2019年9月23日、CHUWIは国内のクラウドファンディングサイトMakuakeにて「MiniBook」のファンディングを開始しました。12時開始予定だったのですが直前で修正があったようで、14時開始となっています。
ファンディングサイト:Makuake
特徴
「MiniBook」についてはこれまでIndiegogo登場時、Makuake事前キャンペーンと複数回に渡り取り上げてきたので、特徴については書き尽くした感があります。
というわけで、中身については過去記事で確認いただくとして、本記事ではMakuakeにおけるコースと価格を見ていきます。
コースは大雑把に4通りとなっており、以下のようになっています(残りのコースは割引率が低くなったものなので省略)。
CPU | メモリ | ストレージ | 定価 | 価格(税込) | 同梱物 |
N4100 | 8GB | 128GB+256GB | 75,110円 | 57,085円(24%オフ) | 充電器、レザーカバー |
8100Y | 8GB | 128GB+256GB | 81,860円 | 61,400円(25%オフ) | 充電器、レザーカバー、ペン |
8100Y | 16GB | 128GB+512GB | 96,769円 | 78,130円(22%オフ) | 充電器 |
8100Y | 16GB | 128GB+512GB | 107,000円 | 79,205円(26%オフ) | 充電器、レザーカバー、ペン |
Indiegogoにあった、128GB eMMCのみという選択肢がなくなっていますね。
また、コース内に含まれるようになったため、Indiegogoにはあったスタイラスペン、USB PD充電器、EVAバッグといったオプションついては個別の用意がなくなっています。
定価を比べてみると、レザーカバーとスタイラスペンでほぼ1万円となっているのですが、これはどうなんでしょう・・・?
ひとことにレザーと言ってもピンキリですし、合皮もありますし、うーん・・・
技適マークは取得済みということですが、検索しても平成28年取得のものしか出てきません。取得社名が違うのか、過去の機器と共通のモジュールを使っているかのどちらかでしょう。
PSEマークについては2019年10月取得予定となっています。
保証期間は本体が1年、アクセサリが3カ月です(商品到着日から起算)、3ヶ月以内の故障は送料・税金含めて無料となっています。
まとめ
Indiegogo掲載の定価をベースに、25%オフ価格と比較した表が以下となります。
定価に対して256GB SSDは+30ドル、512GB SSDは+70ドル、16GBメモリーは+35ドル(すべてIndiegogoのオプション価格)としています。
なお、ドル定価には日本語キーボードの1ドルを上乗せしていますが、カバー・ペン・充電器は含まれていません。
定価(ドル) | 円換算 | 25%オフ | |
N4100/8GB/128+256GB | 569ドル | 61,292.7円 | 45,899.5円 |
8100Y/8GB/128+256GB | 699ドル | 75,295.2円 | 56,469.8円 |
8100Y/16GB/128+512GB | 774ドル | 83,375.3円 | 62,436.3円 |
・・・なんか思った以上に値段に乖離が見られます。
FAQによると、関税分の10%と配送料が上乗せされているとのこと。
試しに、8100Y/16GB/128+512GBの774ドルに、消費税8%と関税10%を上乗せして円換算すると、98,372円となりました。
Makuakeでの定価は96,769円なので、諸々を考慮すると安くはなっているようです。
しかし、上乗せが大きいですねのでいまいち割安感がないというか・・・
ちなみに、Indiegogoでのファンディングは2019年9月22日を持って終了しており、購入することはできなくなっています。
おまけ(Ubook Proのファンディングについて)
前回の記事にも書いていますが、CHUWIはIndiegogoでも新製品「UBook Pro」のファンディングを実施する予定です。
非Proの「Ubook」は2019年1月から3月にかけてKickstarterとIndiegogoでファンディングを行い、合計78万ドル以上を集めました。
「UBook Pro」はCPUがCore m3-6Y30からCore m3-8100Yにアップグレードし、ディスプレイも11.6インチから12.3インチに、アスペクト比がSurface系に多い3:2に変更されました。
「UBook Pro」もキャンペーンサイトでメールアドレスを登録することで25%オフの超早割価格で購入できるようになります。
Makuake価格を考えると、Indiegogoの超早割で買うのが一番お得っぽいので、チェックしておいて損はないと思います。
関連リンク
手のひらサイズで大満足のパフォーマンス!最強UMPCを目指したMiniBook – Makuake
MiniBook-Mobile Workstation In Your Hand – Indiegogo
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