ちょっとお高め。「TENKU BOX PC PRO 2022」はCeleron N5105を搭載したファンレスミニPC

PC

2022年5月2日、GPD製品の国内代理店で知られる株式会社 天空より、Celeron N5105を搭載したファンレスミニPC「TENKU BOX PC PRO 2022」が発売されました。

…TOP画像、Celeron N5150とか誤字ってますね…

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スペック

■ TENKU BOX PC PRO 2022
CPUCeleron N5105
メモリ8~16GB DDR4-2933
ストレージ256~512GB M.2 SSD
インターフェースUSB 3.0×4
USB 2.0×2
HDMI
DisplayPort
VGA
1GbE 有線LAN
microSD
オーディオジャック
wi-fi802.11ac+BT4.2
サイズ125×125×45mm
重さ578g

特徴

「TENKU BOX PC PRO 2022」は以前に紹介した「TENKU BOX PC」の最新モデルとなります。

オリジナルかな?「TENKU BOX PC」シリーズは63mm角からCore i5搭載まで3モデル展開!

CPU

「TENKU BOX PC PRO 2022」のCPUはJasper Lake世代のCeleron N5105です。

CPUPassMark
Core i3-1115G4(2C/4T)65562774
Core i5-10210U(4C/8T)64872266
Core i3-1005G1(2C/4T)52102288
Celeron N5095(4C/4T)42441577
Ryzen 3 3250U(2C/4T)41311900
Celeron N5105(4C/4T)40521520
Core i3-10110U(2C/4T)40472305
Core i5-7200U(2C/4T)33801789
Celeron J4125(4C/4T)32381214
Athlon 3050U(2C/2T)32271776
Core m3-8100Y(2C/4T)30341841
Celeron N5100(4C/4T)25461251
Celeron N4100(4C/4T)24761005
Celeron N4000(2C/2T)14781072
Atom x7-z8750(4C/4T)1406704

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

Celeron N5105はTDPが10Wと高めな分CPU性能はかなり高く、Celeron J4125比で3割弱の向上、Ryzen 3 3250Uや第10世代Core i3-10110Uと並んでいます
グラフィックは性能が飛躍的にアップしたIce Lake世代と同じUHD Gen11で、実行エンジン(EU)は24EU。Core i3-1005G1が32EUなので単純計算で3/4の性能になります。

実際、同じ24EUなN5100では3DMark NightRaid(Graphics)で3375という記録があり、Core i3-1005G1では4604(実測)だったので上の3/4という計算にだいたい一致しています。
Celeron J4125(UHD 600)のスコアは2058なので、グラフィックはだいたい1.6~1.7倍の強化と見ていいでしょう。

実はグラフィックに期待。Intelの10nmプロセスとなったCeleronの新世代「Jasper Lake」について

メモリとストレージ

メモリは8GBまたは16GBのDDR4-2933。オンボードではなく2スロットタイプなので増設可能です。

ストレージは256GBまたは512GBのM.2 2280 SSD。SATAなのかNVMeなのかは記載がありません。
「TENKU BOX PC PRO 2022」は高さが45mmと通常のミニPC程度ですが、ファンレスゆえに高さの半分くらいをヒートシンクが占めているので、2.5インチベイはありません(仕様にも記載はありません)。

その他

無線LANについてはWi-Fi2.4Ghz/5.0Ghz・Bluetooth 4.2と書かれているので、802.11ac(Wi-fi 5)でしょう。Wi-fi 6ならBluetoothは5.0以上ですし。

電源は12V/2.0Aなので最大でも24Wです。

OSはWindows 11 Pro。HomeではなくてProです。

外観

本体全景です。
これまでの「TENKU BOX PC」シリーズと共通したデザインとなっています。
デザイン的には「TENKU BOX PC PRO i5版」の系統ですね。

インターフェースです。
通気口部分を見ると、ファンではなく巨大なヒートシンクがちらちら見えています。

VGAなど旧規格ともいえるインターフェースを残していることから、Celeron J4125搭載の「TENKU BOX PC PRO Celeron版」の後継機というよりは、「TENKU BOX PC PRO i5版」のスペックを落としてファンレスにしたバージョンと見たほうがいいのかもしれません。

ケンジントンロックもあることから、この機種がどちらかというと法人向け、VGAもあることから旧世代機のリプレースも視野に入れた製品であることが伺えます。

内部はこんな感じ。
上半分はヒートシンクで、メモリとストレージは底面から換装します。
底面に蓋がある関係で、VESAマウンタが2点保持となります。

よく見ると無線LANもM.2カードなので、802.11ax(Wi-fi 6)に換装できそうです。

パッケージ内容です。

元ネタについて

天空は自社生産ではなくOEMなので、元ネタとなる機種が存在します。

探してみた結果、Newsmay Technologyの「AC8」がOEM元ではないかと思われます。

JASPER LAKE COMPUTER
JASPER LAKE N5105 N4505

元ネタの方ではPentium N6005も選択できるようです。

AliExpressでは「gk max」という名称で販売されていますね。

https://ja.aliexpress.com/wholesale?SearchText=gk+max+n5105

まとめ

「TENKU BOX PC PRO 2022」の価格は8GB/256GBモデルが49,500円16GB/512GBモデルが60,500円です。
記事執筆時点では発売記念セールで10%オフとなっています。

AliExpressだと8GB/256GBで220ドル(約29,000円)くらいなんですけどね。

ファンレス機は一定の需要があるものの市場が大きいとはいえず、種類もそれほどありません。
Celeron J4125ならいくつかありますが、JaperLake世代だと他にはないですね。

「TENKU BOX PC PRO 2022」は価格的にはちょっとお高いかなぁといった感じですが、法人向けと考えればサポート費込みでこのくらいになるでしょうし、何より貴重なファンレス機です。
天空はあまりセールに参加はしませんが、思い出したかのように割引されることがあるので、そういったタイミングを狙いたいところです。

…まぁ個人ならAliExpressで買った方がいいとは思いますが。

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