2019年10月17日、MSIは第10世代Intel CPUを搭載した14インチビジネスノート「Modern 14」を発売いたしました。
販売ページ:MSIショップ、パソコンSHOPアーク、Amazon
モデル
モデル名 | OS | メモリ | ストレージ | 価格 |
A10M-477JP | Windows 10 Home | 8GB | 512GB SSD | 134,800円 |
A10M-618JP | Windows 10 Pro | 16GB | 512GB SSD | 109,800円 |
スペック
※前世代となる「PS42 8MO」のスペックを併記しています。
メーカー | MSI | |
名称 | Modern 14 A10M | PS42-8MO |
発売日 | 2019/10 | 2019/02 |
定価 | 110,000円前後 | |
実売価格 | 109,800円 | 111,980円 |
価格条件 | ||
CPU | Core i7-10510U | Core i7 8565U |
グラフィック | UHD | UHD 620 |
メモリ | 8 / 16GB | 8GB |
メモリ規格 | DDR4-2666 | DDR4-2400 |
メモリ増設 | 最大32GB (1スロット) | 最大16GB |
2.5inch | – | |
M.2 | 512GB(NVMe x2) | 256GB(NVMe) |
画面 | 14.0インチ | |
解像度 | 1920×1080 | |
ベゼル幅 | 5.7mm | |
表面 | ノングレア | |
タッチ対応 | × | |
光学ドライブ | – | |
USB2.0 | – | |
USB3.0 | 2(Gen1) | |
USB3 type-c | 2(Gen1) | |
USB PD | × | |
HDMI | 1 | |
LANポート | – | |
wi-fi | 802.11ac wave2 Intel AC9560 | |
Bluetooth | 5.0 | |
office | ||
カードリーダー | SDXC | |
Webカメラ | ○ | 92万画素 |
赤外線カメラ | × | |
NFC | × | |
指紋センサー | × | ○(タッチパッド左上) |
Windows Hello | × | ○ |
オーディオジャック | ○ | |
マイク | デュアル | |
スピーカー | ステレオ | |
スピーカー位置 | 底面 | |
サウンド | Nahimic 3 | |
キーピッチ | 19mm | |
キーストローク | ||
キーボードバックライト | ○ | |
バッテリー | 50WHr | |
稼働時間 | 10Hr | 11Hr |
ACアダプタ | 65W | 65W / 19V |
充電時間 | ||
急速充電 | ||
幅 | 322mm | |
奥行き | 222mm | |
高さ | 15.9mm | |
重量 | 1.19kg | |
開口角度 | 180° | |
カラー | カーボングレー シルバー | |
その他特徴 | MIL-STD 810G Cooler Boost 3 |
特徴
MSIは2019年8月にビジネス・クリエイター向けノートを「Content Creation Series」とし、ラインナップの整理を行いました。
以前のMSIのラインナップだと「PS42 8MO」がdGPUなし、「PS42 8RA/8RB」がGeForce MX 150/250搭載、「PS42 8RC」がGeForce GTX 1050搭載など、モデル名が似たりよったりで非常に区別しづらいものなうえ、サイト上では「PS42 8RA」が無印「PS42」として扱われていたりと初見殺しもいいところでした。
というか、がじぇっとりっぷの過去記事を見返したら当時は区別しきれてないですね。
それがエントリー向けの「Modern」、メインストリームとなる「Prestige」、そして超プロ向け「Creators」と、分かりやすい名称に変更されました。
「Modern 14」は前述の通りエントリー向けノートで、dGPUを搭載しない「PS42 Modern 8MO」の後継となります。
スペックからして筐体はそのまま流用されているものと思われます。指紋リーダーがなくなっているので、その点は退化ですね。
エントリー向けではありますが、そこはゲーミングノートを得意とするMSI基準とでもいいますか、第10世代(Comet Lake)のCore i7-10510Uが搭載されています。
メモリは8GBもしくは16GBですが、前世代と比較してDDR4-2400からDDR4-2666にちょっぴり高速化、最大容量は16GBから32GBに倍増しています(1スロットなので1枚で32GBのメモリが必要です)。
ストレージは512GBのM.2 SSDですが、標準搭載されているものはPCIe x2接続なので、2000MB/s弱が上限となります。「Modern 14」自体がPCIe x4接続に対応しているかどうかは不明です。
ディスプレイについては5.7mm狭額ベゼルで、画面占有率は80%です。
インターフェースは進化がありません。
表記上はUSB3.1 Gen1からUSB3.2 Gen1に変更されていますが、これはUSB-IF(USB Implementers Forum)が2019年2月に発表した名称変更によるもので、中身は変わらずUSB3.0相当になります。
USB Type-Cも変わらずUSB3.2 Gen1(USB3.0)で、せっかくのComet LakeなのにThunderbolt3には対応していません。
USB PDにも対応していないので、電源アダプタが必須となります。
カラーは明記されていませんが、公式サイトでもシルバーとカーボングレーが入り混じっているので、モデルによってカラーを変えているのかもしれません。
キーボードも変わらずの右1列付きです。
MSIのノートを紹介するたびに、これがなければと思うのですが、変更される気配はありません。
世界的に見れば右1列付きのほうが受け入れられるのでしょうか?
その他の特徴です。
カメラはヒンジ付近に設置された”鼻の穴を覗く”タイプです。
キーボード上部にはパンチ穴で美しい模様が描かれていますが、スピーカーは底面です。
背面にはMSIのロゴがあり、180度まで開きます。
まとめ
MSIはこれまで公式ストアを持たず、PCショップや量販店を通じて販売を行っていましたが、2019年10月17日に公式ショップ「MSIストア」がオープンしました。
公式ショップで取り扱うのは上位の「Modern-14-A10M-618JP」のみで、税抜価格は134,800円となっています。
下位の「Modern-14-A10M-477JP」はAmazonやパソコンSHOPアークで販売されており、こちらは税込109,800円となっています。
さらに言うと、アークはMSIの公式カスタマイズショップなので、メモリやストレージの増設が行えたうえ、保証も付きます(自分で増設すると保証の対象外となります)。
関連リンク
製品ページ:MSI
Modern-14-A10M-618JP:MSIショップ
Modern-14-A10M-477JP:パソコンSHOPアーク
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