Apple「iPad」やAmazon「Fire HD」、Google「Nexus 7」を発端とした今日のタブレットは、一時期ほどの賑わいはありませんが、主に中国を中心として複数のメーカーが一定のペースで新製品を発売する、安定した状況となっています。
一時期は7~8インチサイズだとか高解像度がブームでしたが、スマホの大画面化に伴って、近年では主戦場は10.1インチに移行しており、最近になってようやくメモリが増えたり、処理性能の高い(といってもスマホでのミドルクラスですが)SoCを搭載するようになってきました。
タブレット市場が新しい局面を迎えつつあるということで、現在発売中の中華系タブレットをまとめてみました。
といっても、技適の問題があるので、日本にも販路を展開しているメーカーが中心となります。
発売日とSoC、メモリ容量を見ると、メーカーを問わず同じように変化していくのが分かります。
なお、参考までに記事執筆時点でのBanggoodでの販売価格を掲載しています。Amazonで購入する場合、どれだけ中間搾取されているかがわかったりします。
一応そこには国内サポート費用も含まれていますが、Banggoodも割と日本語が通じるので、そんなに重要には感じないんですよね…。
SoCの性能について
この記事内で紹介するタブレットの、SoCの性能一覧です。
参考としているMediaTek MT8183は、Amazon「Fire HD 10(2019)」に搭載されているSoCです。
比較表
同SoC内ではメーカーのアルファベット順としています。
モデル名 | 発売 | SoC | 画面サイズ | 解像度 | メモリ | ストレージ | 重さ | サイズ | LTE | 端子 | OS | カメラ | バッテリー | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ALLDOCUBE X Neo | 2020/06 | Snapdragon 660 | 10.5インチ | 2560×1600 | 4GB | 64GB | 497g | 243.68×173.14×6.9mm | ○ | Type-C | Android 9.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 8000mAh | QC3.0DCI-P3 |
TECLAST T30 | 2019/10 | Helio P70 | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 64GB | 560g | 249×135×8.5mm | ○ | Type-C | Android 9.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 8000mAh | キーボード |
ALLDOCUBE iPlay 30 Pro | 2020/10 | Helio P60(MT6771V) | 10.5インチ | 1920×1200 | 6GB | 128GB | 530g | 258.3×159.4×8.3mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 7000mAh | FM |
CHUWI SurPad | 2020/12 | Helio P60(MT6771V) | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 128GB UFS | 542g | 243.9×162.6×9.2mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:8.0MP、リア:8.0MP | 8000mAh | キーボード |
TECLAST M30 Pro | 2020/12 | Helio P60(MT6771V) | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 128GB eMMC | 580g | 240×167×9.4mm | ○ | Type-C 2.0 | Android 10.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 7500mAh | |
ALLDOCUBE M8 | 2018/12 | Helio X27(MTK6797X) | 8インチ | 1920×1200 | 3GB | 32GB | 345g | 215×122.9×8.48mm | ○ | microUSB | Android 8.0 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 5500mAh | |
ALLDOCUBE M5XS | 2018/12 | Helio X27(MTK6797X) | 10.1インチ | 1920×1200 | 3GB | 32GB | 510g | 241.3×171×8.7mm | ○ | microUSB | Android 8.0 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 6600mAh | |
CHUWI Hi9 Plus | 2018/10 | Helio X27(MTK6797X) | 10.8インチ | 2560×1600 | 4GB | 64GB eMMC | 700g | 266.2×177×8.1mm | ○ | Type-C | Android 8.0 | フロント:8.0MP、リア:8.0MP | 7000mAh | |
