ザ・スタンダード。 HP「Pavilion 15-eg」は6万円台からの15.6インチTigerLakeノート

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2020年12月、HPは実売価格が税込6万円台からと安価なIntel第11世代Core CPU(コードネーム:Tiger Lake)を搭載した15.6インチのスタンダードノート「Pavilion 15-eg」を発売いたしました。

ほぼ同じ構成と同じ価格で13.3インチと14.0インチサイズも発売されており、ユーザーとしては好きなサイズで買えるようになっています。

カジュアル用途に。 HP「Pavilion 13-bb」は6万円台からのTigerLake搭載ノート
メモリ増設可っぽい? HP「Pavilion 14-dv」は6万円台からのTigerLake搭載ノート
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スペック

■Pavilion 15-eg
CPUCore i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
メモリ8~16GB DDR4-3200
ストレージ256GB~1TB NVMe SSD
画面15.6インチ IPS FHD
インターフェースUSB Type-C(Gen2)×1
USB 3.0×2
HDMI
microSDXC
オーディオジャック
wi-fi802.11ax+BT5.0
サイズ360×234×20mm
重さ1.71kg
詳細スペックを見る
メーカーHP
名称Pavillion 15-eg
発売日2020/12
定価104,800円~
実売価格59,000円~
価格条件税抜・送料別
CPUCore i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
グラフィックIris Xe
UHD Xe
メモリ8~16GB
メモリ規格DDR4-3200
メモリ増設○(2slot)
2.5inch×
M.2256GB〜1TB(NVMe)
画面15.6インチ
解像度1920×1080 IPS
ベゼル幅
表面光沢
タッチ対応
光学ドライブ
USB2.0
USB3.02(Gen1)
USB3 Type-C1(Gen2)
USB PD
HDMI2.0 x 1
LANポート
wi-fi802.11ax
Bluetooth5
office
カードリーダーmicroSDXC
Webカメラ92万画素
シャッター付き
赤外線カメラ
NFC
指紋センサー
Windows Hello
オーディオジャック
マイクデュアル
スピーカーデュアル
スピーカー位置底面左右
サウンドBang & Olufsen
キーピッチ18.7mm
キーストローク1.3mm
キーボードバックライト
バッテリー3セル
稼働時間8.0Hr
ACアダプタ45W
充電時間
急速充電45分50%
360mm
奥行き234mm
高さ20mm
重量1.71kg
開口角度135°前後
カラーセラミックホワイト
フォグブルー
その他特徴オーシャンバウンド・プラスチック使用
リフトアップヒンジ

特徴

「Pavillion 15-eg」は比較的価格が高くなりがちな(その代わりデザイン性の高い)HP製品にあって、割と安価に購入できる機種です。

立ち位置的にはLenovoの”5″系、DELLの”5000″系と同等と捉えていいでしょう。

搭載できるCPUはTigerLake世代のCore i7-1165G7、Core i5-1135G7そしてCore i3-1115G4
冷却面に余裕があるのか、「Pavillion 13-bb」と「Pavillion 14-dv」にはなかったCore i7が選択肢に追加されているのが一番の違いと言えるでしょう。

メモリは8GBまたは16GBのDDR4-32002スロット構成で、Core i5モデルは+5,000円で16GBに変更できます。カスタマイズ画面ではなぜかカラーの方に追加料金が書かれています。

元々が4GB×2なので、増設しようとすると追加ではなく入れ替えることとなってしまうので、初めから変更しておくのもありでしょう。

ストレージはCPUごとに違い、Core i3が256GB、Core i5が512GB、Core i7が1TBのM.2 SSDとなっています。おかげでCore i7モデルが妙に高い価格になってしまっています。

▲公式サポートによる分解動画から切り出して補正した内部です。

おそらく、Core i7モデルのみデュアルファンになるものと思われます。
また、右下にスペースがあるものの特に活用はされていないようで、デュアルストレージもできません

Wi-fiはM.2カードですが802.11ax(Wi-fi 6)対応なので、特にいじる必要はないですね。

こうなってくると、オンボードな「Pavillion 13-bb」だけが802.11ac(Wi-fi 5)止まりな対応なことが不思議になってきます。前世代の「Pavillion 13-an」は802.11ax(Wi-fi 6)対応だったので、退化してるんですよね…

サイズ面では奥行きが12mmほど短くなり、画面占有率が86%まで向上しました。
画像からも上下のベゼルがかなり細くなったことが分かります。

■左
・HDMI 2.0出力端子
・USB Type-A Gen1
・USB Type-C Gen2 (USB PD、DisplayPort™ 1.4)
・microSDカードスロット
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
■右
・セキュリティロックケーブル用スロット
・USB Type-A Gen1
・電源端子

インターフェースは「Pavillion 13-bb」とほぼ同じ配置です。右にセキュリティロックが追加されたくらいが違いですね。
「Pavillion 13-bb」と違ってキーボードが左右ぎりぎりまで広がっていないので、Type-Aポートは折り畳み式にはなっていません。

▲キーボード画像がなかったので、フロント画像で代用です。キーボードバックライトも搭載されています。

「Pavillion 15-eg」のキーボードはテンキー付きのオーソドックスな配列となります。右下にはうっすらと指紋リーダーが見えます。

スピーカーはHPらしくBang & Olufsen印ですが、HPの得意とするキーボード面ではなく、底面左右に位置しています。

▲Pavilion共通のリフトアップヒンジ

キーボード面と天板にアルミニウム素材を採用することで剛性を担保しています。

▲カラーはセラミックホワイトまたはフォグブルーの2色展開です。

▲天板ロゴはプレミアムでない方です。

セラミックホワイトの天板は、指紋が付きにくく、引っかき傷にも強い、AED(アニオン電着塗装)加工が施されています。

また、環境保護とサステナビリティ(持続可能性)の観点から、本体の一部にオーシャンバウンド・プラスチック(海に流入する前に回収されたプラスチックごみ)が使用されています。

まとめ

「Pavilion 15-eg」の価格は以下のようになっています。

Core i3/8GB RAM/256GB SSD:59,000円(税込64,900円)
Core i5/8GB RAM/512GB SSD:69,000円(税込75,900円)
Core i5/16GB RAM/512GB SSD:74,000円(税込81,400円)
Core i7/16GB RAM/1TB SSD:92,000円(税込101,200円)

さすがにCore i7モデルは結構値段が高くなっています。
また、「Pavilion 15-eg」は楽天市場内の公式ストア「HP Garage Store」でも販売されており、セール時には公式で買うよりも安くなったりします。

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内容的にはスタンダードながらHPらしいデザイン性もあって6万円台からなので、家族用だとかヘビーな使い方をしない用途で新しくノートが必要になった時には、候補に入れておいてもいい一台でしょう。

関連リンク

Pavilion 15-eg:HP Garage Store

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