安価に高性能!DELL「Inspiron 15 Plus (7510)」はIntelの6コア/8コア+RTX 30で12万円台から!

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2021年6月18日、DELLはTDP45WのIntel第11世代Core-H CPU(TigerLake H45)にGeForce RTX 3050/3050 Tiを搭載した、15.6インチノート「Inspiron 15 Plus (7510)」を発売いたしました。

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スペック

■Inspiron 15 Plus (7510)
CPUCore i7-11800H
Core i5-11400H
GPUGeForce RTX 3050 Ti
GeForce RTX 3050
メモリ8~16GB DDR4-3200
ストレージ512GB NVMe SSD
画面15.6インチ IPS FHD
インターフェースUSB Type-C(TB4)×1
USB 3.0×2
HDMI2.0
SDXC
オーディオジャック
wi-fi802.11ax+BT5.2
サイズ356.06×228.9×18.99mm
重さ1.895kg

メーカーDELL
名称Inspiron 15 Plus
発売日2021/06
定価154,980円~
実売価格128,633円~
価格条件税抜・配送料込
17%off
CPUCore i7-11800H
Core i5-11400H
グラフィックGeForce RTX 3050 Ti (4GB)
GeForce RTX 3050 (4GB)
メモリ8 / 16GB
メモリ規格DDR4-3200
メモリ増設最大32GB
2.5inch×
M.2512GB(NVMe)
画面15.6インチ
解像度1920×1080
ベゼル幅
表面ノングレア
タッチ対応
光学ドライブ
USB2.0
USB3.02(Gen1)
USB-C1(TB4)
USB PD
HDMI2
LANポート
wi-fi802.11ax(2×2)
Bluetooth5.2
office
カードリーダーSDXC
Webカメラ720p
シャッター付き
赤外線カメラ
NFC
指紋センサー
Windows Hello
オーディオジャック
マイクステレオ
スピーカー2W+2W
スピーカー位置底面左右
サウンドRealtek ALC3204
キーピッチ18.7×18.05mm
キーストローク1.3mm
キーボードバックライト
バッテリー3セル56WHr(i5)
6セル86WHr(i7)
稼働時間
ACアダプタ130W
充電時間
急速充電
356.06mm
奥行き228.9mm
高さ18.99mm
重量1.895mm
開口角度
カラープラチナシルバー
その他特徴

特徴

「Inspiron 15 Plus (7510)」は、先日紹介した「Inspiron 16 Plus (7610)」の姉妹品とでもいうべきノートです。

なにこの解像度?DELL「Inspiron 16 Plus (7610)」はdGPUも搭載できる16インチ3Kノート

汎用サイズのディスプレイとしたためか、全モデルdGPU搭載になっているにもかかわらず、スタート価格は「Inspiron 16 Plus (7610)」と同じになっています。

見た目的には他の「Inspiron」シリーズのようで、ゲーミングデザインではないので事務所などで使っても違和感がありません。

Lenovoだと「IdeaPad L340 Gaming」や、かつて販売されていた「IdeaPad S540 Gaming」あたりが、通じるものがあるでしょう。

【レビュー】 Lenovo IdeaPad L340 Gaming:2020年最強コスパのゲーミングノート
【レビュー】Lenovo「IdeaPad S540 Gaming」 見た目と中身のギャップがすごい

CPU

CPUは前述したようにTDP45WのTigerLake H45で、8コア16スレッドなCore i7-11800Hまたは6コア12スレッドなCore i5-10400Hとなります。

CPUPassMark(マルチスレッド)
Ryzen 9 5900HX(8C/16T)23758
Ryzen 9 5900HS(8C/16T)23033
Ryzen 7 5800H(8C/16T)22803
Core i7-11800H(8C/16T)21532
Ryzen 7 5800U(8C/16T)19821
Ryzen 9 4900HS(8C/16T)19756
Ryzen 7 4800H(8C/16T)19228
Ryzen 5 5600H(6C/12T)18408
Ryzen 7 Extreme(8C/16T)18378
Core i9-10980HK(8C/16T)17320
Ryzen 7 5700U(8C/16T)16153
Core i5-11400H(6C/12T)15500(暫定)
Ryzen 5 4600H(6C/12T)15064
Ryzen 7 4700U(8C/8T)13980
Core i7-11730H(4C/8T)12901
Core i7-1165G7(4C/8T)11612
Ryzen 5 4500U(6C/6T)11238
Core i5-11300H(4C/8T)11095
Core i5-1135G7(4C/8T)9902

8コア16スレッドなCore i7-11800Hは、同じ8コア16スレッドなRyzen 7 5800Hとほぼ並んでいます。Core i7-1165G7比だと約2倍です。

Core i5-10400Hは公式スコアがまだ出ていませんが、GeekBenchの結果を見ると、Ryzen 7 5700Uに届かない程度といったところなので、15000台後半くらいになると思われます(上の表では暫定的に15500としています)。Core i7-11800Hの3/4なのでコア数通りですね。