CHUWI HiPad | 2018/09 | Helio X27(MTK6797X) | 10.1インチ | 1920×1200 | 3GB | 32GB eMMC | 490g | 252.5×162.9×9.4mm | ○ | Type-C | Android 8.0 | フロント:5.0MP、リア:5.0MP | 7000mAh | |
TECLAST M16 | 2019/11 | Helio X27(MTK6797X) | 11.6インチ | 1920×1080 | 4GB | 128GB eMMC | 727g | 277×174×8mm | ○ | Type-C | Android 8.0 | フロント:2.0MP、リア:8.0MP | 7500mAh | キーボードmicroHDMI |
TECLAST M30 | 2019/09 | Helio X27(MTK6797X) | 10.1インチ | 2560×1600 | 4GB | 128GB | 591g | 240×170×10mm | ○ | Type-C | Android 8.0 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 7500mAh | |
CHUWI HiPad X | 2020/09 | MediaTek MT8788 | 10.1インチ | 1920×1200 | 6GB | 128GB UMCP | 560g | 252.54×162.94×9.5mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 7000mAh | |
LENOVO M10 Plus | 2020/06 | MediaTek P22T | 10.3インチ | 1920×1200 | 4GB | 64GB | 480g | 244.2×153.3×8.15mm | × | Type-C | Android 9.0 | 7000mAh | ||
ALLDOCUBE X | 2019/01 | MediaTek MT8176 | 10.5インチ | 2560×1600 | 4GB | 128GB | 500g | 234.68×173.14×6.9mm | × | Type-C | Android 8.1 | フロント:8.0MP、リア:8.0MP | 8000mAh | |
ALLDOCUBE iPlay 10 Pro | 2019/07 | MediaTek MT8163 | 10.1インチ | 1920×1200 | 3GB | 32GB | 510g | 241.3×171.7×8.9mm | × | microUSB | Android 9.0 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 6600mAh | microHDMIFM |
CHUWI Hi8 SE | 2018/08 | MediaTek MT8735 | 8インチ | 1920×1200 | 2GB | 32GB eMMC | 400g | 208×122×9.5mm | × | microUSB | Android 8.1 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 4000mAh | |
ALLDOCUBE iPlay 40 | 2021/01 | UNISOC T618 | 10.4インチ | 2000×1200 | 8GB | 128GB | 474g | 248.1×157.9×8.3mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 6000mAh | |
TECLAST M40 | 2021/01 | UNISOC T618 | 10.1インチ | 1920×1200 | 6GB | 128GB | 529g | 243×163×9.3mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP(旧:フロント:8.0MP、リア:8.0MP) | 6000mAh | |
ALLDOCUBE iPlay 20 Pro | 2020/07 | UNISOC SC9863A | 10.1インチ | 1920×1200 | 6GB | 128GB | 450g | 245.2×149.4×7.95mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:2.0MP、リア:3.0MP | 6000mAh | FM |
ALLDOCUBE iPlay 20 | 2020/06 | UNISOC SC9863A | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 64GB | 450g | 245.2×149.4×7.95mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:2.0MP、リア:3.0MP | 6000mAh | |
Blackview Tab8 | 2020/06 | UNISOC SC9863A | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 64GB | 600g | 243.6×162.4×8.9mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:5.0MP、リア:13.0MP | 6580mAh | キーボード別売 |
PIPO N2 | 2020/03 | UNISOC SC9863A | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 64GB | 600g | 255×163×8mm | ○ | Type-C | Android 9.0 | フロント:5.0MP、リア:8.0MP | 6000mAh | |
