【レビュー】 BMAX Y11 Plus:そこそこ動いて薄くてコンパクト!ファンレスでも熱は控えめな11.6インチ2-in-1ノート

レビュー
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がじぇっとりっぷはサブノートに旧メインノートのLenovo「IdeaPad 720S」を使っています。
元がメインノートだけに使い勝手はすごくいいのですが、13.3インチなのでモバイル用に小さいノートが欲しいなぁと。

まぁそれで買ったのがCHUWI「MiniBook」だったわけですが、UMPCって画面サイズを犠牲にコンパクト化していること、キーボードが意外と高くて打ちにくいことから、中間サイズの11.6インチであるBMAX「Y11 Plus」を購入しました。

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BMAX Y11 Plus

CPU Celeron N5100
メモリ 8GB LPDDR4
ストレージ 256GB M.2 SSD
画面 11.6インチ IPS FHD
インターフェース USB Type-C(3.0)×1
microUSB×1
microHDMI
microSDXC
オーディオジャック
wi-fi 802.11ac+BT4.2
サイズ 274.5×187×13mm
重さ 1.0kg

GoodPoint
めっちゃ薄い
UMPCより余裕のあるキーボード
ストレージ増設可能

BadPoint
USBの片方がmicroUSB
1kgオーバーで軽量感はいまいち
バッテリーは物足りない

2023年1月5日までクーポンコード「MEULF9KY」でさらに3,000円オフ、元の6,000円オフクーポンと合わせて38,900円となります。

パッケージ

内容物
・本体
・電源アダプタ
・電源アダプタ用ソケット各種
・マニュアル

「Y11 Plus」のインターフェース

■左サイド
・オーディオジャック
・音量ボタン
・電源ボタン
・マイクホール
■右サイド
・microSDカードスロット(画像外)
・マイクホール
・microUSB
・microHDMI
・USB 3.2 Type-C Gen1
・DCコネクタ

インターフェースは薄型のものしか搭載しておらず、本体の厚みはわずか8.5mmとスマホ並み。閉じた状態だと13.7mmで、一般的なノートの2/3程度しかありません。

かつて「VAIO X」を見たときの「うっっす!」って感想を思い出しました。
まぁ、シャープの「MURAMASA」を見たときには及ばなかったんですけど(2001年で厚さ16.1mmは衝撃的でした)。

とはいえ、USBがType-C+miroUSBなのはどうなんだろうなぁと。

周辺機器をつなぐときは、こんな感じに…

せめてType-C×2にしてくれれば、汎用性は上がったのですが…

「Y11 Plus」の内部

「Y11 Plus」の内部の大半はバッテリーが占めています。
変更可能な部分はSSDだけ。

そのSSDは底面からアクセス可能で、わざわざ蓋を空けなくても交換できます。
…実は増設スロットとばかりに思い込んでいて、開けたら中身が入っていてびっくりしたのはここだけの話です。

「Y11 Plus」のディスプレイ

「Y11 Plus」のキーボード面はグレーというか濃いアルミ色、ディスプレイベゼルはブラックです。
あと上部に入らなかったのか、カメラが右下に来ています。

ちなみにマイクは左右インターフェースの並びについています。

ベゼル幅は8.6mm。
UMPCってあまり狭額ベゼルがないので、これでも細い方です。

パネルの型番は「LC116LF3L03
メーカーは最近落ち目のCEC Pandaで、仕様上はsRGBカバー率100%とされています。

参考 LC116LF3L03:Panelook

比率 カバー率
sRGB 96.1% 94%
AdobeRGB 71.3% 70.6%
NTSC 68.1% 65.3%
DCP-P3 70.9% 70.6%

実測だとsRGBカバー率94%と、あと一歩のところ。赤と緑がわずかに足りていません。
とはいえ、格安ノートでは真っ先にコスト削減の対象となるディスプレイでこれだけの数値が出ていれば十分でしょう。

ガンマグラフは結構綺麗な直線ですが、色ごとの乖離がありますね。
色域は広いものの、色の再現度については微妙なところです。

IPSパネルではありますが、グレア仕様なので角度が付くと反射が大きくなります。

明るさを100%、50%、0%で比較。
0%は相当暗くなります。

なお、 「Y11 Plus」は筆圧1,024段階のスタイラスペンに対応していますが、ドライバがGoodixという深センのメーカーのものです。
Goodixのチップはワンチップでタッチとスタイラスペンの両方に対応するそうで、実装面積の削減&コストを抑える目的で選定されている模様。

