アクティブペンが電池切れしたので100均の9V電池から単6電池を生み出した話

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がじぇっとりっぷでは先日、HPのタブレットPC「Elite x2 1012 G2」のレビューを行いました。

【レビュー】 HP「Elite x2 1012 G2」はペンタブとして使えそうな高性能タブレットPC

実はこのレビュー中にアクティブペンがおかしな挙動(接続できているのにポインタが反応しない)を起こしていました。
調べてみると単なる電池切れだったのですが、単6電池は高いので単に単6電池を買うだけじゃ面白くないということで、9V電池から錬成取り出すことにしました。

電池の分解はメーカー保証外の行為となります。また、扱いを誤れば発熱・感電の危険もあります。
乾電池の分解は自己責任のもとで行ってください。
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単6電池って?

実は単6形という規格は存在しません。

JIS規格では単5形までしかなく、アメリカANSI規格におけるAAAA電池を、便宜上単6形と呼んでいるだけです。
日本に存在しない規格のために国内メーカーでは製造しておらず、家電量販店でも海外製品が置かれているだけの、どマイナーな電池です。

左から順に、単2形、単3形、単4形、単6形です。単1形と単5形は家にありませんでした。

単6形は細く、軽いため、アクティブペンのお尻側に入れても重心があまり高くならず、持ちやすさが悪くならないということから、アクティブペンに採用されてきたようです。

ドクターグリップ世代としては太く、重くても平気なんですけどね…

話を戻して、この単6形、6本束ねると丁度角形の9V電池とほぼ同じサイズとなります。電圧も1.5V×6=9Vでこちらもぴったりです。
そんな理由からか、9V電池には積層型と単6形を6本束ねたもの2種類があり、束ねた方を買ってきて分解すれば、単6形が6本手に入ります。

ちなみに単1、単2…の”単”は、単位電池、単体を意味します。
1930年代なかばまでは複数個を束ねて使うのが普通だったそうで、それに対して「ひとつの電池」ということで”単”の字がついたそうです。

もしかしたら1型単電池、2型単電池なんて呼び方になっていたかもしれないですね。

参考:電池工業会 なるほど電池Q&A

購入、そして分解

というわけで早速100円均一ショップで買ってきました。

裏には6LR61と書かれています。これの意味は以下のようになっています。

6内部本数。1の場合は無表記
L種別。マンガンは無印、アルカリがL、ニッケル系がZなど
R形状。Rが円筒形、Fが角形
61規格。直径順だったがあとから誕生したサイズはバラバラ
9V乾電池は1957年、ソニーの小型トランジスタラジオ「TR-63」専用電池として開発されました。
内部は薄い電池を6個積み重ねた積層乾電池で、今では形式番号とは別にあの角形を006P型と総称しています。

ラベルをぺろんと剥いてしまいます。

外装を破壊分解していくと、中から6本の電池が出てきました。
ちなみに外装は金属っぽく見えましたが、プラスチックというかポリカーボネイトっぽい感じでした。

引っ張りだすと直列となっています。

一本切り離してみました。
市販のものと違ってプラス側に出っ張りがないので、接続に使われていた金属片を残して代用します。
この時マイナス側に金属片が残っていると、アクティブペンに入れたたと蓋のバネに引っかかってゴリッとなるので、マイナス側は綺麗に取り除いておく必要があります。

電圧を測ってみると1.606Vでした。

アクティブペンに入れてみます。

無事認識されました。

おまけ

ご存じの方も多いとは思いますが、単1形、単2形…という呼び方は日本独自のものです。海外で「単3電池ください」と言っても通じません。
「知ってる、AAとかAAAだよね」と思うところですが、実はあれもアメリカ独自だったりします。
なので、調べた範囲での呼び方を表にしてみました。

形状国際規格
(IEC)
日本アメリカ中国台湾ヨーロッパサイズ(mm)
直径(mm)高さ(mm)
円柱形R20単1D大号 / 1号1號Mono34.261.5
R14単2C2号2號Baby26.250
R6単3AA5号3號Mignon14.550.5
R3単4AAA7号4號Micro10.544.5
R1単5N8号5號Lady1230.2
R61(単6)AAAA9号Mini8.342.5
四方形6R61 / 6F229V電池006P 9V9伏6F2248.8×26.0×17.4(L×W×H)

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