TECLAST P20HD | 2020/06 | UNISOC SC9863A | 10.1インチ | 1920×1200 | 4GB | 64GB | 531g | 243×163×9.3mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 6000mAh | |
TECLAST P10HD | 2019/10 | UNISOC SC9863A | 10.1インチ | 1920×1200 | 3GB | 32GB | 450g | 240×150×7.9mm | ○ | microUSB | Android 9.0 | フロント:2.0MP、リア:5.0MP | 6000mAh | |
TECLAST P80X | 2019/07 | UNISOC SC9863A | 8インチ | 1280×800 | 2GB | 32GB | 315g | 208×124×9.8mm | ○ | microUSB | Android 9.0 | フロント:0.3MP、リア:2.0MP | 4200mAh | |
ALLDOCUBE iPlay 8T | 2021/02 | UNISOC SC9832E | 8インチ | 1280×800 | 3GB | 32GB | 308g | 216.8×122.1×10.2mm | ○ | Type-C | Android 10.0 | フロント:2.0MP、リア:2.0MP | 5300mAh | |
ALLDOCUBE iPlay 7T | 2019/06 | UNISOC SC9832E | 6.98インチ | 1280×720 | 2GB | 16GB | 215g | 190×98×9.9mm | ○ | Type-C | Android 9.0 | フロント:0.3MP、リア:2.0MP | 2800mAh | |
TECLAST P80 | 2018/04 | Allwinner A133 | 8インチ | 1280×800 | 2GB | 32GB | 310g | 208×124×9.3mm | × | Type-C | Android 10.0 | フロント:0.3MP、リア:2.0MP | 4000mAh |
Snapdragon 660
サプライヤーとの取引の関係なのか、単に高価なのかは分かりませんが、タブレットにSnapdragonはあまり使われてきませんでした。
ハイスペックなSnapdragon搭載タブレットはSamsungとかNEC、Lenovoなどのグローバルメーカーが出していますが、中華系ではとんと見かけませんでした。
そんな中、2020年にALLDOCUBEが出してきたのが「ALLDOCUBE X Neo」です。
ALLDOCUBE X Neo
「ALLDOCUBE X Neo」はAntutu(v8)が17万点台の、スマホではミドルレンジになるSnapdragon 660搭載タブレットです。
2.5Kディスプレイ機は年に1、2機種くらいしか登場しないのですが、「ALLDOCUBE X Neo」はその2.5K(2560×1600)解像度な上に有機ELなディスプレイを搭載しています。
スピーカーやカメラはいまいちなので映像鑑賞というよりは読書に向く端末のようです(モノクロになる読書モードあり)。
Banggood価格:25,972円
Helio P70
Helio P70は2018年10月に発表されたSoCで、12nmプロセス技術を用いて製造されていて、2.1 GHzのCortex-A73コア4つと2 GHzのCortex-A53コア4つを搭載しています。
前世代のHelio P60からはマイナーチェンジレベルで、グラフィックの動作周波数が向上しています。
タブレットよりもミドルレンジスマホでよく使われています。
TECLAST T30
TECLAST T30は調べた範囲では唯一となる、Helio P70搭載タブレットです。
2020年11月にはメモリを6GBに、ストレージを128GBに強化した「T30 Pro」が発表されていますが、記事執筆時点では発売が確認できませんでした。
キーボード付きとキーボードなしが販売されています。
Banggood価格:20,561円
Helio P60(MT6771V)
2018年2月に発表されたSoCで割と人気が高く、中華系スマホやタブレットで積極的に採用されています。
ALLDOCUBE iPlay 30 Pro
Helio P60搭載タブレットの中で唯一10.5インチと画面が大きく、メモリも6GB搭載しています。
Banggood価格:20,561円
CHUWI SurPad
CHUWIの出した、Surface風タブレットです。キーボードが付属する点がSurface風です。
ストレージにはeMMCより高速なUFSが使われています。
Banggood価格:27,054円
TECLAST M30 Pro
Helio P60搭載タブレットの中で一番平凡というか、オーソドックスで安価なのがTECLAST M30 Proです。
割と「T30」と被っていますが、ストレージは「T30」の倍の128GBで、価格もこちらの方が安くなっています。
Banggood価格:16,773円
Helio X27
2016年12月に発表された、2.6GHz A72 x 2 + 2.0GHz A53 x4 + 1.6GHz A53 x 4という変な構成の10コアSoCです。
がじぇっとりっぷが以前にレビューしたCHUWI「Hi9 Pro」では動作周波数を落としたものが使われていました。
ALLDOCUBE M8
8インチながらWUXGA(1920×1200)解像度なタブレットです。
Banggoodに製品ページが残っていたので紹介していますが、ステータスが完売となっている上、2018年12月と古めのタブレットなので、再販される可能性は低いです。
Banggood価格:14,068円(完売)
ALLDOCUBE M5XS
Helio X27搭載のALLDOCUBEタブレットは8インチの「M8」もありましたが、生産終了となったようです。
「M5XS」もおそらくは在庫処分状態で、1.2万円程度で投げ売りされています。
Banggood価格:12,228円
CHUWI Hi9 Plus
8.4インチだった「Hi9 Pro」の10.8インチ版みたいなものが「Hi9 Plus」です。
当時は名前が紛らわしすぎてなんだかなぁと思っていたのを覚えています。10インチなのに”9″ですからね…
Banggood価格:18,397円
CHUWI HiPad
CHUWIはHelio X27搭載タブレットを複数発売しましたが、オーソドックスに10.1インチWUXGAなのが無印の「HiPad」です。
後述する「HiPad X」と紛らわしいため、「HiPad LTE」と表記されたりします。
Banggood価格:15,150円
TECLAST M16
11.6インチでキーボード付きと、ノートPC的な利用が想定されているのが「TECLAST M16」です。
Banggood価格:22,509円
TECLAST M30
10.1インチながら2.5K(2560×1600)解像度なのが「TECLAST M30」です。
Helio P60搭載の「TECLAST M30 Pro」はWUXGA(1920×1200)なので、高精彩を求めるなら「M30」になりますが、性能を求めるなら「M30 Pro」になります。
Banggood価格:16,773円
MediaTek MT8788
MediaTek MT8788はHelio P60(MT6771V)相当のSoCです。違いは対応するメモリ規格で、Helio P60はLPDDR4x-1800、MT8788はLPDDR3-1866およびLPDDR4-3600となっています。
CHUWI HiPad X
CHUWI「HiPad X」は、初期の頃はHelio P60(MT6771V)を搭載していましたが、現在はMT8788が搭載されているようです。
Helio X27搭載の無印「HiPad」と紛らわしいです(そのため、無印の方は「HiPad LTE」と書かれたりします)。
Amazonではキーボードとペンが付属するものの、プレミアム価格というかぼったくり価格になっていますね。
Banggood価格:22,726円
MediaTek P22T
正直情報が少なすぎて、割と謎いSoCだったりします。
8コアでAntutuは10万点を超えていますがグラフィックがAdreno系ではなくPowerVR系で、GPUスコアがやけに低いのがマイナスですね。
LENOVO M10 Plus
操作性が格段に高まるタスクバー風の独自のナビキーが高評価な、Lenovoのエントリータブレットです。
Banggood価格:30,301円
MediaTek MT8176
A72×2+A53×4のBig.Little構成なSoCで、これはがじぇっとりっぷが大好きなRockchip RK3399と同じです。
性能面でもRK3399と同じくらいのようです。
ALLDOCUBE X
ALLDOCUBEの名前が紛らわしいタブレットです。筐体サイズは「ALLDOCUBE X Neo」と同じです。
性能的には「ALLDOCUBE X Neo」の6~7割程度ですが、価格差が小さいので今買うなら「ALLDOCUBE X Neo」を買った方がいいでしょう。
Banggood価格:39,414円
MediaTek MT8163
MT8163は、端的に言えば第6~8世代の「Fire HD 8」(2016~2018年)に搭載されていたSoCです。
性能的にはエントリーもいいとこで3Dゲームはほぼ無理ですが、読書やストリーミングビデオ、ネットサーフィン程度であれば問題ありません。
ALLDOCUBE iPlay 10 Pro
「iPlay 40」まで発売されている今となっては型落ち品もいいところですが、Amazonでも1万円で買えるお手頃タブレットです。
FMラジオが聞けたり、microHDMIを搭載していたりと、タブレットではあまりない装備を持っている点もポイントです。
逆に欠点はWi-fiが802.11 b/g/n(Wi-fi 4)止まりな点で、ストリーミングを見るとかには不自由はないでしょうが、高速通信にはあまり期待できません。
Banggood価格:販売終了
MediaTek MT8735
2015年4月に発表された、割と古いSoCです。
「Lenovo TAB2/TAB3」や「ASUS ZenPad 10 (Z301ML)」など、2016年頃の製品にちょこちょこ搭載されていました。
CHUWI Hi8 SE
Banggoodで八千円台と、おもちゃ感覚で買えるタブレットです。
性能面ではエントリークラスですが、8インチながら解像度がWUXGA(1920×1200)なのはこれと、完売で入手困難となった「ALLDOCUBE M8」くらいなので、それだけでも存在価値があったりします。
Banggood価格:8,657円
UNISOC T618
UNISOC(紫光展锐)は上海に本社を置く中国のファブレス半導体企業で、前身はSpreadtrumという、低価格、ローエンドスマートフォン向けのベンダーでした。
UNISOC自体はSC9863Aがヒットしましたし、好調っぽいのですが、親会社のTsinghua Unigroup(清華紫光集団)が経営破綻機器という報道もあり、今後の動向がどうなるかの見通しが立ちません。
Tsinghua Unigroup(清華紫光集団)については下の記事がすげー詳しいです。
UNISOC T618は2019年8月に発表されたSoCで、2コアのA75と6コアのA55のBig.Little構成をとっています。