最大4コアなTigerLake H35と比べると、コア数の多いTigerLake H45のスコアが飛び抜けているのがよく分かります。

グラフィック

グラフィックは全モデルdGPU搭載ですがCPUに応じて異なり、Core i5モデルがGeForce RTX 3050、Core i7モデルがGeForce RTX 3050 Tiを搭載します。

CPU3DMark FireStrike(Graphics)
RTX 3060 Mobile19472
GTX 1080 Max-Q18118
RTX 2070 Max-Q17966
RTX 2060 Max-Q15234
RTX 3050 Ti Mobile14141
RTX 3050 Mobile13103
GTX 1060 Max-Q10768
GTX 1650Ti Max-Q8406
GTX 1650 Max-Q7756
GeForce MX450(25W)7500
GTX 1050 Max-Q7288
Core i7-1165G74964
Core i5-1135G73853
Ryzen 7 4700U3105

RTX 3050とRTX 3050 Tiの差は、RTX 3060に比べればドングリの背比べもいいところですね。

RTX 30世代の最エントリークラスとは言ってもGTX 1060を軽く上回っており、VR Readyもクリアしています。そっしてRTXシリーズなのでレイトレーシングからAIを利用したビデオ編集までこなせます

なお、8コア(6コア)になった分内蔵グラフィック用のスペースが削られているので、内蔵グラフィックIntel Core UHD(32EU)の性能には期待できません。
Intel Xe(Core i7-1165G7)と比べても2.6~2.7倍のスコアを出しているわけで、内蔵グラフィックと比べたらdGPU性能は7~8倍になるでしょう。

メモリとストレージ

メモリは8GBまたは16GB(8GB×2)のDDR4-3200です。8GBについては4GB×2か8GB×1かは不明です。

内部的には2スロットが用意されていて、最大32GBまでの増設が可能です。

ストレージは全モデル512GB M.2 NVMe SSD。M.2 2280サイズのスペースに専用ブラケットをかませているので、搭載されるのはM.2 2230サイズのSSDとなるようです。
仕様表によると、M.2 2280の場合はPCIe Gen4.0にも対応し、最大64Gbps(=8GB/s)となっているので超高速モデルに換装するのもありでしょう。

隣にはM.2 2230サイズのセカンドSSDスロットがあり、SSD増設時には元のSSDをこちらに移動させると無駄がありません。

その他

Wi-fiは802.11ax(Wi-fi 6)に対応した、Intel AX201を搭載、Bluetooth5.2にも対応しています。

バッテリーはCore i5モデルが3セル56WHr、Core i7モデルが6セル86WHrと容量が異なっています。充電については20分で35%の急速充電となっています(※)。
なんか少ないように見えますが86WHrの場合、単純計算した充電量は30WHrなので、56WHrバッテリー換算だと約53%になります。割とぶっ飛んでますね。

※Express Chargeをオンにして電源オフまたはスリープ状態にする必要があります。

筐体

正面です。カメラ部にはプライバシーシャッターが付いています。

ディスプレイは15.6インチFHDで、輝度は300nits、色域は100% sRGB、コントラスト比は800:1です。パネルとしては中の上~上の下くらいの位置づけです。
汎用サイズで他の機種でも多く使われているので、液晶パネルの調達価格は「Inspiron 16 Plus (7610)」に比べて大幅に抑えられていると思うので、これが安価につながっています。

ちなみに仕様表だと4Kもあるようですが…多分来ないでしょうね。

■左
1.電源ポート
2.HDMI 2.0
3.USB 3.2 Gen1
4.Thunderbolt4
5.バッテリーステータスライト
■右
1.オーディオジャック
2.USB 3.2 Gen1
3.SDXCカードスロット

インターフェースはTB4にType-Aが2ポート、HDMIにオーディオジャックとごく一般的な構成です。言い換えると、大半の場面で足りないということがありません。

左右の丸い排気口は「Inspiron 16 Plus (7610)」と同じでかわいらしいですね。ここが他の「Inspiron」シリーズと見分けるポイントにもなっています。

全モデルdGPU搭載ということで電源アダプタは130Wですが、Type-C給電にも対応しています。
フルロード時は給電が追い付かないでしょうが、バッテリーの消費を抑えることはできます。

キーボードは他のInspironシリーズと同じもののようです。
スピーカーは底面左右についているので、キーボード上部の穴は吸気口と思われます。

カラーはDELL製品で一番多いプラチナシルバーです。

まとめ

「Inspiron 15 Plus (7510)」の価格はCore i5-10400H+RTX 3050モデルが17%オフクーポン適用で128,633円(税込・送料込)から、Core i7-10800H+RTX 3050 Tiモデルが同156,853円からとなっています。

Intel系CPU+RTX 3050なゲーミングノートと比べても同程度の価格帯なので、値段的にもありですね。

dGPU搭載機が欲しいけど、ゲーミングデザインは業務で使いづらいという層にはうってつけの一台ですね。

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