名前がイカす! Pine64がRK3399搭載の「HardROCK64」を発表、発売は2020年4月で35ドルから!

2020年2月3日、SBC(シングルボードコンピューター)メーカーのPine64が、公式ブログ上で2020年4月にRK3399搭載のクレカサイズSBC「HardROCK64」を発売することを発表しました。

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スペック

モデル名 HardROCK64
メーカー PINE64
発売日 2020/04
価格 35ドル(1GB)
45ドル(2GB)
55ドル(4GB)
価格(日本円)
CPU Rockchip RK3399(6コア)
(2.0GHz A72 x2 + 1.6GHz A53 x4)
GPU Mali-860 MP4
NPU
メモリー 1〜4GB LPDDR4
サポートOS Android
Linux
有線LAN 1GbE x 1
Wi-fi 802.11ac
Bluetooth 5
チップ
ストレージ microSD
eMMCソケット
USB 3.0 x 2
2.0 x 2
GPIO 40pin x 1
映像 HDMI
MIPI-DSI x 1
カメラ MIPI CSI x 1
オーディオジャック
その他インターフェース IR receiver
消費電力
電源 DC 5V
TBD
奥行き TBD
高さ TBD
その他

特徴

「HardROCK64」について、発売前のちょい見せといった段階なので、公表された情報はそれほど多くありません。
画像も表と裏の計2枚だけです。

スペック以外に明かされている内容は、「ROCKPro64」用のOSが微調整、あるいは調整なしで使えること、「Pinebook Pro」用のOSがデバイスツリーの変更で使えることくらいです。

これだけだと話が終わってしまうので、もうちょっと補足していきます。

公開された画像に注釈を追加してみました。
メモリはLPDDR4のワンチップで、上にeMMCソケットがあります。
Pine64のSBCは伝統的にeMMC別売となっていて、容量を好きに選ぶことができます。

USBは3.0×2+2.0×2で、Type-Cがありません。
Wi-fiは802.11acに対応し、Bluetoothも5.0となっています。
有線LANはカニさんマークのRealtekです(型番は不明ですが、Pine64製品で採用実績のあるRTL8211あたりと予想)。

ちょっと面倒なのが電源で、DC5Vのバレルジャックとなっています。
「RockPro64」は12Vなので互換性がありませんが、「PINE A64-LTS」とは同じコネクタのようなので、5V/3Aになると思われます。
電源容量的に、あれこれ接続するのは厳しそうです。

裏側にはmicroSDとMIPI CSI、MIPI DSIがあります。
残念ながら、PCIe関連のインターフェースはありません。
公式でも「PCIeやType-Cなどを必要としない人にピッタリのボードです。」と書かれています。
それらが使いたい人は(Wi-fiはないけど)RockPRO64を使ってねということですね。

また、ブログ内では「HardROCK64」以外の発売予定製品も紹介されています。

3.0TOPS NPUを内蔵したRK1808を搭載するSO-DIMM型の「SOEdge」(2020年4月/5月、30ドル〜)と、USB化するアダプタ

同じく「SOEdge」のPCIeアダプタ、そして「SOEdge」クラスタ

「Pinebook Pro」と「PinePhone」に開発リソースを割いた結果、2019年初の開発表明からまったく進んでいない「CUBE IP Camera」の開発再開などです。

まとめ

「HardROCK64」の発売は2020年4月となっています。
メモリが1GBから4GBまでのモデルがあり、1GBモデルが35ドル(約3,800円)、2GBモデルが45ドル(約4,900円)、4GBモデルが55ドル(約6,000円)となっています。
さりげなくRK3399機の最安値を更新していますね。
とはいえeMMCは別売り(16GB:15ドル〜)なので、トータルコストは一段高くなります。

価格帯からredditなどでは比較対象として「Orange Pi 4」が挙げられています。

2019年11月29日、SBC(シングルボードコンピューター)の「Orange Pi」シリーズを手掛けるXunlong Softwareは、...

eMMC込みだと「Orange Pi 4」の方が安くなりますが、ソフトウェア面の不安定さやサポートの乏しさが指摘されています。

「Raspberry Pi 4」との比較も結構議論されていますね。

RK3399機は種類が多いので、用途にあったものを選ぶか、コストで選ぶか、結局は人それぞれになると思います。

RK3399搭載SBC(シングルボードコンピューター)がだいぶ増えてきたので、ここらで一旦整理がてら比較表を作成しました。 ※2018年1...

関連リンク


Rock64(2GB)

FOSDEM 2020 and Hardware Announcements:Pine64 Blog