今手に入るコンパクトRyzen。 Lenovo「ThinkCentre M715q Tiny」はNUCというよりMac miniサイズ

Lenovo「ThinkCentre M715q Tiny」は2018年5月14日(日本時間)に発表された「Ryzen Pro」の発表会で、Lenovoがラインナップの一つとして紹介していたスモールフォームファクターPCです。

その後チェックしていなかったのですが、国内では2018年7月3日に発売開始していました。

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スペック

メーカー Lenovo
型番 ThinkCentre M715q Tiny
価格 51,106円〜(税込)
発売日 2018/07
182mm
奥行き 179mm
高さ 34.5mm
容量 1.124L
OS Windows 10 Home
Windows 10 Pro
CPU Ryzen 5 PRO 2400GE
Ryzen 3 PRO 2200GE
CPU世代 Raven Ridge
Passmark値 1969 / 9566
1858 / 7975
ベース周波数 3.2GHz
3.2GHz
バースト周波数 3.8GHz
3.6GHz
グラフィックチップ Radeon™ Vega 11
Radeon™ Vega 8
コア/スレッド数 4C/8T
4C/4T
TDP 35W
チップセット AMD B300
メモリ 4〜8GB DDR4-2666
メモリスロット 2
メモリ最大 32GB
ストレージ 128/256GB M.2 SSD
500GB HDD
SATAポート数 1
M.2 Key-M(2280,NVMe)
Key-E(2230)
mSATA
USB2.0(内部)
USB2.0(外部) Rear x 3
USB3.0(内部)
USB3.0(外部) Front x 2(Gen1)
Rear x 1(Gen1)
USB type-C
SDカード
LAN Rear 1Gb x 1
Wi-fi 802.11ac(1×1)
Bluetooth 4.2
D-Sub
DVI
HDMI
4K対応(HDMI)
DisplayPort Rear x 2
4K対応(DP) 4K
シリアルポート
S/PDIF
オーディオジャック Front x 2(in/out)
Rear x 1
サウンドチップ Realtek
光学ドライブ
PCI-Eスロット
eSATA
赤外線
Optaneメモリ対応
最大消費電力 53.1W
電源 65W
ノイズレベル
VESA
付属品 USBキーボード
USBマウス
スタンド

特徴

「Ryzen Pro」搭載機種は以前に「ThinkPad A285/A485」を紹介しています。

前回の記事で「ThinkPad E485」を紹介しましたが、ThinkPadシリーズでは2018年5月14日(日本時間)のRyzen PRO...

ThinkPad A285/A485」はノート向けの「Ryzen Mobile Pro」でしたが、「ThinkCentre M715q Tiny」に搭載されるのはデスクトップ向けでTDP 35Wの「Ryzen Pro 2200GE/2400GE」となります。

これは以前に紹介した「Ryzen 2200GE/2400GE」のPro版となります。

AMDのサイトに“Raven Ridge”世代の省電力APU(GPU付きCPU)の「Ryzen 5 2400GE」と「Ryzen 3 220...

通常版とPro版の違いは主にセキュリティ面と長期サポートです。
上記記事ではAMD版NUCが作れそうと書きましたが、できたのはMac miniサイズでした。
サイズ比較をするとこんな感じになります。

M715q tiny :182×179×34.5mm
Mac mini :197×197×36mm
Intel NUC :117×112×36/51mm

手に持った時はこのくらいの大きさです(画像はascii.jpより)。
確かに、NUCと言うにはちょっと大きいですね。

外観です。
基本がビジネスモデルなので、シンプルで飾り気がありません。それでいてLenobo(IBM)らしい出で立ちです。
Wi-fiは802.11ac(1×1)なので、アンテナが一本立っています。

インターフェースです。
前面はUSB×2とヘッドホン・マイクジャックがあります。
背面は、設計者は隙間が嫌いだったのかなと思うくらいにみっちり詰まっています。
背面の4つのUSBのうち、3つはUSB2.0となっているので、外付けHDDを接続するときなどは注意が必要です。

内部画像は公式サイトになかったので、ロシアのレビュー記事(CPUはA10-9700E)よりお借りしています。
このサイズで2.5インチストレージのスペースを確保しているため、内部はぎっちり詰まっています。

2.5インチトレーの下にはメモリとM.2 SSDスロットと、Wi-fiカードスロットがあります。
Wi-fiカードは一般的なM.2 Key-Eなので換装が可能ですが、アンテナスペースが一本分しかないため、867Mbps(2×2)などを使うときはもう片方のアンテナの配置を考える必要があります。

キーボードとマウス、スタンドが同梱されています(ディスプレイは非同梱)。
キーボードはスリム/フルサイズの選択が可能です。
キーボード無しにすると2,160円の節約となります。

