JasperLakeになって復活!GPIO付きPCボードDFRobot「LattePanda 3 Delta」がファンディング中!

クラウドファンディング

2021年11月3日、Intel系のPCボードを手掛けるDFRobotは、クラウドファンディングサイトのKickstarterで、4年ぶりとなる新作「LattePanda 3 Delta」のファンディングを開始しました。

LattePanda 3 Delta – Faster than Ever, Still Pocket-sized:Kickstarter

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スペック

■LattePanda 3 Delta
CPUCeleron N5105
メモリ8GB LPDDR4-2933
ストレージ64GB eMMC
M.2 NVMe(2280)
インターフェースUSB Type-C(2.0)×1
USB 3.2 Gen2×1
USB 3.2 Gen1×2
HDMI
eDP
1GbE 有線LAN
microSDXC
オーディオジャック
50pin GPIO×2
wi-fi802.11ax+BT5.2
サイズ125×78×16mm

特徴

「LattePanda」はIntel CPUを搭載したPCボードでありながら、GPIOピンも備えるという、Intel系SBCとでも呼ぶべきボードです。

「LattePanda 3 Delta」は無印の「LattePanda」、「LattePanda Alpha/Delta」に続く、第3弾となります。
発売時期と搭載CPUの変遷は以下のようになります。

LattePanda(無印)(2015年12月):Atom x5-Z8350
LattePanda Alpha(2017年12月):Core m3-8100Y
LattePanda Delta(2017年12月):Celeron N4100
LattePanda 3 Delta(New!):Celeron N5105

CPU

CPUにはJasperLake世代のCeleron N5105を搭載します。

実はグラフィックに期待。Intelの10nmプロセスとなったCeleronの新世代「Jasper Lake」について

Celeron N5105は4コア4スレッドでTDP10Wのハイパフォーマンス寄り、GPUが24EUとグラフィックも強めです。
PassMarkスコアは3300~3400なので、3000強のCore m3-8100Yよりは1割程度上、2450程度のCeleron N4100比だと1.5倍になります。

グラフィックに関してはCeleron N4100比で3倍となります。
これだけあればWindowsを動かしてもそれほど不満は出ないでしょう。

メモリとストレージ

メモリはさすがにオンボードで、8GB LPDDR4-2933を搭載します。

ストレージは64GB eMMCに加え、M.2 NVMe SSDスロット(Key-M 2280)およびM.2 SATA SSDスロット(Key-B 2242/2280)を備えています。
なお、NVMeはPCIe Gen3 x2接続(最大転送速度が約2000MB/s)となるので、低速なSSDで十分です。

M.2 Key-BスロットはSATA SSD以外にもM.2 2252サイズの4G/5Gモジュールを搭載することが可能です。

これ、「LattePanda Alpha/Delta」ではKey-M+Key-E(Wi-fiくらいしか使われていない)だったので、地味な変更ポイントです。

その他

無線LANはオンボード(1216サイズ)で802.11ax(Wi-fi 6)に対応しています。チップメーカーまでは不明です。

電源は12Vのほか、USB PD給電に対応しています。
電源はオンボードの電源ボタンもありますが、スイッチピンを利用することもできます。

そして一番の特徴である、GPIO。50ピンが2列あり、片方がArduino準拠です。
ピン配列に関しては「LattePanda Alpha/Delta」と同じになると思われます。

参考 Pinout and Hardware Diagram

外観

インターフェース(天面)です。
Type-A端子は一つだけUSB 3.2 Gen2に対応しています。
電源スイッチは右上に横向きについています。専用ケースをつけたときにはケースボタンで押すことになります。

CPUファンをかぶせた状態だとこうなります。

背面はM.2スロットがあるので邪魔なものはありません。

サイズ感はこんな感じ。
「LattePanda Alpha/Delta」の115×78mmから10mm大きくなって、125×78mmとなっています。

オプションのUPS Hat。UPSとはUninterruptible Power Supplyの略で、無停電電源装置のことです。

バッテリー駆動にするのではなく、停電したり電源が抜けても回復するまで稼働を止めず、ボードへのダメージを防ぐことが目的のものです。

オプションの一つ。
1024×600でeDP接続のタッチ対応7インチディスプレイです。

オプションの一つ。
USB-CまたはminiHDMI接続の12.5インチ4Kで10点マルチタッチ対応のモバイルディスプレイです。

まとめ

「LattePanda 3 Delta」の価格は229ドル(25,897円)。先着100人限定のEaryl Bird(199ドル)は売り切れました。
そのほかのプランは以下。

259ドル(29,271円):本体+Windows 10 PRO
279ドル(31,510円):本体+Windows 10 PRO+UPS Hat
349ドル(39,483円):本体+Windows 10 PRO+USBカメラ+7インチタッチディスプレイ
549ドル(62,097円):本体+Windows 10 PRO+USBカメラ+12.5インチ4Kタッチディスプレイ
1129ドル(127,658円):本体+Windows 10 PRO(5セット)

これとは別に配送料が20~60カナダドル(1800~5400円程度)かかります
12.5インチ4KタッチディスプレイはDFRobotの公式ストアで289ドルで販売されていた(現在は売切れ)ものですね。

参考 12.5″ 4K IPS Touch Display

また、ストレッチゴールにケースと45W PD充電器がありますが、このままいけばどちらも達成する見込みです

発売から4年が過ぎた「LattePanda Alpha/Delta」は入手しずらくなっていますし、「LattePanda 3 Delta」の登場はいいタイミングです。
価格性能比も高いですし、あとはSATAポートと2.5GbEがないのが惜しいってくらいですね。

組み込み向けにするのもミニPC化するのもありな、相変わらず面白いなぁと思う製品です。

関連リンク

LattePanda 3 Delta – Faster than Ever, Still Pocket-sized:Kickstarter

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