17インチのIntel版。Lenovo「IdeaPad Slim 360i 17」はIPS液晶で5.2万円から

PC

2021年3月30日、LenovoはIntel第11世代Core CPU(コードネーム:Tiger Lake)を搭載した17インチノートPC「IdeaPad Slim 360i 17」を発表、発売しました。

スポンサーリンク

スペック

■IdeaPad Slim 360i 17
CPUCore i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
メモリ8GB DDR4-3200(内4GBオンボード)
ストレージ256~512GB NVMe SSD
画面17.3インチ IPS FHD
インターフェースUSB Type-C(3.0)×1
USB 3.0×1
USB 2.0×1
HDMI
SDXC
オーディオジャック
wi-fi802.11ac+BT4.2
サイズ399×274×19.9mm
重さ2.2kg
詳細スペックを見る
メーカーLenovo
名称IdeaPad Slim 360i 17
発売日2021/03
定価107,800円~
実売価格52,822円~
価格条件税込・送料込
CPUCore i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
グラフィックIris Xe
UHD Xe
メモリ8GB
(4GBオンボード)
メモリ規格DDR4-3200
メモリ増設最大20GB
2.5inch×
M.2256〜512GB(PCIe)
画面17.3インチ IPS
解像度1920×1080
ベゼル幅
表面ノングレア
タッチ対応
光学ドライブ
USB2.01
USB3.01(Gen1)
USB3 Type-C1(Gen1)
USB PD
HDMI
LANポート
wi-fi802.11ac
Bluetooth5
office
カードリーダーSDXC
Webカメラ100万画素
ThinkShutter
赤外線カメラ×
NFC×
指紋センサー×
Windows Hello×
オーディオジャック
マイクデュアル
スピーカーステレオ
スピーカー位置底面左右
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト×
バッテリー2セル
稼働時間8.0Hr
ACアダプタ65W
充電時間3.5Hr
急速充電なし
399mm
奥行き274mm
高さ19.9mm
重量2.2kg
開口角度
カラーアークティックグレー
その他特徴

特徴

「IdeaPad Slim 360i 17」は基本的に以前紹介した「IdeaPad Slim 360 17」のIntel版です。モデル名の末尾に”i”が付くのがIntelモデルです。

CPUはTigerLake世代

冒頭にもあるように、CPUは第11世代TigerLakeを搭載しています。

新要素多いね! Intelの第11世代Core CPU「Tiger Lake」が登場。Ryzenを追い越した?

「IdeaPad Slim 360 17」はRyzen 7 5700UおよびRyzen 5 5500Uの2種類でしたが、「IdeaPad Slim 360i 17」ではCore i7-1165G7、Core i5-1135G7、そしてCore i3-1115G4の3種類を選択できます。

CPUPassMark
Ryzen 7 5700U(8C/16T)161532483
Ryzen 5 5500U(6C/12T)138022515
Ryzen 7 4700U(8C/8T)138072576
Core i7-1165G7(4C/8T)116123090
Ryzen 5 4500U(6C/6T)112782474
Core i5-1135G7(4C/8T)99022750
Core i7-1065G7(4C/8T)89922504
Core i5-1035G1(4C/8T)79642390
Ryzen 3 4300U(4C/4T)78912370
Core i3-1115G4(2C/4T)64352760
Core i3-1005G1(2C/4T)52472306

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPU性能的には第10世代IceLakeよりはかなり向上していますが、Ryzen 5000シリーズどころかRyzen 4000シリーズにも負けています。Ryzenはコア数の暴力ですね。

そのかわり、TigerLakeのグラフィック能力はかなり高く、Ryzen 4000シリーズをはるかに上回り、Ryzen 5000シリーズと同格程度となっています。

それでいて同ランク(Core i5-1135G7とRyzen5 5500Uなど)であればAMDモデルの方が安価になるという理不尽なわけですが、Core i3モデルがあるので最安値モデルは「IdeaPad Slim 360i 17」の方が安価となっています。

メモリはオンボード+1スロット

メモリはモデルにかかわらず4GB+オンボード4GBの計8GB、規格はDDR4-3200です。Lenovoでは2021年から標準4GBを排除しているので、Core i3モデルでも8GBとなっています。
スロットの方は換装できるので20GB(16GB+オンボード)くらいはできるでしょう。

他の機種だとCore i7モデルはメモリ16GBとかハイスペック構成になって値段も跳ね上がるのに対し、「IdeaPad Slim 360i 17」は上位モデルもあまり構成が変わらず、その分Core i7モデルも比較的安価だったりします。

ストレージはM.2のみ

ストレージは256GB(Core i3/i5)または512GB(Core i7)のM.2 SSDです。
前世代の「IdeaPad Slim 350 17」はデュアルストレージ不可だったので、今回も同様と思われます。

その他

「IdeaPad Slim 360i 17」は「Slim 3」シリーズ、つまりLenovoにおけるエントリーシリーズに属していますが、非ゲーミングで唯一の17インチということもあってか、ディスプレイにIPSパネルが使われています

一方でエントリークラスらしくバッテリーは2セル(セル数が少ないほど充電に時間がかかる)、Wi-fiは802.11ac(Wi-fi 5)止まりとなっていたりします。

重さも2.2kgと重量級なので、イメージとしては半据え置きで、電源を入れたまま移動もできるといったところでしょうか。

筐体

筐体は、はっきり言って「IdeaPad Slim 360 17」と同じです。

正面です。
ベゼルはさほど細くはないはずですが、17.3インチという大画面から相対的に細く見えます。

カメラのThinkShutterはエントリークラスでも標準搭載になりましたね。

■右
1. 4-in-1メディアカードリーダー
2. USB2.0
■左
3. 電源コネクタ
4. USB3.0
5. HDMI
6. USB3.0 Type-C
7. オーディオジャック

インターフェースは左に偏っています。
これは右にマウスを置くことを前提とした配置で、2019年頃から増えてきたスタイルです。

17.3インチで左右幅が399mmもあるので(13.3インチで幅300mm程度)、キーボードは左右がだいぶ余っています。

まとめ

「IdeaPad Slim 360i 17」の価格はCore i3モデルで52,822円(税込・送料込)です。
実は、と言うまでもないですがこの価格はとても安かったりします。

LenovoのTigerLake最安値は「IdeaPad Slim 350i 14」の49,610円なのですが、「IdeaPad Slim 350i 14」はTNパネルなんですよね。

TNパネルとIPSパネルは目への負担が全然違うので、3,000円差ならばIPSパネルを選ぶべきです(いや、サイズ差もありますけどね…)。

というわけで、「IdeaPad Slim 360i 17」はコストのかかる大型ディスプレイを搭載しているにもかかわらず、IPSパネル搭載TigerLake機としては最安値だったりします。

半据え置きのような使い方や、片づけやすいリビングPCにするには割といいんじゃないかと思います。

関連リンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました