2020年1月8日、Mouseは法人向けブランドのMouseProで、最大25時間駆動の14インチモバイルワーク向けノート「MousePro NB4」シリーズを発売いたしました。
スペック
CPU | Core i7-10510U Core i5-10210U |
---|---|
メモリ | 8 / 16GB (最大24GB) |
ストレージ | 256〜512GB(M.2 SATA) |
wi-fi | 802.11ax+BT5.0 (Intel AX200) |
画面 | 14インチ FHD ノングレア |
サイズ | 322×218.2×16.9mm |
重さ | 1.1kg |
特徴
「MousePro NB4」は、約25時間という長時間動作と、約1.1kgというモバイル性を兼ね備えています。
モバイルということでタフネス面ではアメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810G)を取得しています。
最近ではMILスペックも当たり前になってきて、訴求要素としては薄くなってきていますが、あるのとないのとではやっぱり違いますね。
CPUは第10世代Comet LakeのCore i5-10210Uまたは、Core i7-10510Uで、第10世代の主流を搭載しています。
メモリは8GBまたは16GBで、うち8GBはオンボードです。
ストレージは256GBまたは512GBです。M.2 SSDですがSATA規格なので転送速度は500MB/s台止まりになるでしょう。
無線LANはWi-fi 6(802.11ax)対応です。モジュールはIntel AX200を搭載しています。
2.カメラ
3.Windows Hello インジケーター
4.デュアルアレイマイク
5.キーボード
6.タッチパッド
8.カードリーダー
9.ヘッドホン出力/ヘッドセット端子
10.USB 3.0端子
11.セキュリティスロット
12.電源端子
14.USB 3.1端子
15.USB 3.1端子 (Type-C)
※ USB Power Delivery、
DisplayPort Alt Mode 対応
インターフェース一覧です。
特殊な要素はなく、ビジネス用としてうまくまとまっています。
電源端子はありますが、USB PD(60W以上推奨)に対応している点も、モバイル時の充電しやすさという点ではプラスポイントです。
USB PDだと小型充電器が数多くありますが、「MousePro NB4」は電源アダプタも薄型で、モバイルを意識したものとなっています。
キーボードはキーピッチが19.1mmでキーストロークが1.2mmとなっています。
キーストロークがやや浅いですが、配列は素直で過不足なく、幅が狭くなったキーもないので使いやすいと思われます。
ヒンジは180度まで開くので、打ち合わせなどに重宝しそうです。
天板にはmouseのロゴが付いています。
同型品について
さて、ここまで書いてきて、お気づきの方もいるかもしれません(タイトルでもいかにもなことを言ってますし)。
これ、FRONTIER「NS」と同じやつの色違い、大容量バッテリーモデルですね。

ビジネスモデルということでOSがWindows 10 Pro(一部モデルはSモード)なこと、カメラがWindows Helloに対応しているくらいしか違いません。というか、大元のモデルではWindows Hello対応なので、「MousePro NB4」がカスタマイズしていないとも言えます。
代わりにSSDがSATA規格になっている辺りでコスト調整が行われている感じです。
おそらくはOSとメモリとストレージ、無線LANカードを別途調達して組み立てとなっているのだと思われます。
ラインナップ
スペック | 価格 |
---|---|
![]() ![]() ![]() ![]() | 109,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() | 109,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() | 112,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 129,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() | 121,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() | 124,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() | 129,800円 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 139,800円 |
まとめ
同じ筐体を使用した、ある意味姉妹機であるFRONTIER「NS」シリーズは96,800円から、「MousePro NB4」は109,800円からと、価格にちょっと差が出ています。
しかし、OSがWindows 10 HomeかProかの違い、Windows Hello対応Webカメラ、大容量バッテリーという分かりやすい違いがあるので、この価格差も納得です。
ストレージがSATA規格な点はマイナスですが、カスタマイズ項目を見ると256GBモデルは+2,800円、512GBモデルは+1,800円でNVMeに変更できるようになっていました。
ちなみにWindows 10 ProからHomeへのダウングレードは-2,400円です。
実質的な差を考えると、Webカメラと大容量バッテリーに13,000円の価値があるかどうかで選択肢が変わる感じになりそうです。
「MousePro NB4」は法人向けな分サポートがしっかりしている点も加味してもいいかもですね。
関連リンク
MousePro NB4シリーズ:mouse
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