「Y11 Plus」以外にはTeclast「F6 Pro」などで使われているようですが…対応ペンがもう売っていないんですよね…

ということで、スタイラスペンについては確認できませんでした。

「Y11 Plus」のキーボード

キーボードはインターフェースと干渉しないギリギリの幅となっています。

なので、11.6インチノートながらキーピッチは17.2mmを確保

最近は角度の付いたキーボードばかり使っていたから、板状のフラットなキーボードは久しぶりで、キーが押し込みにくいなぁとは感じますが、「MiniBook」や「Win Max」のように高さがなくて筐体の角が手のひらに食い込まないので、段違いに打ちやすいです。

キーはUS配列。
JIS配列に慣れていると戸惑いますが、まぁ慣れですね。

「Y11 Plus」のスピーカー

スピーカーは意外と音量があります。
音質は、一言でいうとチープ。低音質ではなくチープ、です。ドラクエ音楽がすげーよく合います。

必要以上に音を増やそうとしていないせいか、人の声は思ったよりも聴きやすいです。
というか、中音に絞ってチューンされている感じで、ボーカルや人の声だけが強調されているといった方が近い感じですね。

低音は全く出ておらず、高音の伸びもありませんが、それでも意外と聴ける音というのは結構面白いです。
とはいえ奥行きとか深みはなく、ぺらぺらな音ですが。

格安スマホのスピーカーよりはいい、と言えば何となく伝わるかなぁ…
作業中のBGMの垂れ流しくらいには十分使えます。

「Y11 Plus」のパフォーマンス

「Y11 Plus」の搭載CPUはCeleron N5100で4コア4スレッドです。
これの前のサブノート候補だったCHUWI「MiniBook」(Celeron J4125)のスコアを比較対象としています。なお、「MiniBook」はファンレス化前のノーマル状態でのスコアです。

【レビュー】CHUWI MiniBook(2022):気になる部分はあるけれど安価でそこそこ、モバイルでできる程度の作業ならこれでいいんじゃと思わせるミニノート
2022年2月25日、CHUWIは8インチ2-in-1ミニノート「MiniBook」の2022年モデルをAmazonで発売しました。現在は4万円弱で販売されていますが、この時点では発売記念で3万円弱。あまりに安かったので衝動的に購入してしま

総合

CPU PassMark9
Core i7-1165G7 585213420
Core i5-1135G7 515210161
Ryzen 5 4500U 453213168
Core i3-1115G4 44417348
Ryzen 3 4300U 37239121
Core i3-1005G1 29995938
Core i5-7200U 25134956
Celeron N5105 20833535
Ryzen 3 3200U 24174898
本機(N5100) 17673093
Celeron J4125 14732844
Celeron N4100 10831970
MiniBook(J4125) 9752084

上段:総合、下段:CPU

※PassMarkは旧バージョン(v9)と新バージョン(v10.1)の両方を掲載。比較グラフはデータの揃っているv9のみです。

Celeron N5100はTDP6Wの、それほど性能が高いとは言えないCPUです。
さらに「Y11 Plus」は性能を引き出せるとは言い難いファンレスノートです。

それでもTDP10WなCeleron J4125を上回っているのは、さすがJasper Lake世代といったところでしょうか。
対「MiniBook」のスコアではかなり引き離しています。

CPU

CPU CINEBENCH R15
Core i7-1165G7 859227
Ryzen 5 4500U 858177
Core i5-1135G7 693200
Ryzen 3 4300U 640161
Core i3-1115G4 465195
Core i3-1005G1 413159
Celeron N5105 344101
Core i5-7200U 324126
Ryzen 3 3200U 309124
Celeron J4125 27070
本機(N5100) 20795
MiniBook(J4125) 18877
Celeron N4100 17865
MiniBook(J4125) 18877

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPU CINEBENCH R23
Core i7-1165G7 54451522
Ryzen 5 4500U 53931163
Core i5-1135G7 43661338
Ryzen 3 4300U 42231062
Core i3-1115G4 30961319
Core i3-1005G1 26491052
Celeron N5105 2059618
Core i5-7200U 1862799
Ryzen 3 3200U 1736773
Celeron J4125 1551432
本機(N5100) 1103552
MiniBook(J4125) 1040440
Celeron N4100 990394

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

CPU単体の性能で見ると、Celeron N4100以上、Celeron J4125未満となります。
シングルスレッド性能が高めなので、排熱が追い付いていないのでしょう。ファンレス故の悩みですね。

