手のひらサイズの新型。72mm角の「ZX01」はCeleron N5105搭載で180ドル台から

PC

2022年1月、AliExpressにてCeleron N5105を搭載した超小型PC「ZX01」が発売されました。
メーカーやブランド名が出ておらず、ノーブランド品という扱いになるようです。

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スペック

■ ZX01
CPUCeleron N5105
メモリ8GB LPDDR4x
ストレージ128GB~1TB SATA SSD
インターフェースUSB 3.0×3
HDMI×2
1GbE 有線LAN
microSDXC
オーディオジャック
wi-fi802.11ac+BT4.2
サイズ72×72×45mm
重さ0.19kg

特徴

超小型PCはがじぇっとりっぷでもよく取り上げていて、レビューもしています。

【レビュー】 CHUWI LarkBox : 全部を無線化したくなる超コンパクトPC

※レビュー品はCeleron J4115でしたが、現在はCeleron J4125に変更されています。

基本的にはTDPの低いCeleron系が搭載され、Celeron J4125がもっとも性能の高いものという状態が一年以上続いていたわけですが(組込みRyzenなLIVA Q3 Plusは未発売)、ようやく次の世代が登場したということになります。

CPU

「ZX01」のCPUはJasperLake世代のCeleron N5105を採用しています。

CPUPassMark
Core i3-1115G4(2C/4T)65562774
Core i5-10210U(4C/8T)64872266
Core i3-1005G1(2C/4T)52102288
Celeron N5095(4C/4T)42441577
Ryzen 3 3250U(2C/4T)41311900
Celeron N5105(4C/4T)40521520
Core i3-10110U(2C/4T)40472305
Core i5-7200U(2C/4T)33801789
Celeron J4125(4C/4T)32381214
Athlon 3050U(2C/2T)32271776
Core m3-8100Y(2C/4T)30341841
Celeron N5100(4C/4T)25461251
Celeron N4100(4C/4T)24761005
Celeron N4000(2C/2T)14781072
Atom x7-z8750(4C/4T)1406704

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

Celeron N5105はTDPが10Wと高めな分CPU性能はかなり高く、マルチスレッド性能はRyzen 3 3250Uや第10世代Core i3-10110Uと並んでいます
グラフィックは性能が飛躍的にアップしたIce Lake世代と同じUHD Gen11で、実行エンジン(EU)は24EU。Core i3-1005G1が32EUなので単純計算で3/4の性能になります。

実際、同じ24EUなN5100では3DMark NightRaid(Graphics)で3375という記録があり、Core i3-1005G1では4604(実測)だったのでだいたい一致しています。
Celeron J4125(UHD 600)のスコアは2058なのでだいたい1.6~1.7倍の強化となります。

実はグラフィックに期待。Intelの10nmプロセスとなったCeleronの新世代「Jasper Lake」について

メモリとストレージ

メモリはオンボードな8GB LPDDR4xを使用。まぁサイズ的にSO-DIMMは無理ですよね。
ストレージはM.2 2242 SSD(たぶんSATA)で、128GBから1TBまでがラインナップされています。

2021年1月26日追記:ストレージはSATA/PCIe両対応とされているので、容量によってSATAとPCIeが変わりそうです。

その他

無線LANは802.11ac(Wi-fi 5)+BT4.2なIntel AC7265を採用。おそらくはオンボードで換装不可と思われます。

電源入力はType-C型で12V/2.5A(=30W)となっています。
間違って5Vオンリーの充電器を使っても動きません。

肝心のサイズですが、Celeron J4125搭載機は60~65mm角程度が多かったのですが、半回りほど大きい72mm角となっています。
その分インターフェースが少し充実しているので、悪い話ではないですね。

外観

インターフェースです。
超小型ながらデュアルHDMIを内蔵しています。
さらに「LarkBox」や「NucBox」では搭載されなかった有線LANも確保している点も素晴らしいなぁと。

超小型PCの中では有線LANがあるのって「TENKU BOX PC PRO mini」くらいですが、こちらはシングルHDMIなんですよね。

オリジナルかな?「TENKU BOX PC」シリーズは63mm角からCore i5搭載まで3モデル展開!

インターフェースの数はサイズとのトレードオフにならざるを得ず、その上でこれだけ詰め込んで来るのであれば半回り大きくなることは許容範囲というか、半回りで済むんだ?って気分です。

合成感たっぷりですが、だいたいのサイズ感です。
人差し指の長さが7cm前後なので、なんとなくイメージはしやすいんじゃないかなと。

まとめ

「ZX01」はAliExpressで販売中で、128GBモデルが184ドル(約2.1万円)1TBモデルで283ドル(約3.3万円)です。

2021年1月26日追記:今年に入ってからAmazonでも販売されるようになっていました。

安価に試すなら128GBモデルでもいいですが、メディアサーバーとかにするなら最初から1TBモデルにするのもありかと。
M.2 2242 SATAとかもともと数が少ないですし、自力換装しても価格的には変わりません。

デュアルHDMIを活用して2画面PCにするもよし、リモートデスクトップ表示用のテレワーク端末にするもよし、ちっちゃいので既存のノートPCなどとも共存しやすく、使い道には困らないですね。

関連リンク

販売ページ:AliExpress

コメント

  1. より:

    はじめまして。
    AliExpressのサイトにも、VS Beelink U59などと載っているようにどちらの性能が良いんでしょうかね。

    • がじぇっとりっぷ より:

      コメントありがとうございます。
      U59の搭載CPUはCeleron N5095で、JasperLakeの中では唯一のTDP15WなCPUとなっています。
      CPU性能が高い代わりにグラフィック性能はCeleron N4500など下位と同じレベルに落とされています。

      一方で「ZX01」のCeleron N5105はTDP10WでCPU性能はCeleron N5095より1割ほど低くなりますが、グラフィック性能は理論上1.5倍、実際には1.3~1.4倍程度となります。
      あとはコンパクトな筐体に収める場合は内部的にリミットを引き下げることがあるのですが、そのあたりの影響次第かと。

  2. より:

    ありがとうございます。
    比較してグラフィック性能が高いんですね。YoutubeとGoogleの3Dマップの表示に関しては「ZX01」の方が少し良い感じですかね。
    128GBモデルを買ってみようかと考え中なのですが、AliExpressではどの販売者もケースの画像しか載せていないんですね。なのでいくつかの販売者に内部画像を見せてほしいと問い合わせたんですが、どこもありませんでした。ちょっと不安ですね。

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