2-in-1じゃないのか。 Lenovo「Yoga S740(14)」はお手頃価格の”Ice Lake”ノート

2019年9月25日、LenovoはIntelの第10世代CPU”Ice Lake”を搭載した14インチノート「Yoga S740(14)」を発売いたしました。

販売サイト:Lenovo

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スペック

メーカー Lenovo
名称 Yoga S740(14)
発売日 2019/09
定価 143,000円〜
実売価格 75,790円〜
価格条件
CPU Core i7-1065G7
Core i5-1035G4
グラフィック Iris Plus
メモリ 8 / 16GB
メモリ規格 LPDDR4X-3200
メモリ増設 ×
2.5inch ×
M.2 256 / 512GB(NVMe)
画面 14.0インチ
解像度 1920×1080
ベゼル幅
表面 グレア
タッチ対応 ×
光学ドライブ
USB2.0
USB3.0 2
USB3 type-c 1(TB3)
USB PD
HDMI
DisplayPort
LANポート
wi-fi 802.11ax(i7)
802.11ac(i5)
Bluetooth 5.0
office
カードリーダー
Webカメラ 720p
赤外線カメラ
NFC
指紋センサー
Windows Hello
オーディオジャック
マイク
スピーカー ステレオ
スピーカー位置 キーボード左右
サウンド
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
バッテリー 4セル
稼働時間 23Hr
ACアダプタ 65W
充電時間 2Hr
急速充電
322.4mm
奥行き 212mm
高さ 14.9mm
重量 1.4kg
開口角度
カラー アイアングレー
その他特徴

特徴

Lenovoは「ThinkPad」「ideapad」など、いくつかのブランドでPCを展開しています。
「Thinkpad」は特別として、3桁のモデルナンバーのうち1桁目がグレードを表し、最近では9〜6が「Yoga」、5以下が「ideapad」となっているようです。
そのため、がじぇっとりっぷも所有する「ideapad 720S」の次が「Yoga S730」となり、「Yoga S740」はその延長にあります。

2018年5月にLenovo「ideapad 720S(intel)」を購入し、一ヶ月ほど使ってきましたので、レポートしていきたいと思います...

「Yoga」に属するシリーズは上位も出るということもあり360度回転ディスプレイを備える2-in-1ギミックを備えているノートをメインに展開しています。
その「Yoga」の中で現時点で唯一2-in-1ではないのが「Yoga S」シリーズで、「Yoga S740」はその最新モデルです。

「Yoga S740」の初出は2019年9月6日のIFA 2019開幕直前発表会です。
この時は14インチと15インチが発表されましたが、現在発売されているのは14インチモデルのみとなります。

「Yoga S740」には固定スペックの2モデルしかありません。

Core i5-1035G4/8GB MEM/256GB SSD
Core i7-1065G7/16GB MEM/512GB SSD

CPUは2019年8月に発表されたIntelの第10世代CPU”Ice Lake”です。
第10世代には14nmプロセスの”Comet Lake”と10nmプロセスの”Ice Lake”があり、”Comet Lake”は第9世代のアップデート、”Ice Lake”は完全新作といった位置づけになります。

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内蔵GPUのバージョンも”Comet Lake”は据え置き、”Ice Lake”はバージョンアップとなっています。
グラフィック性能は下位の”UHD Graphics”でも第8/9世代の”UHD Graphics 620″の3割増し、上位の”Iris Plus”にいたってはRyzenシリーズの”Radeon RX Vega 10″すら超えるスコアを出しています。

また、第10世代CPUでは共通して搭載した新機能もあり、「Yoga S740」でもThunderbolt3、802.11ax(Wi-fi 6)を搭載しています。

特に802.11axは、規格としてはドラフト段階で正式な策定完了前であること&ルーター側が普及していないことなどから、PCメーカーも上位モデルだけの搭載など、それほど積極的に搭載はしてきていません。
「Yoga S740」は上位モデルというわけではありませんが、Core i7モデルで搭載してきました。(Core i5モデルは802.11ac)

あと、地味にメモリがLPDDR4X-3200な点も見逃せません。
LPDDR4XはSamsungが提唱したLPDDR4の派生規格で、0.6Vという低電圧(LPDDR4は1.1V)で駆動するメモリです。
消費電力が低いため、フラグシップクラスのスマホなどでも採用されており、これが「Yoga S740」の駆動時間の長さの一助となっているものと思われます。

筐体

「Yoga S740」はスピーカーがウリのようで、製品サイトの一番上にこの画像がきています。
ベゼルが一番わかり易いのもこの画像で、上部と左右が狭ベゼル、下部も以前のモデルに比べてかなり細くなっています。

アルミニウムっぽいシルバーではなく、アイアングレーというカラーで、シックな感じがいいですね。
また、筐体にはサンドブラストフィニッシュ(いわゆる梨地)加工が施されています。
「ideapad 720S」も同じ加工となっていますが、触れた時にあまり金属の冷たさを感じさせず、サラリとした触感で滑りもよく、この点では「Thinkpad」を上回っているなぁと感じます。

1.電源コネクタ
2.USB3.0
3.Thunderbolt™3ポート(USB Power Delivery対応、DisplayPort出力機能付き)
4.マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
5.USB3.0

インターフェースはTB3対応のUSB Type-Cがあります。
“Ice Lake-U”は4ポートのTB3を持っているので、1ポートだけというのはもったいない気がします。
特に同じシリーズに属する「Yoga 730S」ではTB3が2ポートあっただけに(代わりにType-Aポートはありませんでしたが)、もう1ポートあっても良かったのにという思いは強いです。

同様に、USB3.2 Gen2(最大10Gbps)もCPUとして持っているので、わざわざUSB3.0に抑える必要もなかったんじゃないかなぁと。
この辺りは上位モデルであっても最上位モデルではないから仕方ないと割り切る必要がありそうです。

USB PD対応なので、USB-C電源アダプタが使用できますが、ポートを塞いでしまわないようにか、電源ポートも付いています。
ちなみにバッテリーと電源は優秀で、稼働時間が23時間、充電が2時間となっています。

キーボードは左右にスピーカーが配置されています。
電源ボタンは分離タイプとなっており、指紋リーダーはありません。
画像は英語配列ですが、販売されるのは日本語JIS配列(84キー)なので、エンターキー周りの形が少し変わります。

天板には「Yoga」の文字が入っています。
これはまぁ、好き嫌いが分かれそうなところです。

まとめ

長所・短所が結構はっきりしている「Yoga S740」ですが、価格も長所の一つに数えられるでしょう。

Core i5-1035G4(Office無):75,790円(47%オフ)
Core i5-1035G4(Office有):93,775円(45%オフ)
Core i7-1065G7(Office無):115,940円(38%オフ)
Core i7-1065G7(Office有):137,280円(37%オフ)

※記事執筆(2019年10月11日)時点の価格

Core i7モデルは38%オフなので、クーポンのいいときを狙えば10万円台もありえなくはなさそうです。
Core i7-1065G7はTDPが28WのCore i7-1068G7を除けば、TDP15Wモデルの中では最上位なので、メモリ16GBと512GBストレージまで付いて10万円前後となるとかなりお買い得でしょう。

関連リンク


Yoga S740 (14)

Yoga S740 (14) – Lenovo