実運用では高負荷状態が継続する場面は多くなく、ローエンドクラスとしてはストレスを感じさせない操作感です。

GPU

CPU 3DMark Fire Strike (Graphic)
Core i7-1165G7 3883
Core i5-1135G7 3842
Ryzen 5 4500U 3247
Core i3-1115G4 2488
Ryzen 3 4300U 2209
Ryzen 3 3200U 1289
Core i3-1005G1 1048
Celeron N5105 957
Core i5-7200U 962
本機(N5100,冷却) 679
Celeron J4125 513
本機(N5100) 458
Celeron N4100 329
MiniBook(J4125) 327

CPU 3DMark Time Spy (Graphic)
Core i7-1165G7 1236
Core i5-1135G7 1188
Ryzen 5 4500U 940
Core i3-1115G4 784
Ryzen 3 4300U 684
Core i3-1005G1 完走せず
Ryzen 3 3200U 388
Core i5-7200U 321
Celeron N5105 293
本機(N5100,冷却) 212
本機(N5100) 199
Celeron J4125 129
Celeron N4100 88
MiniBook(J4125) 87

CPUは強制冷却してもそれほどスコアに変化はなかったのですが、グラフィック性能は有意に変化したので両方記載。

ちなみに強制冷却はこんな感じで、卓上扇風機の上にのせて計測しました。

Celeron N5100のグラフィックはUHDで24EU。
Core i3-1005G1が同じUHD(といっても世代が少し違いますが)で32EUなので、動作周波数差を入れても7割程度と予想できます。

実測ではCore i3-1005G1の6割から7割の間くらいが多く、後述しますが高負荷なベンチマークほど(どちらも力不足で)差がなくなります。

同じCeleron同士で見ると、世代間差は結構はっきりしていて、旧世代なFire Strike(DirectX 11)よりも新世代のTime Spy(DirectX 12)の方が、最適化の進み具合の違いも分かりやすくなっています。

ストレージ

「Y11 Plus」のストレージはNetac製のM.2 SATA SSDです。
リード523.3MB/s、ライト366.7MB/sと、悪くはないものの良くもない転送速度です。

SDカード

「Y11 Plus」はmicroSDスロットがあり、挿入中は全体が筐体内に納まります。

とはいっても速度は速くなく、シーケンシャルで23MB/s程度
データ移動には使えますが、増設ディスクとするのは厳しそうです。

外観

パッケージ

外箱です。

返品ラベルが貼ってあるんですけど…?
これは、やられたかなぁ?

でも、メーカーシールが貼っているので未開封っぽい?
不安になりつつも開封を進めます。

やっぱり未開封っぽい。
新品未開封で手放すって、どんな事情があったのか想像が膨らみますね。

再掲となりますが、パッケージ全体です。

付属品

付属品は電源アダプタとマニュアルのみ。

電源アダプタはマルチソケット仕様。
一応、PSEマークも取得しています。
出力は12V2Aの24Wです。

マニュアルは簡素なものですが、日本語(似非日本語フォントですが)での記載もありました。

筐体

インターフェースは左右のみ。

充電器はDCジャックを使いますが、USB PDにも対応しています。

ディスプレイにはあらかじめ保護シートが貼られています。
で、使う前にはその保護シートを保護するシートをはがす必要があるのですが…

案の定、下の保護シートまで付いてきて気泡が大量に…

ヒンジは2-in-1スタイルです。
タブレットモードにすると、ディスプレイの裏がゴム足にぴったりと付いて、浮いたりしていません
もちろん、押すとグラグラするということもなし。

これでペンがあったら遊べそうだったのですが…

キートップはフラットで、キーボードバックライトは内蔵していません

キートップの印刷はホワイトなのですが、照明との角度によってはキートップの文字が消えます

天面とキーボード面はグレー(濃いアルミ色)です。
天面にも保護シートが貼られています。

まgた、全体にサンドブラスト加工がされていて、指紋が目立ちません。

Lenovo「IdeaPad 720S」(13.3インチ)、DELL「Inspiron 14」(14インチ)、Lenovo「IdeaPad L340 Gaming」(15.6インチ)とのサイズ比較。
13.3インチよりも一回り以上小さいです。

