロットはmicroSDになると言ったところでしょうか。

ThinkPad X395

「Thinkapad X395」は「ThinkPad A285」の後継機とされていますが、Intel CPU版の「Thinkpad X390」と同じく、画面サイズが12.5インチから13.3インチに変更されます。

もともと「ThinkPad A285」がXシリーズの系統だったので、本来の”X”に戻っただけなのですが、それでもAMDモデルの”X”というだけでワクワクしてきます。

スペックについてはリーク情報が見当たりませんでしたが、DMTF(Distributed Management Task Force、システム管理標準を策定・保守する標準化団体)のテストを通過しています。

DMTF Certification Registry
Lenovo Certification Info Tested on Wed, 2019-04-03 Tested System Configuration: Product Name: ThinkPad X395, Model: ThinkPad X395, Version...
DMTF Certification Registry
Lenovo ThinkPad X395 Lenovo Notebook PC Qualification Tested Product Certification Record Lenovo ThinkPad X39...

まとめ

LenovoのAMD(Ryzen)搭載ノートは「ThinkPad A285」「ThinkPad A485」から「ThinkPad X395」「ThinkPad T495/T495s」に変わるわけですが、結局末尾の”5″で見分けがつくので、”A”シリーズとして独立させる必要がなかったという判断なのでしょうか。

もしかすると今後ラインナップが増えて”A”で管理しきれなくなるという伏線なのかもしれません。そうだったらいいなぁ。

関連リンク


Lenovo Thinkpad X390

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