【メモ】「ITエンジニア本大賞 2023」技術書部門・ビジネス書部門ベスト10

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2023年1月16日、翔泳社は全国のITエンジニアが選んだ“おすすめ書籍”の投票を集計し、投票数が多かった上位10冊ずつを「技術書・ビジネス書各ベスト10」として発表、2月9日の「Developers Summit 2023」内で大賞が決定しました。

過去の大賞は以下。

【メモ】「ITエンジニア本大賞 2022」技術書部門・ビジネス書部門ベスト10
【メモ】「ITエンジニア本大賞 2021」技術書部門・ビジネス書部門ベスト10
【メモ】「ITエンジニア本大賞 2020」ベスト10が発表されました
「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞 2019」ベスト10
【メモ】「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞(ITエンジニア本大賞)2018」ベスト10

『ITエンジニア本大賞』はITエンジニアのみなさんに読んでほしい技術書・ビジネス書を選ぶ、翔泳社主催のイベントです。
2014年からスタートし、今回が10回目の開催となります。

元々は『ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞』という名前でしたが、2020年より通称であった『ITエンジニア本大賞』に変更されています。

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ITエンジニア本大賞2022 技術書部門ベスト10

技術書では去年と同じくオライリーが2冊ランクイン。どちらもコーディングではなくエンジニアリングについての内容となっています。
“入門と基礎”は5タイトルで、実践寄りだった2022年から回帰しています。ただ、”初心者向けの基礎系”が多いKADOKAWAや講談社ではないところがミソですね。

機械学習・データ分析分野は2018年から5冊、1冊、3冊、1冊、3冊ときて今年は1冊。このまま行けば来年は再び3冊でしょうか。

大賞:良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 保守しやすい 成長し続けるコードの書き方(技術評論社)

コーディングについては2014年の「リーダブルコード」以来の大賞受賞となります。

『ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux コマンド&シェルスクリプト基礎編』(日経BP)

『AWSの知識地図~現場必修の基礎から構築・セキュリティまで』(技術評論社)

『競技プログラミングの鉄則 アルゴリズム力と思考力を高める77の技術』(マイナビ出版)

『Googleのソフトウェアエンジニアリング』(オライリ-・ジャパン)

『Clean Craftsmanship 規律、基準、倫理』(アスキードワンゴ)

2019年にもランクインしたタイトルが、再ランクインしました。

『ソフトウェアアーキテクチャの基礎』(オライリー・ジャパン)

『プロになるJava 仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書』(技術評論社)

『プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで』(技術評論社)

『本質を捉えたデ-タ分析のための分析モデル入門 統計モデル、深層学習、強化学習等 用途・特徴から原理まで一気通貫!』(ソシム)

2021年の『分析者のためのデータ解釈学入門 データの本質をとらえる技術』と同じシリーズです。

ITエンジニア本大賞2022 ビジネス書部門ベスト10

ビジネス書はついにメタバース分野が登場、大賞まで獲得しました。

ざっくり分類でメタバースが2冊、マーケティング・データ分析が2冊、マネジメントが4冊、思考法・勉強法が2冊です。
2022年の「思考・アウトプット法」偏重から一転してばらけました。

過去の大賞とも傾向が違っていて、「テレワーク下でのコミュニケーション方法」から「テレワークを含んだ環境でのチーム管理」に段階が移っている印象を受けます。

大賞:メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界(技術評論社)

『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』(文藝春秋)

『エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する』(かんき出版)

『エンジニアリングマネージャーのしごと』(オライリー・ジャパン)

『紙と鉛筆で身につけるデータサイエンティストの仮説思考』(翔泳社)

『最高のチームはみんな使っている 心理的安全性をつくる言葉55』(飛鳥新社)

心理的安全性という言葉は2022年の「恐れのない組織」でも出てきます。

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『マネジメント3.0  適応力の高いチームを育むための6つの視点』(丸善出版)

『メタバース さよならアトムの時代』(集英社)

関連リンク

ITエンジニア本大賞:翔泳社

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