ゲームパッドが装着できる! One-Netbook「OneGx1」は7インチのゲーミングUMPC

PC

かなり取り上げるのが遅くなりましたが、One-Netbook社の7インチポータブルゲーミングUMPC「OneGx1」が2020年8月22日に発売されます。

発売日が決定したことで、公式サイトにおける予約特典が付属するキャンペーンは8月9日をもって終了いたします。

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スペック

CPUCore i5-10210Y
メモリ8/16GB LPDDR3
ストレージ256/512GB NVMe SSD
画面7インチ IPS WUXGA
USB3.2 Gen2(Type-C)×1
3.0(Type-C)×1
3.0×2
wi-fi802.11ax+BT5.1
サイズ173×136×21mm
重さ0.625kg
詳細スペックを見る
メーカーOne-Netbook
名称OneGx1
発売日2020/08
定価89,800円~
実売価格
価格条件
CPUCore i5-10210Y
グラフィックUHD 615
メモリ8 / 16GB
メモリ規格LPDDR3
メモリ増設×
2.5inch×
M.2256 / 512GB
画面7インチ H-IPS
解像度1920×1200
ベゼル幅
表面Gorilla Glass 4
タッチ対応10点マルチ
光学ドライブ
USB2.0
USB3.01(3.0)
USB-C1(Gen2)
1(3.0)
USB PD
HDMImicro
LANポート
wi-fi802.11ax
Bluetooth5.1
office×
カードリーダーmicroSD+SIM
Webカメラ×
赤外線カメラ×
NFC×
指紋センサー×
Windows Hello×
オーディオジャック
マイク
スピーカーモノラル
スピーカー位置
サウンド
キーピッチ14mm
キーストローク
キーボードバックライトRGB(4ゾーン)
バッテリー12000mAh
稼働時間12Hr
ACアダプタ45W
充電時間
急速充電
173mm
奥行き136mm
高さ21mm
重量0.625kg
開口角度135°程度?
カラー
その他特徴4Gモデルあり
コントローラー別売り
タッチペン別売り
光学式ポインティングデバイス

特徴

「OneGx1」はUMPCを手掛けるOne-Netbook初のゲーミングUMPCです。

CPUにはIntel第10世代のComet Lake-Yに属するCore i5-10210Yを搭載しています。

PassMark CPU
Core i5-1035G7(4C/8T)86012362
Core i5-10210U(4C/8T)64792259
Core i5-8250U(4C/8T)60851984
Core i5-10210Y(4C/8T)48952069
Core i3-10110U(2C/4T)42002425
Core i5-7200U(2C/4T)33801789
Core m3-8100Y(2C/4T)30341841
Celeron N4100(24C/4T)24761005

上段:マルチスレッド、下段:シングルスレッド

性能的にはエントリー向けノートやUMPCの下位モデルでよく使われるCeleron N4100のちょうど2倍くらいです。Core m3-8100Y日だと6割増しですね。

メインストリーム向けのUシリーズであるCore i5-10210Uと比べると、75%強にスコアが落ちますが、TDP15Wと9Wの比較であると考えると、落ち幅は少ないとみることもできます。

「GPD Win Max」に搭載されるCore i5-1035G7に対しては…むしろ「GPD Win Max」が頑張りすぎということで。

最強ゲーミングUMPC! 「GPD WIN Max」はIce LakeでTB3付で8.4万円弱
3DMark FireStrike
Radeon Vega 822102451
Iris Pro 10th16561766
UHD 62010721172
UHD 10th10141114
UHD 615836933
UHD 600372394

上段:総合スコア、下段:グラフィックスコア

グラフィック能力は…正直それほど高くはありません。
もちろんCeleron N4100(UHD 600)などと比べれば倍以上のスコアですが、Core i5-1035G7(Iris Pro 10th)と比べると半分強しかありません。

Ryzenは…比較にもなりませんね。

分かりやすいのは第8世代・第9世代ノート(UHD 620)の8割程度というところでしょうか。

直接ベンチマークしたわけではないのですが、すでに出回っているレビュー記事を見ると、DQベンチマークをFHD解像度・標準品質でなんとか”普通”評価となる程度のようです。

ディスプレイがWUXGA(1920×1200)だけにフル解像度でプレイしたくなるでしょうが、その場合は設定をかなり落としてもライト級で精いっぱいということです。

その他の仕様について、メモリ・ストレージは8GB RAM/256GB SSDまたは16GB RAM/512GB SSDの組み合わせです。

どちらもオンボードで交換はできません。特にSSDはMicro PCIeという聞きなれない規格で指の爪サイズとのことなので、電子工作の猛者でも換装は厳しいでしょう。

Wi-fiは802.1ax(Wi-fi 6)対応、ついでに4G/LTE対応モデルも用意されています。

バッテリーは内部の半分くらいを占める巨大なもので、容量は46.2WHr(12000mAh@3.85V)と、通常サイズのノートに引けを取りません。
なので稼働時間も12時間と、UMPCとしてはかなり長時間になっています。

筐体

▲全体です。

UMPCはベゼルが太くなりがち(幅の確保のため?)なのですが、「OneGx1」はかなり細くなっています。

キーボード上部真ん中には電源ボタンがあり、ファンの回転状況を見える化するLEDが仕込まれています。

カーソル操作はタッチパネル(10点マルチタッチ対応)か、キーボード下の光学ポインティングデバイスです。

個人的な感想ですが、光学ポインティングデバイスは使い勝手があまりよくないので、”マウスがないときも最低限何とかなる”程度に思っていた方がいいでしょう。

▲手の大きさとの対比です。

「OneGx1」はゲーミングノートみたいにディスプレイの後ろが大きくなっています。

そのため、排気口が大きく取られています。
といっても、EMI対策として、ハニカム排気口の奥にパンチホールパネルがあるのですが。

背面の青い楕円部分はゲーミングUMPCらしく、光ります。
さながらDELL「ALIENWARE」のコンパクト版といったところでしょうか。

▲インターフェースは背面に集中しています。

上記のように両手持ちスタイルが想定されているので、左右には出っ張るインターフェースを置かない方針ですね。

microHDMIが右側にあるのは、microHDMIを使うような場面では、「OneGx1」はテーブルに置いて使っているからということでしょう。

▲キーボードはユーザーアンケートというか、レイアウトを募集して決められました。

限られたキーにめいいっぱい押し込んでいるので仕方ないところですが、ファンクションキーが独立している点は評価できます。

逆に右シフトキーがないのが、個人的にはつらいですね。

▲冷却はデュアルファンで行います。

このファンもブレードが13枚と19枚で互いに素なため、共振が抑えられています。

▲左右に取り付けられるコントローラ(ゲームパッド)が用意されています。

まとめ

「OneGx1」は前述のとおり、8GB/256GBと16GB/512GBの2パターンが用意されています。
これにLTEのあるなしが加わるので、全部で4モデルですね。税別で以下の価格となっています。

8GB/256GB: 89,800円
16GB/512GB: 108,800円
8GB/256GB/LTE: 99,800円
16GB/512GB/LTE: 116,900円
コントローラ: 4,800円

GPD社などに比べてOne-Netbook製品はやや高い値段になることが多く、「OneGx1」も同じような傾向にあります。

なお、2020年8月9日までの限定で、公式サイトで購入すると予約特典が付きます。

関連リンク

【国内正規版】OneGx1 日本語キーボード(Windows10/7インチ/620g/第10世代Core i5) (16GB/512GB)

OneGx1:One-Netboo
ニュースリリース:One-Netboo

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