製造プロセスは12nmで、ローエンド向け中心のUNISOCとしては初となるミドルレンジプロセッサーです。
ALLDOCUBE iPlay 40
2021年1月に発売されたばかりの最新タブレットです。
性能の割に安価で、ディスプレイの発色も良いのだけれど、WidevineがL3で、デジタル著作権コンテンツはSD画質での再生になるのが少ない欠点です。
Banggood価格:24,890円
TECLAST M40
「ALLDOCUBE iPlay 40」と同じく2021年1月に発売されたばかりのタブレットです。
「ALLDOCUBE iPlay 40」よりも安価で、タイミングによってはBanggoodで1.7万円台まで下がったりするようです。
ぶっちゃけ、予算2万円ならこれを買うのが一番確実ですし、2.5万円なら液晶をアップグレードして「iPlay 40」を買うのが、後から後悔しないと思います。
価格差はディスプレイに表れていて、「ALLDOCUBE iPlay 40」と比べると発色は微妙とのこと。まぁ、比べなければ気にならないみたいですが。
Banggood価格:18,397円
UNISOC SC9863A
2019年から2020年にかけて、各メーカーがこぞって搭載してきた、人気のSoCです。
2018年から2019年にかけて人気だったHelio X27の後釜となったわけですが、製品によっては1万円を切る価格で販売されており、お手頃感が強いです。
ALLDOCUBE iPlay 20 Pro
2万円前後とSC9863A搭載タブレットの中では高額ですが、6GBメモリに128GBストレージと、スペックは豪華です。
とはいえ少し予算を足したら1.5倍の性能の「iPlay 30 Pro」が買える(Banggoodだと二千円差くらい)ので、今となってはやや微妙です。
Banggood価格:18,397円
ALLDOCUBE iPlay 20
「iPlay 20 Pro」のメモリ4GB、ストレージ64GB版です。
SoCの性能面では変わらず、Amazonでも2万円と高すぎではないので、「個人輸入はちょっと不安…」という人でも買いやすいでしょう。
Banggood価格:販売終了
Blackview Tab8
タフネススマホでおなじみのBlackViewが発売したタブレットです。
残念ながら「Tab8」はタフネスタブレットというわけではありません。
キーボード端子があり、キーボード(別売)と組み合わせることもできます。
Banggood価格:15,150円
PIPO N2
Windowsタブレットや、唯一無二の台型タブレットを手掛けるPIPOの、Androidタブレットです。
ベゼルは太めで洗練されているとはいいがたいですね。
Banggood価格:14,609円
TECLAST P20HD
「P20HD」は「P10HD」から8か月ほどで発売された製品です。同じSoCを搭載していますが端子はmicroUSBからType-Cに、OSもAndroid9からAndroid10にアップデートされています。
筐体も新しくなってかなり軽量化されましたが、長辺のベゼルが太くなり、横向き仕様に変わっています。
Banggood価格:17,314円
TECLAST P10HD
10.1インチながら長辺のベゼルが細く、割とスマートなタブレットです。
TECLASTは安値路線なので、ほっそりしたスタイルなのにBanggoodで1.3万円台と、割安に感じる一台です。
Banggood価格:13,418円
TECLAST P80X
「Fire HD 8」対抗馬といえる機種です。性能面では「Fire HD 8」より少し高く、価格面では少し安い(Banggoodの場合)のですが、Amazonセール中のコスパには勝てない、すごく微妙な立ち位置でもあります。
Banggood価格:8,116円
UNISOC SC9832E
SC9832EはUNISOCが2018年に発表した、4GLTE対応チップセットです。
搭載製品は少なく、ALLDOCUBE意外では中華スマホのMeizu C9/C9 Proくらいしか見当たりませんでした。
ALLDOCUBE iPlay 8T
2021年2月に発売されたばかりの、最新タブレットです。記事執筆時点ではAmazonにも登場していません。
1万円を切る価格ながらメモリを3GB搭載しています。ただし、SoC性能はエントリークラスなので、価格だけで選ぶと失敗する可能性も含んでいるので、よく検討して買うべきでしょう。
Banggood価格:9,739円
ALLDOCUBE iPlay 7T
今回紹介する中で唯一の7インチ(正確には6.98インチ)タブレットで、「Fire HD 7」対抗馬として国内でも人気です。
価格面では少し上ですが、「Fire HD 7」がメモリ1GB、解像度1024×600に対して「iPlay 7T」はメモリ2GB、解像度は1280×720とワンランク上であり、幅も17mm細く持ちやすくなっています。
あと、地味に4G LTEに対応しているので、モバイルタブレットとしても好まれています。
Banggood価格:7,574円
Allwinner A133
Allwinner A133はネット上にも情報が少なく、性能的にはエントリークラス、グラフィックはエントリー上位くらいということしか分かりませんでした。
TECLAST P80
約3年前の製品と、今回紹介する中では最古となります。
色々と微妙ではありますが、Amazonでも8,000円台と、価格面では最安クラスです。
まぁ、Banggoodで「P80X」を買った方が安いですし、性能も1.5倍以上になるので、買うなら「P80X」の方がいいとは思いますが…
Banggood価格:販売終了
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