これで8万円切りだと… ドスパラ「DX-C7」は第10世代i7/16GB/500GB SSD構成。i5モデルは6.8万円

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2020年9月10日、ドスパラ(サードウェーブ)は、第10世代Core i7-10510Uに16GBメモリに500GB NVMe SSDの構成で税抜き8万円を切る「DX-C7」を発売いたしました。

2020年6月に発売された、Core i5-10210U、8GBメモリ、250GB SATA SSDな「DX-C5」の上位モデルという位置づけです。

今回は未紹介だった「DX-C5」も合わせて紹介いたします。

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スペック

■DX-C7/DX-C5
CPUCore i7-10510U
/ Core i5-102010U
メモリ16GB DDR4-2666
/ 8GB DDR4-2666
ストレージ500GB NVMe SSD
/ 250GB M.2 SATA SSD
画面15.6インチ FHD
USBType-C(Gen2)×1
3.2 Gen1×2
wi-fi802.11ax+BT5.1
サイズ358.9×247.1×19.9mm
重さ1.55kg
詳細スペックを見る
メーカードスパラ
名称DX-C7
発売日2020/09
定価79,980円(税別)〜
実売価格
価格条件
CPUCore i7-10510U
グラフィックUHD
メモリ16GB
メモリ規格DDR4-2666
メモリ増設最大32GB
2.5inch最大1TB
M.2500GB(NVMe x2)
画面15.6インチ
解像度1920×1080
ベゼル幅やや狭
表面ノングレア
タッチ対応
光学ドライブ
USB2.0
USB3.02(Gen1)
USB-C1(Gen2)
USB PD
HDMI1.4
LANポート1GbE
wi-fi802.11ax
Intel AX201
Bluetooth5.1
office
カードリーダーmicroSDXC
WebカメラHD
赤外線カメラ
NFC
指紋センサー
Windows Hello
オーディオジャック
マイクモノラル?
スピーカーステレオ
スピーカー位置底面
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー
稼働時間7.5Hr
ACアダプタ
充電時間
急速充電
358.9mm
奥行き247.1mm
高さ19.9mm
重量1.55kg
開口角度
カラー
その他特徴KINGSOFT Office

特徴

「DX-C5/DX-C7」は必要な要素を載せて、不要な要素を削っていたらこうなった、と言わんばかりの機種です。

CPUには第10世代Comet LakeのCore i7-10210UまたはCore i7-10510Uを搭載しています。

CPUPassMark
Ryzen 7 4700U(8C/8T)139802594
Ryzen 5 4500U(6C/6T)112382475
Core i7-1065G7(4C/8T)89922504
Core i5-1035G1(4C/8T)79642390
Ryzen 7 3700U(4C/8T)74252062
Core i7-10510U(4C/8T)70982440
Ryzen 5 3500U(4C/8T)71411991
Core i5-10210U(4C/8T)64852262
Core i5-8265U(4C/8T)62782188
Core i5-8250U(4C/8T)60661984
Core i3-1005G1(2C/4T)52472306
Core i3-10010U(2C/4T)41992427

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

性能面ではRyzen 3000シリーズより少し劣る程度で、クリエイティブ・デザイン系でもない限りは足りない場面というのは多くはないでしょう。

なお、Ryzen 4000シリーズはぶっ飛んだスコアとなっていますが、これに対抗するのは第11世代Tiger Lakeとなります。が、Tiger Lakeでも4コアなので、グラフィック性能はともかくCPU性能は追いつけない気がします。

新要素多いね! Intelの第11世代Core CPU「Tiger Lake」が登場。Ryzenを追い越した?

メモリは「DX-C5」が8GB、「DX-C7」が16GBで、メモリ規格はDDR4-2666(PC4-21300)です。

ストレージは地味に違っていて、「DX-C5」が250GB M.2 SATA SSD、「DX-C7」が500GB M.2 NVMe SSDです。
ストレージはM.2+2.5インチのデュアルストレージが可能となっています。

なお、メモリとストレージはカスタマイズ可能です。

メモリは32GBまで増設可能、ストレージはM.2 SSDは最大1TBまで可能で、他にもSATA→NVMeのカスタマイズもできます。
「DX-C5」の場合、256GB NVMe SSDへの変更で+2,000円です。

Wi-fiには802.11ax(Wi-fi 6)対応のIntel AX210が搭載されています。
今のところ新発売のモデルで、標準でWi-fi 6に対応している割合は半々程度(高価格の上位機種ほど対応率が高い)なので、割安にもかかわらずWi-fi 6対応というのは好感が持てます。

▲本体全景です。

左右のベゼルはだいぶ細く、ディスプレイ下部も細めです。

デザイン的に180度開きそうな雰囲気ですが、実際には開口角度は135度程度のようです。

ちなみにヒンジが左右の2点なので、排気は背面斜め下に向けて出されます。
ディスプレイを閉じているときは後ろに流れ、大きく開くとディスプレイが壁となって、手前に流れを変えるるようです。

■左サイド
①電源入力
②HDMI 1.4
③USB 3.2 Gen1(Type-A)
④USB 3.2 Gen2(Type-C)
⑤マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端
■右サイド
⑥MicroSDカードリーダー (SDXC対応)
⑦USB 3.2 Gen1(Type-A)
⑧ギガビットLANポート
⑨セキュリティロック スロット

インターフェースは家庭でも事務でも使える構成です。HDMIが2.0ならもっと良かったのですが。

Thunderbolt 3こそ搭載していませんが、Type-C端子がUSB3.2 Gen2なのはありがたいですね。

しかし、横から見るとLenovo「IdeaPad」シリーズと言われても気づかないくらいに似ているような…

▲キーボードは残念ながら全景がありませんでした。

配列自体はJIS準拠で、エンターキー回りが少し細くなっているくらいです。手前側のふちには指をかけるふちが作られています。

右のテンキー部が4列ではなく3列なところが注意ポイントというくらいでしょう。

▲天板は無地です。

まとめ

「DX-C7」の価格は税抜きですが79,980円と8万円を切っています。消費税と送料(3,300円)を加えると91,278 円となります。
…思ったより高くなっていますが、それでも大手と勝負できる程度の価格ではあります。

一応LenovoやDELLはCore i7搭載モデルは7万円台からありますが、Lenovoの場合は安価なモデルはオンボード4GB+1スロットの構成が多く、またカスタマイズもできないことが多いので自前で増設する必要があります。

Core i7搭載モデル一覧:Lenovo

DELLは現在、最大20%オフセールのため、クーポン込価格で75,513円の「Inspiron 15 5000 【即納】プラチナ(光学ドライブ無・大容量メモリー&SSD搭載)」、83,184円の「New Inspiron 14 5000 2-in-1 プラチナ(大容量メモリー&SSD搭載)」あたりが「DX-C7」を上回るコスパとなっていますが、USB3.2 Gen2には対応していません。

USB3.2 Gen2を必要とする場面は多くはないかもしれませんが、意外と安価モデルでの選択肢がないんですね。

そういう意味では「DX-C7」はニッチなシーンをついてきた製品かもしれません。

なお、Core i5モデルの「DX-C5」は「Minecraft for Windows 10 Starter Collection」を同梱して税抜き67,980円(税込・送料込で78,078円)です。
こちらはCore i5/8GB/250(256)GB SSDとよくある構成で、Lenovo/DELLでは5万円台半ばからラインナップされています。

USB3.2 Gen2対応の有無はありますが、そこに2万円を追加できるかと言われると、さすがに厳しいですね…

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