本体重量は1,076gと1kgをちょっとだけオーバー。充電器まで入れると1.2kgです。
見た目がコンパクトなだけに、持った時に結構ずっしりきます

内部構造

底面です。
底面にも保護シートが貼られています。

ロゴや認証情報は底面に記載。

SSD交換用のふた。
左下には分解防止用の封印シールが貼られています。

再掲ですが、SSD交換用のふたを開けたところ。
M.2 SATAの2242サイズに対応します。

分解するときはゴム足の下に隠しねじがあるので注意。

これも再掲になりますが、内部全体です。

銅製らしきヒートシンクは全体に熱伝導シートが貼られています。
銅板も結構薄く、無理やりはがすと曲がりそうで、これ以上は断念。

Wi-fiチップはアンテナ接続部だけ顔を出しています。ちょっとかわいい。
アンテナはパームレスト部の裏側に張り付けられています。

左右インターフェース。
ポートは高さを抑えるために基板に埋め込まれるように配置されています。

スピーカーは思ったより大きくて意外でした。
このサイズなので音量が確保できていたのでしょう。

システム

起動前

UEFIは設定可能項目がかなり多め。

▲恒例のバックアップです。

使用したのは「Macrium Refrect Free」で、バックアップサイズはリカバリー領域含めて49.48GBでした。

システム情報

デスクトップは特にカスタマイズされていないWindows 10 Proです。

システム情報。
TDPは6W設定で、L1も6Wに設定されています。
なので、瞬間的(L2設定)には性能が出るものの、すぐに抑え込まれますね。

バッテリー容量は26.6WHrです。

ゲームベンチマーク

レビュー機のスペック

レビュー機のスペックは以下の通り。

CPU Celeron N5100
グラフィック Intel UHD (24EU)
メモリ 8GB
ストレージ 128GB

比較対象

[軽量級] DQベンチマーク

設定 メモリ スコア 評価
1920×1080 最高品質 通常時 2241 やや重い
強制冷却時 2571 やや重い
1280×720 標準品質 通常時 3811 普通
強制冷却時 4593 普通
DQベンチマーク
Core i7-1165G7 10398 / すごく快適
Core i5-1135G7 10382 / すごく快適
Ryzen 5 4500U 9431 / とても快適
Core i3-1115G4 7105 / 快適
Ryzen 3 4300U 6403 / 快適
Ryzen 3 3200U 4241 / 普通
Core i5-7200U 3701 / 普通
Core i3-1005G1 3349 / 普通
Celeron N5105 3091 / 普通
本機(N5100,冷却) 2571 / やや重い
本機(N5100) 2241 / やや重い
Celeron J4125 1475 / 重い
Celeron N4100 954 / 動作困難
MiniBook(J4125) 803 / 動作困難

1920×1080(最高品質)での比較

軽量級タイトルは意外と頑張っていますが、それでもプレイは厳しいレベル。
通常時と強制冷却時の差はまだそこまで大きくありません。

[中量級] FF XIV 漆黒のヴィランズ

設定 メモリ スコア 評価
1920×1080 最高品質 通常時 439 動作困難
強制冷却時 683 動作困難
1920×1080 高品質 通常時 543 動作困難
強制冷却時 811 動作困難
1920×1080 標準 通常時 822 動作困難
強制冷却時 1136 設定変更
1280×720 高品質 通常時 1086 設定変更
強制冷却時 1566 設定変更
FF XIV 漆黒のヴィランズ
Core i5-1135G7 2901 / やや快適
Ryzen 5 4500U 2685 / やや快適
Core i7-1165G7 2676 / やや快適
Core i3-1115G4 2075 / 普通
Ryzen 3 4300U 1859 / 設定変更
Ryzen 3 3200U 1152 / 設定変更
Core i5-7200U 928 / 動作困難
Celeron N5105 849 / 動作困難
Core i3-1005G1 785 / 動作困難
本機(N5100,冷却) 683 / 動作困難
Celeron J4125 532 / 動作困難
本機(N5100) 439 / 動作困難
Celeron N4100 333 / 動作困難
MiniBook(J4125) 320 / 動作困難

1920×1080(最高品質)での比較

中量級タイトルでは同じ”動作困難”でもかなり低いレベルです。
不可が高すぎてスコアがどんぐりの背比べ状態ですね。

このくらいになると強制冷却時はCore i3-1005G1の87%というかなり高いスコアになっていて、Core i3-1005G1に比べて性能低下が抑えられていることが分かります。
TDPが低い=発熱量が低い=冷却での性能維持がしやすい、という図式かなと。

