【レビュー】 Lenovo LP2:1500円のワイヤレスイヤホンの実力や如何に

ウェアラブル

最近がじぇっとりっぷではイヤホンのレビューが増えています。

今回のイヤホンは、なんとメーカーがLenovoです。日本ではあまり印象がありませんが、中国では結構な種類を発売しているようです。

Lenovo EarBuds:GearBest

そのなかでも2020年10月ころの発売と思われる(中国って発売日をあまり出さないんですよね…)、「LP2(Live Pod 2)」をレビューしたいと思います。

サンプル機を提供いただいたGearBest様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

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Lenovo LP2(Live Pod 2)

Gearbest Lenovo LP2 レビュー

GoodPoint
1500円台と安価
抜けるような高音
思ったよりバッテリーが持つ

BadPoint
技適がない
低音が弱すぎる
作りの安っぽさ

スペック

モデルLenovo LP2
Bluetoothバージョンv5.0
対応プロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデックAAC、SBC
通信距離約 10 m
ドライバーユニットφ10 mm
再生周波数帯域20Hz – 20,000Hz
スピーカー出力3mW
S/N比58dB
インピーダンス32dB±15%
マイク感度-42dB±3dB
ノイズリダクション通話ノイズ軽減
音楽再生時間(本体)約 3 時間
音楽再生時間(ケース込み)約 20 時間
イヤホン充電時間約 1 時間
バッテリー容量ケース:300 mAh
イヤホン:30 mAh
防水規格
重量イヤホン:片方約 3.4 グラム
ケース込:約 38 グラム
ケースサイズ約 46.8 x 56.1 x 24.6 mm

外観

▲箱はLenovoカラーの赤と黒です。

▲仕様部分のアップ

▲中を出したところ

何というか、箱やパッケージはとにかくコストを減らしている感が強いです。
まぁ実際、箱なんて中身を出した後はそうそう見向きもされないものなので、必要以上のコストを掛けないというのは合理的ではあります。

▲パッケージ全体です。

ペラの簡易マニュアルと、英語/中国語のマニュアルが付属しています。

▲付属のUSBケーブルは100円均一にありそうな雰囲気。

▲ケースにはロゴがでっかくついています。

▲充電端子は底面。

バッテリー容量は300mAhとちょっと少なめ

▲バッテリー容量が少ない分、10mm前後のドライバを持つイヤホンのケースと比較すると、一回り小さいです。

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▲ケースを開けるとこんな感じ

LEDはこの一つだけです。

▲ケースボタンがないと思ったらこんなところに。

▲取り出したイヤホン。

イヤーチップのないインナーイヤータイプでした。
背面部、”うどん”の根元付近に小さく開いた穴がマイクです。
頂点部に大きく開いているのは通気口と思われます。

“うどん”の根元辺りにタッチセンサーがあり、なんとなくでタッチ操作します。

▲作りは安っぽく、プラスチックの継ぎ目が目立ちます。

▲前述のイヤホンとの比較

実際に見て比べると「Lenovo LP2」はやや小ぶりな印象を受けます。

▲重量は左右合わせて7gケース込みで38gでした。

操作について

「Lenovo LP2」の操作は割とシンプルです。

電源オンケース取り出し/3秒長押し
電源オフケースに戻す/5秒長押し
音楽操作
1回タップ再生/一時停止
2回タップ曲送り曲戻し
3回タップ音量UP音量DOWN
通話
1回タップ通話/電話を切る
2秒長押し着信拒否
通話中1秒長押し通話切り替え

使ってみた感想

かけ心地について

「Lenovo LP2」はインナーイヤータイプですが、かけてみた感じではよくフィットして、軽く動いたくらいでは落ちそうな感じはしません。

ただ、うまく位置を合わせないと、すごく音が変わります
特に元々インナーイヤー型の苦手とする低音は影響を受けやすく、ただでさえ聞こえないのに、向きによってはほとんど聞こえなくなります

長時間の装着では、がじぇっとりっぷの場合、3時間程度で耳が少し痛くなりました。

音質について

曲を再生してまず最初に感じたのが、抜けるようにクリアな高音です。ノイズがなく快晴の空のような透明感が頭の中を通り抜けていきます。
1000円台でこの音質!?と驚愕しながら聞いていると、すぐに違和感がやってきます。そう、低音の不在です。スカスカどころじゃなく、集団失踪しています。低音どこ行った?10mmという大口径のドライバが泣いているぞ。

中低音くらいまでは出ているので、このイヤホンで和太鼓を聞くと一応音は鳴っていますが、大太鼓なのに小太鼓くらいにしかなりません。残響音も中途半端です。ふちを叩くカカンッて音が一番響きがいいってどうなんだ…

もっとひどいのは低音と高音が混ざる楽器の音です。オーボエなんかオーホエです。ホエー。

イヤホンをグッと耳に押し付けると密閉度が上がって、低音が遠くの方にひょこっと顔を出しますが、重低音は変わらず見当たりませんし音圧も足りません。それにイヤホンを押さえ続けて聞くわけにもいきません。

こいつらは最初からいなかったんだ…

そう割り切ってしまうと、女性ボーカル曲やピアノソロはとても気持ちよく聞けます。「雪の華」とか聞くと、冬のピンと張った空気が感じられてテンションが上がります。

中音?奴らは普段通りだ。いつもそこにいる。

そんなわけで、割と口径の大きいドライバにも関わらず高音が得意というのが、「Lenovo LP2」の特性のようです。

音質はデバイス側のチップや再生ソフトなど、視聴環境によっても大きく変化します。また、聴き手の好みやジャンルによっても左右されます。
あくまでもレビュー者の個人的感想である点にご注意ください。

音域について

音域テストには「WaveGene」というアプリを使用しています。

テスト信号発生ソフト WaveGene

まともに聞こえるのは下は50Hzから、上は15000Hz付近まででした。
200Hzくらいまでは音がざらついている上に妙に軽く、低音っぽくない音になっています。

350Hz付近から反響なのか共鳴なのか、出している音より一段高い音がホワホワと聞こえはじめ、1500Hz付近まで来ると本来のピーという音に重ねて、ヒュイーという風の抜けるような音が出ています。

多分これが、高音の透明感の正体と思われます。

3000Hz付近に少しノイズがありますが、4000Hzから8000Hzくらいまではクリアな音でした。

稼働時間について

「Lenovo LP2」の仕様上の稼働時間は、本体3時間、ケース込み20時間です。

実際に視聴しながら計測したところ、音量:中(静かな部屋でちょうどいいくらい)で、5時間30分で「Low Battery」のアナウンス、5時間33分で「Power Off」となりました。

予想外にバッテリーが長持ちしましたが、外の環境だともう少し音量を上げるので短くなるとは思います。

まとめ

「Lenovo LP2」の価格は、GearBestで1,521円(記事執筆時点)です。購入方法は下の記事をご参照ください。

中国の通販サイト『GearBest』で購入して輸入する方法について

「Lenovo LP2」の音は、トータルでは価格通りの音といえます。高音だけなら5,000円クラスなのですが、低音がボロボロです。
価格だけは抜群に安いので、よく聞くのは女性ボーカル中心だとかピアノ曲が多いという人には合っているでしょう。

まぁ一番の問題は技適どころかFCC(北米向けの技術認証)・CE(EUの法律適合)マークすらもない点なのですが…

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