マウスは4,320円追加で指紋認証機能付きに変更できます。マウス無しはマイナス1,080円です。

VESAマウンタも別売(2,160円)となります。
内部にネジスペースがないからか、マウンタを取り付けるとちょっと浮きます。

まとめ

「ThinkCentre M715q Tiny」にはCPUがAMD PRO A6-9600E/A10-9700Eのモデルもあります。
ただし、AMD PRO A10-9700EでもPassmark値は1627/4922(シングル/マルチ)とRyzen PRO 5 2400GEの半分になり、コスパも良くないので今更選択する理由もありません。

「ThinkCentre M715q Tiny」の価格は、記事執筆時点のクーポン価格(50%オフ)となりますが標準構成で以下のようになります。

・2200GE/4GB MEM/128GB SSD で51,106円
・2400GE/8GB MEM/256GB SSD で67,392円

ここからカスタマイズで上下していくわけですが、Anti-Dust UL認証を取得したダストシールド(1,080円)は付けても損はないと思います(市販品のフィルターで代用できそうな気もしますが)。
もうひとつ、背面のオプションポートはシリアルポート、DisplayPort、HDMIポートは1,080円、VGAポートは2,160円で追加できるので、いずれかを選択しておいたほうがいいでしょう。

50%オフは魅力ですが、ASRockによるAMD版のDeskMiniの開発が終盤という情報もあります。
今後RyzenのコンパクトPCの選択肢が増えそうな雰囲気ですので、購入するときはその辺りも踏まえて吟味する必要がありそうです。

関連リンク


ThinkCentre M715q Tiny

コメント

  1. 匿名 より:

    ThinkCentre M715q Tiny買ってみました。
    11/18に注文して11/30に届きました。
    当初予定では4週間とのことでしたが、2週間でした。

    構成は、Windows10Pro選択モデルから
    OS:Windows 10 Pro
    ★CPU:AMD Ryzen 3 PRO 2200GE → AMD Ryzen 5 PRO 2400GE
    ★メモリ:DD4-2666 4GB → DD4-2666 8GB×2(デュアルチャンネル)
    ★Cドライブ:128GB → 256GB
          (SAMUSUNG MZVLB256HAHQ/256GB_Read:3000MB/S_Write:1300MB/S)
    ★HDDドライブなし↓
    ☆Dドライブ:ADATA SU650
          (480GB_Read:530MB/S_Write:450MB/S)
    ★HDMIポート追加
    ★IEEE 802.11 ac/a/b/g/nWirelessLan 1×1_Blutooth 4.1追加
      Qualcomm Atheros QCA61×4A Wireless Network Adapter
      Realtek PCIe GBE
    ★キーボード・マウスなし
    の構成でクーポンあり\71020でした。(★はカスタマイズ、☆Dドライブは別途購入)

    AMD発表で「ゲームもプレイできる」とのことでしたので、FF14(紅蓮の解放者)ベンチマークにて計測した結果
     1920×1080(フルスクリーン)、ベンチマークプログラムはDドライブ保存の環境で
     ◎最高品質:1792(設定変更を推奨)
     ◎高品質(デスクトップ):2037(普通)
     ◎高品質(ノート):2566(やや快適)
     ◎標準(デスクトップ):3632(快適)
     ◎標準(ノート):3653(快適)
    という結果でした。

    RadeonVegaGraphicsのグラフィックメモリサイズが1GB固定で、Bios画面からも設定変更できません。
    Windows標準のタスクマネージャーで確認しましたが、専用GPUメモリは1GB固定、共有GPUメモリは変動なし(0GB)だったため、Lenovo側のBiosアップデートもしくはAMDのドライバアップデートで設定変更できるようになるまではVRAM設定は変更できないかもしれません。
    あと、VGAの性能がメインメモリの動作周波数で変わるため、より高性能のメモリに別途換装すればスコアがもう少し伸びるかもしれません。

    Vesaマウンターつけとけばよかった…。
    あと、DeskMini(AMD)待ってもよかったかも…。
    まぁ、省スペースなのでいいんですがね orz

    • がじぇっとりっぷ より:

      コメントありがとうございます!

      IntelのiGPU(UHD620)だとフルHD・最高品質で4桁いかないので、RyzenのiGPUはやっぱり優秀ですね。
      対抗できるのはKabyLake-G搭載のHADES CANYONくらいでしょうか(まともに組むと値段差が倍になりますが)。

      グラフィックメモリサイズ固定などはどこにも出ていない話なので、非常にありがたいです。

      ちなみにご存知かもしれませんがDeskMini(AMD)の最新情報は下の公式ツイートですね。
      https://twitter.com/AsrockJ/status/1065107577413885953