通常時(冷却なし)はかなりスコアが落ち込んでいるので、効率的に放熱できていないということも分かりますね。

[重量級] FF XV Windowsエディション

設定 メモリ スコア 評価
1920×1080 高品質 通常時 178 動作困難
強制冷却時 269 動作困難
1920×1080 標準品質 通常時 200 動作困難
強制冷却時 388 動作困難
1920×1080 軽量品質 通常時 215 動作困難
強制冷却時 520 動作困難
1280×720 標準品質 通常時 350 動作困難
強制冷却時 614 動作困難
1280×720 軽量品質 通常時 644 動作困難
強制冷却時 767 動作困難
FF XV
Core i5-1135G7 2733 / やや重い
Core i7-1165G7 2702 / やや重い
Ryzen 5 4500U 2606 / やや重い
Core i3-1115G4 1961 / 動作困難
Ryzen 3 4300U 1914 / 動作困難
Ryzen 3 3200U 1011 / 動作困難
Core i5-7200U 867 / 動作困難
Core i3-1005G1 865 / 動作困難
Celeron N5105 837 / 動作困難
本機(N5100,冷却) 614 / 動作困難
Celeron J4125 388 / 動作困難
本機(N5100) 350 / 動作困難
MiniBook(J4125) 278 / 動作困難
Celeron N4100 258 / 動作困難

1280×720(標準品質)での比較

重量級ともなるともうさっぱりな状態ですが、負荷が高い(=高発熱)なので、強制冷却時との差がかなり大きくなっています。
それでもCeleron J4125と同等程度のスコアですし、「MiniBook」とはまだ差があります。

トータルで見ても全面的に「MiniBook」を上回るスコアを出したわけで、買い替えに何の支障もないなと。

消費電力・稼働時間・騒音・温度

消費電力

アイドル時 5.5W
画面オフ時 4.5W
スリープ時 1.2W
充電(アイドル) 28.4W
充電(電源オフ) 20.8W
CINEBENCH(S) 14.6W
CINEBENCH(M) 15.4W
最大 17.5W
最大(充電中) 36.2W

消費電力は最大でも36W台
「Y11 Plus」はUSB PD充電対応なので、45Wクラスの充電器があれば事足ります。
まぁそもそも付属の電源アダプタが24Wなので、24W出れば十分なのですが。

モバイルに向いたノートなので、USB PDを使えば充電器もコンパクトに済むのは大きいですし、なんならモバイルバッテリーでも動作しそうです。

稼働時間

キー入力のみ 13,021秒(3.6時間)
動画再生 12,632秒(3.5時間)
フルロード 10.044秒(2.8時間)

「Y11 Plus」のバッテリーは26.6WHrと、スタンダードノートの半分程度です。
アイドル時や軽負荷時の消費電力はそれほど変わらないので、稼働時間も同じく半分程度になっています。

ちょうどいいモバイルバッテリーがないので未検証ですが、10,000mAh(=37WHr)のモバイルバッテリーがあれば、実質2倍の稼働時間が得られるんじゃないかなと。
そうすれば7時間程度は使えるので、モバイルでも十分実用レベルと言えるでしょう。

温度

「Y11 Plus」はファンレスなので、筐体が放熱の役割をしています。
CPU温度は最大で89度まで達しますが…

実際に計ってみると、キーボード面は39.6度、底面も40.7度となんとか触れる範囲に収まっています。
膝の上で操作していても、ちょっと不快かな?という程度で、熱いとまでは感じません。

CPUのL1設定(6W)でも見たように、発熱を抑える方向でチューニングされた結果がここに表れていると言えます。

とはいえもともと高スコアを求められるノートではないですし、実際の使用シーンを考えると正しい選択であると言えます。

まとめ

「Y11 Plus」はがじぇっとりっぷが思い描くモバイルノートの理想にかなり近いノートと言えます。

スタンダードノートよりも薄く、コンパクトで、UMPCより画面が見やすく、キーピッチも確保されているので長文もいける。いいとこどりのノートです。

欲を言えば1kgを切って欲しかったとか、ディスプレイは16:10がよかったとか、USBはせめて2ポート欲しかったとか、言い出したら切りがないのですが、そこはコストとのトレードオフと割り切るしかありません。

これがセール時には4万円を切ることもあるというのだから、とんでもないですね。
個人的にはすごくお気に入りの一台となりました。

2023年1月5日までクーポンコード「MEULF9KY」でさらに3,000円オフ、元の6,000円オフクーポンと合わせて38,900円となります。

問題は、がじぇっとりっぷが半ば引きこもり状態で、モバイルする機会がないことかな…

関連リンク

付録

ベンチマーク結果一覧

メーカー BMAX BMAX
モデル名 Y11 Plus Y11 Plus(強制冷却)
CPU Celeron N5100 Celeron N5100
GPU
メモリ 8GB 8GB
ストレージ 256GB 256GB
PassMark 9 Total 1767.7 1802.8
CPU Single 1565 1565
CPU Multi 3093.7 3092.8
2D 394.1 398
3D 723.9 749.4
Memory 1293.2 1397.8
Disk 2628.2 2581.7
PassMark 10 Total 1428.1 1570.3
CPU Single 1498 1498
CPU Multi 3216.1 3447
2D 218.4 232
3D 613.4 808
Memory 1406.5 1481.6
Disk 2648.1 2695.2
3DMark TimeSpy 225 239
Graphics 199 212
CPU 898 935
FireStrike 452 602
Graphics 458 679
Phisics 2696 3480
Combined 193 195
NightRaid 2006 2309
Grapihics 2522 2905
CPU 930 1069
SkyDiver 1771 2352
Graphic 1760 2304
Phisics 1831 2855
Combined 1775 2128
CloudGate 3532 4094
Graphics 4697 5292
Phisics 1891 2285
IceStorm 28462 30960
Graphics 29897 33641
Phisics 24369 24210
IceStormEX 21252 24560
Graphics 20799 23725
Phisics 23007 28015
IceStormUnlimited 42315 47259
Graphics 46076 52822
Phisics 32914 34531
3DMark TimeSpy 233 287
Graphics 206 254
CPU 941 1116
FireStrike 594 2471
Graphics 634 643
Phisics 3531 3775
Combined 219 230
NightRaid 2158 2325
Grapihics 2722 2888
CPU 993 1106
CINEBENCH R15 OpenGL 23.53fps 23.68fps
CPU(M) 207cd 210cd
CPU(S) 95cd 99cd
CINEBENCH R20 CPU(M) 446pts 501pts
CPU(S) 205pts 216pts
CINEBENCH R23 CPU(M) 1103pts 1310pys
CPU(S) 552pts 557pts
CPU-Z Single 254.4 239
Multi 842.4 845
CrystalMark Mark 160414 163137
ALU 48417 49470
FPU 24210 26450
MEM 30879 30629
HDD 36107 34709
GDI 10150 10574
D2D 3044 2889
OGL 7607 8416
GeekBench4 Single 2743 2724
Multi 6020 5739
OpenCL 14515 14338
OpenCL(dGPU)
GeekBench5 Single 612 612
Multi 1480 1437
OpenCL 3190 3486
OpenCL(dGPU)
PCMark ALL 2087 2237
Essensial 5410 5440
Productivity 3338 3353
DigitalContent 1368 1667
VR Mark 293 412
DQ(DX9) 1920・最高 2241
やや重い
2571
やや重い
1280・標準 3811
普通
4593
普通
FF XIV(DX11)
紅蓮
1920・最高 428
動作困難
594
動作困難
1920・高 517
動作困難
851
動作困難
1920・標準 644
動作困難
1189
設定変更
1280・高 946
動作困難
1604
設定変更
1280・標準 1621
設定変更
2114
普通
FF XIV(DX11)
漆黒の反逆者
1920・最高 439
動作困難
683
動作困難
1920・高 543
動作困難
811
動作困難
1920・標準 822
動作困難
1136
設定変更
1280・高 1086
設定変更
1566
設定変更
1280・標準 1289
設定変更
2285
普通
FF XIV(DX11)
暁月の終焉
1920・最高 584
動作困難
624
動作困難
1920・高 776
動作困難
942
動作困難
1920・標準 830
動作困難
1342
設定変更
1280・高 1110
設定変更
1661
設定変更
1280・標準 1307
設定変更
2039
設定変更
FF XV(DX11) 1920・高 178
動作困難
269
動作困難
1920・標準 200
動作困難
388
動作困難
1920・軽量 215
動作困難
520
動作困難
1280・標準 350
動作困難
614
動作困難
1280・軽量 644
動作困難
767
動作困難
MHF(DX10)
大討伐
1920 1197 1245
1280 1374 2152
ブラウザ jetstream2 78.18 86.399
BaseMark 482.68 500.87
WebXPRT 142 149
WebXPRT4 95 96
MotionMark 115.08 219.75
SpeedMeter2.0 67.5 74.2
octane 25682 29026

ベンチマーク結果画像

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